考古学フォーラム情報BOX779
◆ 展示会・講演会・研究会========
- 第34回考古学研究会東海例会:
テーマ:「荒尾南遺跡を読み解く〜集落・墓・生業〜」
日 時:2020年2月1日(土)・2日(日)
会 場:大垣市スイトピアセンター 学習館2F スイトピアホール
趣 旨:荒尾南遺跡は濃尾平野の西北部に位置する岐阜県大垣市の弥生時代から古墳時代にかけての遺跡で、これまで岐阜県文化財保護センターなどの発掘調査により、岐阜県でも最大規模の弥生集落が確認されています。本例会では調査報告書の刊行後における研究成果を踏まえながら荒尾南遺跡を多角的に分析し、記録保存化した遺跡の再評価を試みます。
プログラム:
2月1日(土)13:30〜17:00
第I部 「荒尾南遺跡をモノから読み解く 」
報告1:春日井恒(岐阜県文化財保護センター)・中井正幸(大垣市教育委員会)
「荒尾南遺跡の概要」
報告2:石黒立人(元愛知県埋蔵文化財センター)
「荒尾南遺跡出土土器からみた地域関係」
報告3:樋上 昇(愛知県埋蔵文化財センター)
「荒尾南遺跡を取り巻く伊勢湾周辺地域の鍬生産〜集約的生産と集落内分掌〜」
報告4:岩本崇(島根大学)
「荒尾南遺跡の青銅器と古墳出現期前後の青銅器生産」
報告5:久住猛雄(福岡市教育委員会)
「近畿地方以東における「板石硯」の伝播と展開」
懇親会
2月2日(日)9:30〜15:30
第II部 「荒尾南遺跡を集落と墓地から読み解く」 < 9:30〜12:00 >
報告6:石黒立人(元愛知県埋蔵文化財センター)
「荒尾南遺跡と弥生終末期社会」
報告7 :藤井整 (京都府教育委員会)
「近畿地方からみた荒尾南遺跡の墓地構造」
討 論:モデレーター 石黒立人
第III部 講演会 < 13:00〜15:30 >
講演1:高橋 学(立命館大学)
「荒尾南遺跡からみた災害史」
講演2:深澤芳樹(天理大学客員教授)・毘 政明(神奈川大学歴史民俗資料学研究科教授)
「荒尾南遺跡出土船絵をめぐって」
問い合わせ:
第34回例会担当 大垣市教育委員会 中井正幸
E-mail:masayuki25@icloud.com
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- 多治見市文化財保護センター:
企画展「尼ヶ根古窯 —瀬戸黒のはじまり—」
今回の展示では瀬戸黒に焦点を置き、尼ヶ根古窯と周辺の窯で出土した瀬戸黒とを併せて展示し、瀬戸黒が変容していく様子をご紹介したいと思います。
尼ヶ根古窯では他にも、灰志野と思われる製品や銅緑釉を使用した製品、黄瀬戸や黄天目など、様々な釉薬を使用した製品が生産されました。また、茶の湯で使用するやきものだけではなく、皿や擂鉢などの日用雑器も多く焼かれています。尼ヶ根古窯の種類豊かな製品の魅力を本展でどうぞお楽しみください。
期 間:令和2年1月14日(火)〜6月19日(金)
場 所:多治見市文化財保護センター展示室
(多治見市旭ヶ丘10丁目6−26)
時 間:午前9時〜午後5時
休 館:土・日・祝日
※入場料無料
https://www.city.tajimi.lg.jp/bunkazai/index.html
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