考古学フォーラム情報BOX627
▼ 発掘調査========
● 愛知県埋蔵文化財センター:
「設楽町 川向東貝津遺跡 地元説明会」
縄文時代草創期と後期旧石器時代の石器群の調査成果を見て頂きます。
日 時:7 月23 日(土)午前11 時から、発掘現場で開催予定です。
お車でのご来跡の際は、設楽大橋西詰付近までお越し下さい。当日、係りの者が駐車場をご案内いたします。
※開催の詳細・お問い合わせは、愛知県埋蔵文化財センター調査課(電話 0567-67-4163 )、 樋上 昇 携帯(080-1571-4983)、あるいはホームページ( http://www.maibun.com/top/)をご覧下さい 。
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● 田原市教育委員会:
「田原市八幡上貝塚の現地説明会」
渥美半島先端の三河湾側に位置する八幡上貝塚の調査を7月5日から行っております。八幡上貝塚は縄文時代から中世までの複合遺跡で、中心の時代は古墳時代、古代です。今回の調査では、古代の貝層を確認し、製塩に関する遺物も出土しております。ぜひお越しください。
日 時:平成28年7月23日(土)午前11時〜午前11時30分
住 所:田原市小中山町八幡上284−2(小中山保育園北側)
駐車場は小中山保育園南の立体駐車場をご利用ください。
問い合わせ先:田原市教育委員会文化財課 清水 Tell:0531−27−8604
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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 美濃陶磁歴史館:
企画展「美濃桃山陶のデザイン」
16世紀末から17世紀初頭にかけて、畿内の大名や豪商を中心に流行した茶の湯の影響を受け、美濃や唐津など全国の主要な窯場では、桃山陶と呼ばれるやきものが盛んに生産されました。桃山陶には、茶碗や水指をはじめ茶懐石に用いられる食器類など、お茶の席を彩る多種多様な器があります。中でも、美濃で生産された美濃桃山陶は、中国陶磁の端正な造形を踏襲しながらも独自の変化を加えた黄瀬戸にはじまり、破格といわれる織部に至るまで、色、形、文様などにおいて、それまでにない多彩な表現がなされました。特に志野の誕生によって本格化した文様装飾では、植物や動物、器物など様々なモチーフが描かれ、現代にも通ずる面白さがあります。
文様装飾をはじめとした美濃桃山陶のデザインは、中国や朝鮮だけでなく、当時盛んだったポルトガルやスペインとの貿易により流入した海外の新しい文化からも多分に影響を受けたと考えられます。また、同時代の染織物や蒔絵といった、やきもの以外の工芸品からも共通するデザインをみることができます。
本展では、美濃桃山陶のデザインに影響を与えたとされる当時の世相や流行、同時代の工芸品との共通点とともに美濃桃山陶の多彩なデザインの魅力をご紹介します。
日 程 :平成28年7月8日(金)〜平成28年10月2日(日)
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