考古学フォーラム情報BOX670
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 東海土器研究会:
歴史土器研究会:
科学研究費助成事業 基盤研究(B)「古代における谷底平野および周辺丘
陵部の開発と宗教施設の展開に関する研究」 第1回研究会:
共催研究集会「尾北窯について考える」
これまで、春日井市側の尾北窯については、もっぱら古墳時代の窯跡に注目が集まり、奈良・平安時代の窯跡については、猿投窯編年の標式窯であるC-2号窯が含まれているにもかかわらず、ややもすれば等閑視されてきた感があります。しかし、新たな刻銘資料の存在が紹介されるなど、注目すべき生産内容を有している窯の存在が明らかになってきつつあります。そこで、昨年の「10・11世紀の灰釉陶器と猿投窯」に続き、東海土器研究会と歴史土器研究会の共催例会として、春日井市側の尾北窯出土品を見学しつつ、考古学と文献史学の両面から尾北窯の性格や古代尾張の窯業生産について考える機会を設けることといたしました。どうぞ奮ってご参加ください。
会 期:平成29年8月19日(土)10:00〜17:00
場 所:春日井市中央公民館 第7集会室(春日井市柏原町1-97-1)
JR中央本線勝川駅下車、名鉄バス乗換、稲口停留所下車、徒歩5分。
JR中央本線勝川駅下車、徒歩20〜25分。
参加申込:不要
参加費:無料、ただし資料代(300〜500円程度)をいただくことがあります。
時間割(予定):
10:30〜12:00資料見学
(神屋1号窯・潮見坂2・4号窯・桃山1〜4・8号窯・桃花園1号窯出土遺物)
12:00〜13:00昼休み
13:00〜14:00資料見学
14:00〜14:40嘉見俊宏(みよし市歴史民俗資料館)「舟底ピットの機能について」
14:40〜15:20尾野善裕(奈良文化財研究所)「尾北窯における9世紀の須恵器生産」
15:20〜15:30休憩
15:30〜16:10古尾谷知浩(名古屋大学)「「『律令制』と土器」再論」
16:10〜17:00意見交換
17:00 終了
●問い合わせ先
(東海土器研究会)尾野善裕(奈良文化財研究所0744-24-1122、携帯090-8483-9635)
(歴史土器研究会)市川創(電話090-9865-9450、E-mail:itsukuru@hera.eonet.ne.jp)
(科研事業) 梶原義実(E-mail:kajiwara@nagoya-u.jp)
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● 一宮市博物館:
夏季小展示「なんで穴があいてるの?〜穴の向こうに広がる世界〜」
会 期:平成29年7月15日(土)〜8月27日(日)
一宮市内や愛知県内の遺跡から出土したものから穴のあいているものだけを展示します。
★博物館で夏祭り!
期 間:平成29年7月15日(土)〜7月17日(月・祝)
時 間:午前9時30分〜午後4時30分(ただし正午〜午後1時は休み)
対 象:小学生〜中学生
場 所:1・2一宮市博物館 1階ギャラリー
3一宮市博物館 2階たいけんの森
内 容:
博物館で3日間限定の夏祭りを開催!
期間中、スタンプを集めて、一宮市博物館オリジナルグッズをゲットしよう!
1. 7月15日(土)壺釣り
2. 7月16日(日)シルエットクイズ〜学芸員Tからの挑戦状〜
3. 7月17日(月・祝)じょうもんキーホルダー
定 員:なし
参加料:無料(ただし一部、観覧料が必要な場合あり)
持ち物:なし
申 込:不要
問い合わせ先:一宮市博物館
(491-0922 一宮市大和町妙興寺2390 TEL 0586-46-3215 FAX 0586-46-3216)
★尾張平野を語る22 弥生時代の尾張平野
平成29年8月6日(日)・8月26日(土)・8月27日(日)
一宮市博物館では、土器や石器などの道具の作り方や使い方、その時代の社会の様子を紹介しています。昔の世界を見に行ったことがないのに、なぜそのようなことがわかるのか、 疑問に思ったことはありませんか?
今年度の「尾張平野を語る」では、道具の作り方や使い方をどう読み解くのか、当時の社会の様子をどのような方法で明らかにするのかをご講演いただき、弥生時代の尾張平野の姿に迫りたいと思います。
1. 8月6日(日)「石器使用痕から探る弥生時代の農耕」
講 師:原田幹氏(愛知県教育委員会文化財保護室)
2. 8月26日(土)「弥生土器にみる地域間交流〜円窓付土器を中心に〜」
講 師:永井宏幸氏(愛知県埋蔵文化財センター)
3. 8月27日(日)「弥生土器から何がわかるか?—技術・機能、そして社会的背景」
講 師:黒澤浩氏(南山大学教授)
時 間:各回午後1時30分から午後3時
会 場:博物館講座室
定 員:各回60名(先着順)
申込方法:当日午後12時30分より博物館受付にて整理券を配付
聴講料:無料(ただし、観覧料が必要)
http://www.icm-jp.com/index.shtml
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● 愛知県陶磁美術館:
特別企画展「今右衛門の色鍋島」
期 間:2017年7月1日(土)〜8月27日(日)
毎週月曜日休館(7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館)
★記念講演会2「色鍋島・伝統と創造 − 十四代今右衛門の陶芸」
日 時:7月23日(日)午後1時30分〜午後3時
講 師:荒川正明氏(本展監修者、学習院大学教授)
会 場:本館地下講堂
※参加無料、申込不要
https://www.pref.aichi.jp/touji/index.html
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