考古学フォーラム情報BOX851
◆ 展示会・講演会・研究会========
- 豊橋市:
「副葬品がかたる古墳文化−寺西1号墳シンポジウム−」
寺西1号墳は、豊橋市にかつて存在した6世紀後葉の、直径25mの円墳です。愛知大学が昭和40年に緊急発掘調査を行い、未盗掘の横穴式石室から鉄器を中心とする大量の副葬品が出土しました。
その後、副葬品は長く愛知大学綜合郷土研究所に保管され、一部は豊橋市美術博物館にも収蔵されました。令和元〜3年度にかけて副葬品の一部の整理作業や大刀の保存処理を行い、後期古墳としては破格の内容であることが明らかになりました。
このシンポジウムは、整理作業の成果を公表し、市民の古墳文化への理解を深めることを目的にしています。
日 時:3月19日(土)
会 場:豊橋市公会堂(豊橋市八町通二丁目22、豊橋鉄道市内線「市役所前」下車すぐ ※国登録有形文化財)
参 加:無料、当日先着300人
主 催:愛知大学綜合郷土研究所
共 催:豊橋市教育委員会
協 力:東海古墳時代研究会
当日のスケジュール:
12:00 開場
13:00 開会あいさつ
13:05 「寺西1号墳とはどんな古墳か」岩原 剛(豊橋市文化財センター)
13:30 「象嵌装大刀(ZOOM発表)」初村武寛(〈公財〉元興寺文化財研究所)
13:55 「武器・馬具」大谷宏治(静岡県文化財課)
14:20 休憩1
14:35 「須恵器」大西遼・尾崎綾亮(愛知県陶磁美術館・愛知県埋蔵文化財調査センター)
15:00 「6〜7世紀の古代氏族」廣瀬憲雄(愛知大学文学部)
15:30 休憩2
15:45 セッション
16:45 閉会あいさつ
展 示:寺西1号墳の出土品を会場に展示します。ポスターに掲載された、象嵌装大刀を保存処理後初公開。
問合せ:愛知大学綜合郷土研究所 0532- 47-4160
豊橋市文化財センター(岩原) 0532-56-6060
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓