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2019年5月27日 (月)

考古学フォーラム情報BOX752

◆ 展示会・講演会・研究会========

  • 瀬戸蔵ミュージアム:

企画展「新出土品展 古代TOWNわかみや〜古墳時代に栄えた矢田川流域の集落〜」

 若宮遺跡は、瀬戸市南東部の矢田川上流域にあり、東西約700m、南北約450mの広大な範囲に及ぶ集落遺跡です。その周辺を取り囲む山々には、多くの古墳があります。古墳に葬られた人々は、この一帯を治める権力者であったと考えられています。遺跡が広がる範囲は、もともとは田畑が広がる風景でしたが、近年は宅地も多くなってきました。それに伴い、遺跡を発掘する機会も増え、古墳時代の竪穴住居跡が見つかったり、大量の土器や装飾品である勾玉も発見されています。

 本展では「古代TOWN(タウン)わかみや」と題して、出土資料の展示と共に、近年の発掘調査の結果で見えてきた若宮遺跡と周囲の古墳に葬られた人々とを結んで紹介していきます。出土した遺物や生活の痕跡などをひも解きながら、かつて市内にあった古代の大きな集落を探る旅に出かけてみましょう。

開催期間:2019年5月18日(土)〜2019年8月25日(日)

http://www.city.seto.aichi.jp/docs/2011031500092/

 

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  • 浜松市地域遺産センター:

企画展「はままつ文化財速報展2019

日 程:2019525日(土曜日)〜715日(月曜日)

会 場:浜松市地域遺産センター 2階ガイダンスコーナー

内 容:市内における文化財の最新トピックスや調査・活動成果を紹介

休館日:毎週月曜日(祝日の場合火曜日) ※最終日は祝日のため開館

観覧料:無料

問合せ:

浜松市地域遺産センター 浜松市北区引佐町井伊谷616-5 電話053-542-3660

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/bunkazai/kouza/text/tokugawaieyasu400nen.html

 

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、

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2019年5月18日 (土)

考古学フォーラム情報BOX751

◆ 展示会・講演会・研究会========

  • みよし市立歴史民俗資料館:

春季企画展「みよしの遺跡を掘る 発掘調査成果展」

 今回は、近年の発掘調査で得られた昔のみよしに関する、最新の調査成果を展示します。みよし市内には、窯跡、城跡、集落跡など様々な種類の遺跡がありますが、これまで最も多く見つかっているのは、古代から中世にかけての窯跡です。しかし近年の調査によって、昔の人々が実際に生活していた集落の跡も徐々に増えています。

 本展示会では、これらの調査で見つかった建物の跡や土器のかけらなどを紹介し、そこから得られた成果を踏まえ、最新のみよしの歴史を市民に分かりやすく展示・解説します。

期 間:平成31427日(土曜日)から623日(日曜日)まで

 

★ギャラリートーク&ハンズ・オンを実施します。

日 時:68日(土)午前10時から午後1130 歴史民俗資料館内

 発掘で出てきた実際の資料を触りながら、学芸員より展示の解説を聞くことのできるイベントです。

 いずれも予約や料金は不要です。時間に直接会場にお集まりください。

https://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/shiryoukan/index.html

 

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  • 奈良文化財研究所・歴史土器研究会 共催シンポジウム:

「飛鳥時代の土器編年再考」

開催趣旨:

 1978年に、飛鳥時代を5期に区分する土器編年観が示されてから、40年が過ぎました。今日もなお参照・引用され続けていることからも明らかなように、優れた研究ではありますが、その後蓄積され続けている膨大な資料の中には、暦年代推定が可能な資料も含まれており、年代観の見直しとともに新出の資料群をこれまでの枠組みの中にどのように位置づけるのか、という新たな課題も生じてきています。とりわけ、土器様式が大きく転換する7世紀半ばから後半の土器編年観は、日本の古代国家形成期における各地の遺跡の評価に大きく関わるものです。

 今回、こうした状況を受けて、飛鳥時代の土器に関するシンポジウムを企画しました。このシンポジウムでは、7世紀第3四半期(661年もしくは672年)のものと考えられる木簡が共伴した奈良県明日香村西橘遺跡出土土器をはじめとして、暦年代推定の手がかりをもつ資料群の分析を踏まえて、今どこまで土器編年の暦年代観の精度を向上させることが可能なのか、また遺跡・遺構の性格の違いは土器群の様相にどのように現れるのか、さらには飛鳥・藤原地域の土器様相と各地の土器様相は、どこが共通していて、どこが異なっているのか、等について考えてまいります。

 

開催日程:2019713日(土)・14日(日)

会 場:奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 講堂

時間割(予定):

13日(土)

 1030          受付開始

10:301300  資料見学

13:151415  基調報告:尾野善裕(奈良文化財研究所)

14:151455  西橘遺跡:相原嘉之(奈良県明日香村教育委員会)

14:551510  休憩

15:101600  飛鳥・藤原1土師器:大澤正吾(奈良文化財研究所)

16:001650  飛鳥・藤原2須恵器:森川実(奈良文化財研究所)

16:501750  資料見学

17:501800  移動

18:00        情報交換会

14日(日)

 900         受付開始

 9301020   難波:佐藤隆(大阪市教育委員会)

 10201110  西日本(播磨・備前):新田宏子(兵庫県立考古博物館)

 11101120  休憩

 11201210  東日本(屋代遺跡群):鳥羽英継(元長野県埋蔵文化財センター)

 12101315  昼食・休憩・資料見学

 13151515  討論 司会:金田明大(奈良文化財研究所)

 15151530  閉会の辞

 紙上参加        西日本(九州):山元瞭平(福岡県大野城市教育委員会)

 

参加受付者数:200名(予定)

参加費:参加費2000円(資料集代を含みます)

 事前予約者には、14日(日)の昼食時に弁当(1000円)を販売いたします。

情報交換会:

 13日(土)夕刻から、情報交換会を予定しています。参加費4000円程度。

 情報交換会場 奈良文化財研究所 本庁舎 大会議室

申込方法:

 研究会参加の旨を、受付締切日までにE-MAILもしくはFAXにて下記宛てお知らせください。その際、下記事項をお書き添えください。

郵便番号・住所・氏名・所属・電話番号・情報交換会の出欠・14日昼食弁当の予約の有無

E-MAIL:rekidokensympo@gmail.com

FAX:0742-30-6830

受付締切日:2019621日(金)

 ※どうしてもE-MAILFAXをご利用いただけない場合は、問い合わせ先へ直接お電話ください。なお、事前申し込みをされていない場合は、座席の確保等ができない場合がありますので、ご承知おきください。

問い合わせ先:

 国立文化財機構 奈良文化財研究所

 都城発掘調査部 考古第二研究室  電話0742-30-6834

その他:

 会場住所:奈良県奈良市佐紀町

 公共交通機関の最寄駅:近鉄大和西大寺駅 北口を出て東へ約10

※ご来場には、極力公共交通機関をご利用ください。

※駐車場は、平城宮跡資料館の駐車場をご利用ください。ただし、17:30には施錠されますので、情報交換会等にご参加の方はご注意ください。

※宿泊は、斡旋しませんので各自でお申し込みください。

1314日とも、発表に関連する資料を展示します。

 

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2019年5月13日 (月)

考古学フォーラム情報BOX750

◆ 展示会・講演会・研究会========

  • 三河考古学談話会 西三河例会

日 時:平成31年5月16日(木)午後7時〜

場 所:安祥公民館(安城市歴史博物館・埋蔵文化財センター隣)

題 名:平成30年度の発掘調査

発表者:神取 龍生(幸田町教育委員会)

    河野 あすか(刈谷市歴史博物館)

 

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  • 三河民俗談話会のご案内

 5月は、 中川永(ひさし)さん(豊橋市文化財センター・学芸員 水中考古学)の発表です。

タイトル:「水中考古学からわかる世界」— 豊橋市吉田城址の発掘にも触れて

 琵琶湖の湖沼遺跡を調査・研究して来られて、おもに水中考古学を専攻されてきた中川さんですが、昨年から豊橋に学芸員として採用され、地元の埋蔵文化財の実地調査をされてこられています。最近わかった豊橋市の吉田城址の調査や研究を解説していただきます。さらに水中をどのようにして調査するのかという、最先端の考古学の研究手法もお話しされますので、それも学べたらと思います。

日 時:525日(土) 14時〜17時

場 所:愛知大学豊橋キャンパス 5号館4階 541教室 

資料代:300円。学生はいつも無料です。(会費制は取っていません。どなたでも参加できます。)

連絡先 事務局・伊藤・ケータイ(090-87345227)・メール(da28753@da3.so-net.jp

 

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