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2016年7月15日 (金)

考古学フォーラム情報BOX626

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会西三河定例会
日 時:7月21日(木) 午後7時から
会 場:安城市埋蔵文化財センター
内 容:平成27年度の発掘調査報告
発表者:杉浦裕之(豊田市教育委員会)

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● 中山道みたけ館:
企画展 岐阜県博物館移動展 
「弥生から古墳へ 〜可児・加茂地域の墳墓と集落〜」
期 間:平成28年6月25日(土)〜8月21日(日)
場 所:中山道みたけ館 2階特別展示室
 弥生時代から古墳時代へ移行する時期は、歴史上では女王卑弥呼の登場からヤマト政権が成立する時代の大きな変革期にあたります。本移動展では、この時期の 可児・加茂地域の状況について、墳墓群である金ヶ崎遺跡(御嵩町)、県内最古の前方後円墳である夕田茶臼山古墳(県史跡 富加町)、集落遺跡の顔戸南遺跡 (御嵩町)や東野遺跡(坂祝町)など、近年の発掘調査事例から探ります。
★講演会 「古墳時代へ 〜可児・加茂地域の遺跡から〜」
講 師:藤村 俊さん(美濃加茂市民ミュージアム)
日 程:7/18(月・祝)午後1時30分〜午後3時
会 場:中山道みたけ館 1階 研修室
参 加 費:無料
定 員:30名(要予約)
<申込・問合せ> 中山道みたけ館  TEL0574(67)7500
http://www.town.mitake.gifu.jp/mitakekan/

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● 瀬戸蔵ミュージアム:
企画展「新出土品展 中世赤津の窯跡−門前B窯跡と音玄窯跡を中心に−」
開催期間:平成28年7月16日(土)〜平成28年9月11日(日)
 今回紹介する門前(もんぜん)B窯跡と音(おと)玄(げ)窯跡は、東海環状自動車道・せと赤津ICの南側丘陵に立地し、平成19年度に開発に伴う発掘調査を実施しました。いずれも赤津区の窯跡で、中世瀬戸焼の特徴とする無釉の碗・皿類である「山茶碗」と施釉陶器である「古瀬戸」を生産した窯炉を備えていました。
 門前B窯跡では、5基の窯体(1〜5号窯)と構築途中の窯体1基(6号窯)、前庭部、灰原、工房跡、炭焼窯などが検出され、13世紀から14世紀の山茶碗焼成窯における基本構造を概観することができました。
 一方、音玄窯跡は、門前B窯跡から西に約200m に位置し、2基の窯体(1・2号窯)と構築途中の窯体1基(3号窯)、前庭部、灰原などが検出され、それぞれ13世紀の山茶碗と15世紀の古瀬戸の生産が 明らかになりました。なかでも、古瀬戸の生産では、廃棄されていた窯体を補修・改修して窯炉とした特殊な事例であり、生産された古瀬戸製品は編年研究の基 礎となる良好な資料となりました。
 本企画展では、「中世赤津の窯跡」を総合テーマとして、本地区で最も生産が活発になった古瀬戸中期から後期の生産内容の変遷も併せて紹介し、中世瀬戸窯における山茶碗及び古瀬戸の生産内容の一端を紹介するものです。  
 これらの出土資料をご覧いただき、「中世赤津」の窯業生産の理解の一助になれば幸いです。
http://www.city.seto.aichi.jp/docs/2011031500092/

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