◆ 展示会・講演会・研究会========
1.第4回とよはしシンポジウム「豊橋の縄文時代の魅力を探る」
※感染症拡大の状況により内容を変更する可能性があります(後日、YouTubeで配信予定)
日 時:令和4(2022)年1月29日(土)午後1時から
会 場:豊橋市公会堂(豊橋市八町通二丁目22)
豊橋駅東口から路面電車に乗車し、「市役所前」で下車。徒歩1分。
会場には駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
参 加:無料、定員300名(当日受付、事前申込不要)※公会堂大ホール定員601名のところを制限
内 容:
豊橋市には三河湾に面した牟呂地区の貝塚群をはじめ、多くの縄文時代の遺跡がしられています。
縄文時代というと、文字が残らないためか、その後の時代に比べて歴史像があいまいで、漠然としたイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかしながら、近年の大型開発事業に伴う発掘調査や精緻な研究により、豊橋や東三河の縄文遺跡の実態が徐々に明らかになってきました。
このシンポジウムでは、最近の発掘調査や研究の成果を基に、縄文時代における食料獲得(生業活動)、物の流れ(流通)、儀礼や葬送などの精神文化に焦点を当て、全国的な視点から講師の先生にご講演いただくとともに、その魅力についてお話しいただきます。
次 第:
12:00 受付開始
13:00〜13:05 開会あいさつ
13:05〜13:20 「豊橋の縄文遺跡の紹介」 村上 昇(豊橋市文化財センター)
13:20〜14:00 「動物考古学からわかる坂津寺貝塚の様相」 丸山真史(東海大学)
14:00〜14:10 休憩
14:10〜14:50 「黒曜石の流通と豊橋」池谷信之(明治大学)
14:50〜15:30 「縄文時代の精神文化−儀礼と埋葬—」長田友也(中部大学)
15:30〜15:40 休憩
15:40〜16:40 討論会「豊橋の縄文遺跡の魅力」
講師 + 司会:譽田亜紀子(ライター)
16:40〜16:45 閉会あいさつ
◆問合先:豊橋市文化財センター(電話0532-56-6060、担当:村上)※土日祝日、年末年始を除く
2.第18回土偶研究会豊橋市大会(2022)
土偶研究会は、毎年恒例の研究集会(第18回)を豊橋市教育委員会と共催します。
テーマ:「東海の土偶」
縄文時代の地域区分の基本は、東日本と西日本であり、東海地方と北陸地方は一貫してその境界に位置していた。
東海4県の土偶は、東西日本の大きな動向とどのように関わっていたのか、とくに愛知県の後期・晩期の様相を中心に、最新の調査成果・研究成果をまとめる。
日 程:2022(令和4)年1月30日(日) 11時〜16時30分 ※研究集会「東海の土偶」は13時〜
会 場:豊橋市公会堂 大ホール(愛知県豊橋市八町通二丁目22)
豊橋駅東口から路面電車に乗車し、「市役所前」下車。徒歩1分。
会場の駐車場はご利用できませんので、公共交通機関をご利用ください。
時 間:
10:30 開場(受付開始)
11:00 開会(挨拶:成田滋彦土偶研究会代表・各県土偶報告など)
12:00 昼休み
12:30 午後の受付開始
13:00 研究集会開会挨拶(豊橋市教育委員会)
13:05 発表1「東海地方の土偶概説」伊藤正人(元名古屋市学芸員)
13:35 発表2「東三河の土偶について」村上昇(豊橋市文化財センター)
14:05 発表3「後期の土偶について(東日本からの視点)」上野修一(大田原市なす風土記の丘湯津上資料館館長)
14:35〜14:50 休憩
14:50 発表4「分銅形土偶と岩偶岩版類」川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター)
15:20 発表5「晩期の土偶について」前田清彦(豊川市教育委員会)
15:50 総括:コメントと質疑応答 進行:長田友也(中部大学)
16:25 閉会挨拶(成田代表)
※午前中は会員・研究者向けを想定した事例報告・情報交換をおこないます。
午後は一般参加者も含めた研究会です(午前午後とも参加資格は問いません)。
申込み等:当日先着300名。参加料無料。
※事前申し込みは必須ではありません。
ただし、新型コロナウイルス感染症が蔓延した場合には、ZOOMを利用したリモート開催になる可能性があります。
その場合には、事務局から皆様にその旨をお知らせいたしますので、事前申し込みにご協力ください。
事前の申し込みがない場合にはリモート開催にはご参加いただけませんので、ご注意ください。
※事前申し込みされる場合は、件名に「土偶研究会参加申し込み」と明記の上、
お名前、ご連絡先電話番号、メールアドレスを明記の上、
2022年1月21日(金)までに 下記アドレス宛にメールでお知らせください。
なお、受付完了時には、その旨をメールで返信します。返信が無い場合は、お知らせください。
※事前申込先メールアドレス munya2jp@yahoo.co.jp(豊橋市文化財センター 村上)
資料等:発表要旨(土偶研究会資料集)は予価2000円程度、購入義務はありません。
昼食:昼食は各自でご用意ください。発表会場を含め、館内では特定のエリアを除いて飲食できません。
昼食持参の方はリハーサル室を利用いただけますが、席に限りがありますので(40席程度)、譲りあってご利用ください。リハーサル室の場所は、豊橋市公会堂の見取り図をご参照ください。
なお、近隣には飲食店が少なく、コンビニエンスストアまでは徒歩10分程度の距離がありますので、ご注意ください。
その他:
新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況により、開催内容が見直される場合があります。その場合は、豊橋市美術博物館の「文化財センターのお知らせhttp://www.toyohashi-bihaku.jp/?page_id=1613のページにてお知らせします。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、懇親会および見学会は設定しません。
問合先:豊橋市文化財センター 村上(電話0532-56-6060)まで
※土日祝日、年末年始を除く
3.コーナー展示「豊橋の縄文時代」
趣 旨:
第4回とよはしシンポジウム「縄文時代の魅力を探る」と第18回土偶研究会 豊橋市大会の開催に合わせて、豊橋市内の遺跡から出土した縄文時代の資料と三河地方の遺跡から出土した土偶を展示する。
豊橋市の縄文時代の特徴をコンパクトに紹介する。
期 間:令和4年1月15日(土)〜令和4年2月13日(日)(予定)
※月曜日休館
会 場:豊橋市美術博物館(豊橋市今橋町3−1) ラウンジ
構 成 ※所蔵者が明記されていないものは豊橋市教育委員会蔵
コーナー1:豊橋の縄文のはじまり(覗きケース)
・嵩山蛇穴 縄文土器・石器・骨角器・貝類遺存体
・西側北遺跡 縄文土器・竪穴建物復元模型
・眼鏡下池北遺跡 縄文土器・槍先形尖頭器・スクレイパー・台石・磨石
・石塚貝塚 縄文土器
コーナー2:豊橋にやってきた黒曜石(覗きケース)
・西側北遺跡 黒曜石
・西側遺跡 黒曜石
コーナー3:縄文人の祈り−豊橋と三河の土偶−(覗きケース)
・設楽町マサノ沢遺跡出土 ハート形土偶 1点(後期・愛知県蔵)
・刈谷市中条遺跡出土 山形土偶 1点(後期・刈谷市)
・新城市観音前遺跡出土 山形土偶 1点(後期・個人蔵)
・豊川市麻生田当海津遺跡出土 ミミズク土偶 1点(晩期・名古屋市博物館)※写真展示
・豊川市麻生田大橋遺跡 人形土偶(臀部が凹む土偶) 1点(晩期・桜ケ丘ミュージアム蔵)
・豊川市麻生田大橋遺跡 人形土偶(工字文施文土偶) 1点(晩期・桜ケ丘ミュージアム蔵)
・豊川市麻生田大橋遺跡 台式土偶 1点(晩期・桜ケ丘ミュージアム蔵)
・新城市観音前遺跡出土 人形土偶(今朝平タイプ) 4点(新城市教育委員会)
・新城市真向遺跡出土 一本脚土偶 1点(個人蔵)
・刈谷市中条遺跡出土 分銅形土偶 1点(後期・刈谷市)
・豊川市菟足神社遺跡出土 土偶 1点(豊川市教育委員会蔵)
・豊橋市水神遺跡出土 土偶 1点
・豊橋市坂井遺跡出土 人形土偶 1点(個人蔵)
・豊橋市坂井遺跡 板状土偶 1点
・豊川市稲荷山貝塚出土 人形土偶 2点(桜ケ丘ミュージアム蔵)
・豊川市麻生田大橋遺跡 人形土偶(肩が張る土偶) 1点(桜ケ丘ミュージアム蔵)
・豊橋市大蚊里貝塚出土 人形土偶 1点
・刈谷市中条遺跡出土 人形土偶(肩が張る土偶) 2点(刈谷市教育委員会蔵)
・豊橋市白石遺跡出土 土偶形容器 1点
・豊川市稲荷山遺跡出土 土偶形容器 1点(豊川市教育委員会蔵)
・豊川市麻生田大橋遺跡 人形土偶(男女の土偶) 2点(桜ケ丘ミュージアム蔵)
コーナー4:牟呂貝塚群の形成(露出展示)
・水神貝塚(第2貝塚)貝層パネル
・内田貝塚出土 縄文土器 深鉢
・貝塚ジオラマ

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