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2022年2月28日 (月)

考古学フォーラム情報BOX851

◆ 展示会・講演会・研究会========

  • 豊橋市:

「副葬品がかたる古墳文化−寺西1号墳シンポジウム−」

 寺西1号墳は、豊橋市にかつて存在した6世紀後葉の、直径25mの円墳です。愛知大学が昭和40年に緊急発掘調査を行い、未盗掘の横穴式石室から鉄器を中心とする大量の副葬品が出土しました。

 その後、副葬品は長く愛知大学綜合郷土研究所に保管され、一部は豊橋市美術博物館にも収蔵されました。令和元〜3年度にかけて副葬品の一部の整理作業や大刀の保存処理を行い、後期古墳としては破格の内容であることが明らかになりました。

 このシンポジウムは、整理作業の成果を公表し、市民の古墳文化への理解を深めることを目的にしています。

日 時:3月19日(土)

会 場:豊橋市公会堂(豊橋市八町通二丁目22、豊橋鉄道市内線「市役所前」下車すぐ ※国登録有形文化財)

参 加:無料、当日先着300

主 催:愛知大学綜合郷土研究所

共 催:豊橋市教育委員会  

協 力:東海古墳時代研究会

当日のスケジュール:

 1200 開場

 1300 開会あいさつ

 1305 「寺西1号墳とはどんな古墳か」岩原 剛(豊橋市文化財センター)

 1330 「象嵌装大刀(ZOOM発表)」初村武寛(〈公財〉元興寺文化財研究所)

 1355 「武器・馬具」大谷宏治(静岡県文化財課)

 1420 休憩1

 1435 「須恵器」大西遼・尾崎綾亮(愛知県陶磁美術館・愛知県埋蔵文化財調査センター)

 1500 「6〜7世紀の古代氏族」廣瀬憲雄(愛知大学文学部)

 1530 休憩2

 1545 セッション

 1645 閉会あいさつ

展 示:寺西1号墳の出土品を会場に展示します。ポスターに掲載された、象嵌装大刀を保存処理後初公開。

問合せ:愛知大学綜合郷土研究所 0532- 47-4160

    豊橋市文化財センター(岩原) 0532-56-6060

 

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、

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2022年2月 7日 (月)

考古学フォーラム情報BOX850

◆ 展示会・講演会・研究会========

  • 豊田市:

公開シンポジウム「伊保谷からみた豊田市の古代」

 豊田市西部の伊保谷は、古代の早い時期から土地利用がおこなわれ、その高い生産力を背景に、古代寺院である伊保廃寺(伊保古瓦出土地)も造営されました。名古屋大学考古学研究室では、文部科学省科学研究費基盤研究B「古代における谷底平野および周辺丘陵部の開発と宗教施設の展開に関する研究」(代表:梶原義実 20172021年度)を獲得し、伊保廃寺の発掘調査をはじめとした研究を進めてきました。

 本シンポジウムでは、伊保谷を含む豊田市西部の古代について、寺院造営を議論の主軸としつつ、窯業生産や造墓活動など多様な視点からあきらかにしていきます。

主 催:名古屋大学考古学研究室・豊田市

日 時:2022(令和4)年3月13日(日) 13:0016:0

場 所:豊田市産業文化センター(愛知県豊田市小坂本町1丁目25)小ホール

次 第(題目は変更になる可能性があります)

 13:0013:05 開会の辞(豊田市生涯活躍部長)

 13:0513:20 前提整理1「伊保谷と亀首谷の古墳時代」

  豊田市生涯活躍部 森 泰通

 13:2013:35 前提整理2「猿投窯系須恵器編年の再編と下り松瓦窯の操業年代」

  京都国立博物館 尾野善裕

 13:3514:10 調査報告「伊保廃寺(伊保古瓦出土地)の発掘調査」

  名古屋大学 梶原義実

 14:1014:35 研究発表1「三河の古代集落と寺院」

  愛知県埋蔵文化財センター 永井邦仁

 14:3514:45 休 憩

 14:4515:10 研究発表2「三河の古代寺院と造営氏族」

  東京医療保健大学 三舟隆之

 15:1015:35 研究発表3 「文献史料からみた参河国賀茂郡の郷をめぐって」

  名古屋大学 古尾谷知浩

 15:3515:45 休 憩(討議の会場設営)

 15:4516:25 討 議   発表者/司会:高橋健太郎(豊田市生涯活躍部) 

 16:2516:30 閉会の辞(梶原義実)

定 員:120人(抽せん)/入場無料/事前申込制 

申込み:3月10()までに、「氏名・住所・電話番号・メールアドレス・申込人数」を明記の上、ハガキかEメールで名古屋大学人文学研究科考古学研究室(464-8601名古屋市千種区不老町またはkajiwara@nagoya-u.jp)

問い合わせ:

名古屋大学人文学研究科考古学研究室 梶原義実

TEL・FAX052-789-2237 E-mail kajiwara@nagoya-u.jp

豊田市郷土資料館 森

TEL0565-32-6561 FAX34-0095 E-mail:rekihaku@city.toyota.aichi.jp

その他:

新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況により、開催中止となる場合があります。

中止決定の場合、申込みされた方には連絡を差し上げます。

 

http://www.toyota-rekihaku.com/

 

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2022年2月 5日 (土)

考古学フォーラム情報BOX849

◆ 展示会・講演会・研究会========

  • 名古屋市:

史跡大曲輪貝塚講演会「人骨から読み解く縄文時代」

日 時:2022212日(土)1300開場 1330開演(1530終了予定)

場 所:鯱城ホール(名古屋市中区栄一丁目2313号 伏見ライフプラザ5階)

    名古屋市営地下鉄東山線「伏見」6番出口より南へ徒歩7分

    名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音」4番出口より北へ徒歩7分

    ※公共交通機関でお越しください。

参加費用:無料

定 員:370名(当日先着順)

内 容 1330 開演

    1335 報告「令和3年度の史跡大曲輪貝塚の発掘調査成果」 纐纈茂(名古屋市教育委員会)

    1400 講演「骨考古学からみた縄文時代の社会−愛知県の事例を中心に−」山田康弘氏(東京都立大学)

その他:講演会の様子はYouTubeで配信します(ライブ配信・録画配信)。

    URLhttps:/youtu.be/Le1MoBjBaJQ

 当日、受付にてお名前、ご連絡先のご提供をお願いします(新型コロナウィルス感染者の発生に伴い、保健センター等の公的機関に提供することがあります。)

問合せ先:名古屋市教育委員会文化財保護室 TEL052-972-3269 FAX052-972-4202

 

https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000137454.html

 

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