考古学フォーラム情報BOX922
◆ 展示会・講演会・研究会========
- あいち朝日遺跡ミュージアム
企画展「弥生人といきもの2025 虫のおしらせ」
あいち朝日遺跡ミュージアムでは、弥生時代の人々と様々な「いきもの」との関わりについて紹介する企画展を毎年開催しています。
今年の企画展では「虫」を取り上げます。朝日遺跡を始め、全国の弥生時代の遺跡調査では多くの虫の破片や痕跡が出土しており、当時の遺跡の環境や生活を推測する研究が行われています。また、弥生時代は日本で養蚕など、人と虫との新しい関係が始まった時代でもありました。
本企画展では、各地の弥生時代の遺跡で出土した虫に関する資料、虫を象った祭祀具、弥生時代の絹製品を展示し、人と虫との多様な関わりについて紹介します。
会 期:2025年7月19 日(土)〜9月15日(月・祝)
休館日:毎週月曜日(ただし7月21日(月・振休)、8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館し、各日の翌日(火)は休館)
会 場:あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(清須市朝日貝塚1番地)
観覧料:一般300円、高校生・大学生200円(団体割引あり)
講演会等:
講演会「ムシが語るヒトの歴史-縄文時代から明治まで」
朝日遺跡が、どのような場所でどのようなプロセスを経て成立したか。朝日遺跡に 30万匹の糞虫がいたのは本当か?家康と戦った本證寺にいたムシや、わが国に最初に鉄道が走った高輪築堤跡から見つかった死番虫は何を語るのか。日本の様々な時代をムシから探る講演会です。
日 時:2025年8月9日(土)13時30分から15時まで
会 場:あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)
講 師:森 勇一氏(東海シニア自然大学)
受講料:無料
定 員:50人(要事前申込み)
申込方法:ミュージアム窓⼝または公式サイト(https://aichi-asahi.jp/exhibition/3655/)の応募フォームより
申込期間:2025年6月19日(木)から7月27日(日)まで
備考:申込多数の場合は抽選。抽選の有無に関わらず、参加いただける方にはメール等で8月1日(金)までに連絡します。
講座ヒストリーカフェ「弥生人のとなりにいた虫」
絵画銅鐸など、ごく僅かな例を除き、弥生人が虫を表現した資料はほとんどありません。しかし、日本各地の遺跡から出土した資料は、弥生人と“虫たち”の間に切っても切れない関係があったことを示しています。今回の展示資料から、どのような関係が見えるのか御紹介します。
日 時:2025年9月13日(土)13時30分から14時30分まで
会 場:あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)
講 師:田中恵美氏(あいち朝日遺跡ミュージアム学芸員)
受講料:無料
定 員:25人(要事前申込み)
申込方法:ミュージアム窓⼝または公式サイト(https://aichi-asahi.jp/exhibition/3655/)の応募フォームより
申込期間:2025年6月19日(木)から8月31日(日)まで
https://aichi-asahi.jp/exhibition/3655/
◆ お知らせ========
先年惜しくも59歳で亡くなられた愛媛大学教授 柴田昌児さんの著作集が、このたび刊行されることとなりました。
刊行部数は200部を目標としており、価格は8,000〜10,000円(税抜き)を予定しています。価格については刊行部数によって変動するため、多くの皆様方からご予約をいただくと、そのぶん安くなります。
また、事前予約をいただくと、その税込価格×0.8+送料(1冊あたり500円程度)でお買い求めいただけます。
つきましては、生前、柴田さんと懇意にしていた樋上 昇が愛知県内の取りまとめ役をさせていただきます。
nobo_higami1@mac.com 宛に、住所・氏名・所属・希望冊数を書いてお送りください。
なお、内容につきましては、以下の画像に目次が掲載されていますので、そちらをご参照ください。
一人でも多くの方々のご購入を望んでおります。
愛知県埋蔵文化財センター 樋上 昇
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