考古学フォーラム情報BOX667
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古西三河定例会
日 時:平成29年6月15日(木曜)午後7時〜
場 所:安祥公民館(安城市歴史博物館・埋蔵文化財センター隣)
発表者:平井義敏(みよし市教育委員会)
神取龍生(幸田町教育委員会)
発表内容:愛知と岐阜の旧石器編年について
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● 東海縄文研究会 第2回シンポジウム
「咲畑式土器とその周辺」
日 時:2017 年 7月22 日(土) 13:00 〜 23 日(日)〜17:00
場 所:名古屋大学 文学部 237 講義室
内 容:咲畑式土器は、特異なキャリパー形の器形で知られ、東海地域を代表する土器の一つである。しかし、現在の東海地域の土器編年において“咲畑式”の名称は見られない。これは、縄文時代中期における土器群の構造が、単一の土器型式・土器系統からなるのではなく、複数の土器系統により構成されており、狭義の“咲畑式”はその一系統に過ぎないことに起因する。さらには、複数系統からなる中期土器群の構成は、小地域ごとの偏差が顕著であり、小地域ごとの系統的理解が必須の状況となっている。
そこで、今回のシンポジウムでは、1東海地方を中心とする中期後半期土器群の実態を理解し、2小地域内の土器群が複数の土器系統からなることを確認するとともに、3そうした土器群の構造が当時の土器製作集団のどういった部分を表象しているのかについて議論を行うことを目的とする。4さらには、そうした状況は東海地方に特有の状況ではなく、西側に隣接する関西地方の北白川C式土器群、東側に隣接する唐草文土器群、曽利式土器群、さらには加曽利E式土器群などにおいても同様であること示唆的に提示し、5列島における縄文時代中期後半という時期について土器から考えたい。
7/22(土)
12:30 受付開始 司会:長田友也
13:00 開会 趣旨説明
13:15〜13:55 基調発表1 岩瀬彰利「咲畑式土器をめぐる諸問題」(発表40分)
13:55〜14:35 基調発表2 冨井 眞「前後・周辺からみた咲畑式土器」(発表40分)
休憩(15分)
14:50〜15:50 発表1 山本孝一「越前地域の東海系土器とその関連土器」(発表50分、コメント: 調整中・質疑10分)
15:50 〜16:50 発表2 纐纈 茂「咲畑式から神明・取組式へ」(発表50分、コメント: 調整中・質疑10分)
16:50〜事務連絡など
17:30〜懇親会(名古屋大学内:花ノ木)4500円前後
7/23(日)
8:30 受付開始
9:00〜10:00 発表3 白川 綾「北白川C式の地域性 -東海地方との関連に焦点を当てて-」(発表 50分、コメント: 調整中・質疑10分)
10:00〜11:00 発表4 大網信良「 関東系土器からみた中期後半の東海地域 」(発表50 分、コメント: 調整中・質疑10 分)
休憩(15分)
11:15〜12:15 発表6 高橋健太郎「中期後半土器群と集団」(発表50分、コメント:大塚達朗・質疑10分)
昼食(1時間)
13:15〜 討論(終了時間については変更あり)
司会:長田友也
17:00 閉会
申込み・問い合わせ:
氏名・住所またはE -mail アドレス、参加日(両日または7/22 (土)・23(日)のいずれか)、懇親会への参加・不参加を記載の上、下記までmail にてお申込みください。
不明な点など、お問い合わせに関してもこちらにお願いいたします。
E−mail:tokai.joumonken@live.jp(シンポジウム担当:長田)
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