考古学フォーラム情報BOX787
- 瀬戸蔵ミュージアム:
企画展「新出土品展 瀬戸市指定史跡 本地大塚古墳−矢田川流域の古墳と埴輪−」
期 間:令和2年6月6日(土)〜9月13日(日)
休館日:月1回(第4月曜日 ※例外の場合があります)
本地大塚古墳は、瀬戸市南西部、西本地町に現存する、6世紀前半に造られた瀬戸市内では唯一、前方後円墳と分かる全長33メートルの古墳で、昭和51年(1976)に瀬戸市指定史跡として登録されました。
同古墳の発掘調査は、昭和40〜41年(1965〜1966)に行われましたが、発掘の成果を知る主だった資料は火災により焼失してしまいました。しかし一部の出土品はかろうじて難を逃れ、多くの埴輪が残されました。
この発掘調査から約50年後の平成27年(2015)に、古墳に隣接する幡山西保育園の園舎建て替えに伴い、発掘調査を実施しました。今回の調査は主に後円部の北側を行い、その結果墳丘の周囲を二重に濠が巡っていたことが分かり、古墳の規模が推定できるようになりました。
今回の企画展では、本地大塚古墳の調査の成果を紹介するとともに同古墳が位置する、矢田川流域の古墳の出土品も合わせて紹介します。5世紀後半から6世紀前半にかけて築造された古墳とそこにめぐらされた埴輪を始めとした出土品をご覧いただき、古代の瀬戸に思いを馳せる機会としていただければ幸いです。
http://www.city.seto.aichi.jp/docs/2011031500092/
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