« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »

2016年2月24日 (水)

考古学フォーラム情報BOX606

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第15回 古墳出現期土器研究会
「三重県中勢地域の土器の検討」
日 時:2016年3月5日(土)午後1時より、6日(日)午前9時半より
場 所:
5日:三重県埋蔵文化財センター 嬉野分室(松阪市嬉野川北町501)
   アクセス 近鉄「伊勢中川駅」より徒歩15分(駅改札を出て左(東口)へ地下道を進む→地上に出て線路沿いに進む→左折して700m直進する→田んぼの中で右折すると正面にみえます。)
6日:松阪市文化財センター(松阪市外五曲町1番地)
   アクセス JR・近鉄「松阪駅」より徒歩20〜30分。もしくはコミュニティバス(クラギ文化ホール下車)
5日 12:30 受付開始
13:00 開会 ・遺跡概要説明・土器見学
16:30 閉会 後片付け
17:00 電車にて松阪駅へ移動、宿へのチェックイン等
18:00 懇親会(松阪駅前の予定)
6日 9:00 受付開始 ・遺跡概要説明・土器見学
9:30  開会
12:00 閉会 後片付け、解散
 今回は、久しぶりの宿泊コースで、三重県の資料を見学します。見学資料は、1日目(5日)が、六大A遺跡土器群19・34・45、SD1(『六大A遺跡発掘調査報告』)、雲出島貫遺跡包含層、SD55・532下層、SZ504(『嶋抜』・『嶋抜Ⅲ』)で、廻間Ⅰ〜Ⅲ式の資料、布留式甕や小型丸底鉢、小型丸底壺、屈折脚高坏など近畿系の資料、東海東部系などの外来系土器です。2日目(6日)が、草山遺跡SB19・89、SX114・442、SD439(松阪市教育委員会1986『草山遺跡発掘調査報告書』)の廻間1式の資料のほか、赤部遺跡第2包含層(同2007『赤部遺跡』)、貝蔵遺跡SD17、大溝1(嬉野町教育委員会2002『中川駅周辺区画整理事業に伴う発掘調査報告書1片部・貝蔵遺跡』)出土の北陸系の装飾器台等の外来系土器の予定です。
 宿泊の予約は、各自でお願いいたします。なお、宿泊は松阪駅周辺が便利です。ビジネスホテルなど多数あります。また、2日目(6日)の会場の松阪市文化財センターは、松阪駅から徒歩で行けますが、少し距離があります(徒歩20〜30分)。JR松阪駅バス停から出るコミュニティバスがありますが(クラギ文化ホール下車)、車で来られる方に協力をお願いすることにもなるかと思いますので、よろしくお願いいたします。

問い合わせ先:市村慎太郎(大阪府立近つ飛鳥博物館 TEL 0721-93-8321)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 設楽町:
「平成27年度 設楽ダム関連発掘調査成果報告会 新設楽発見伝2」
日 時:平成28 年3月5日(土) 午後 1:30〜3:30
於:設楽町役場議場(設楽町田口辻前14 番地)
主 催:設楽町教育委員会、国土交通省中部地方整備局設楽ダム工事事務所、(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター、愛知県教育委員会
当日次第:
 平成27 年度設楽ダム関連発掘調査について 松本 彩(愛知県教育委員会生涯学習課文化財保護室)
 報告1 川向東貝津遺跡の発掘調査 樋上 昇(愛知県埋蔵文化財センター)
 報告2 大栗遺跡の発掘調査 早野浩二(愛知県埋蔵文化財センター)
 報告3 滝瀬遺跡の発掘調査 早野浩二(愛知県埋蔵文化財センター)
 報告4 笹平遺跡の発掘調査 川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター)
※当日は、写真パネルや遺物展示も行います。
参加無料です。
お問い合わせ:
(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター調査課
  (担当;鈴木)電話 080−1571−4982

Photo
 
■ 募集========
● 名古屋市教育委員会見晴台考古資料館調査員、埋蔵文化財発掘調査員の募集
・見晴台考古資料館調査員
採用予定人数:2名
主な業務内容:見晴台考古資料館の実施する展示事業、教育普及事業、その他見晴台考古資料館の運営に必要な業務
委嘱期間:平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
報酬:時給1,060円
勤務時間:原則、午前8時45分から午後5時30分まで。週の勤務時間は、火曜日から日曜日のうち23時間15分を超えない。
勤務場所:見晴台考古資料館(名古屋市南区見晴町47)
※詳細は
http://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000079535.html

・埋蔵文化財発掘調査員
採用予定人数:1名
主な業務内容:教育委員会の実施する埋蔵文化財の調査並びにこれに付随する事務(電話応対及びパソコン操作等を含みます)
委嘱期間:平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
報酬:日額6,970円
勤務時間:原則、月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分までの間で1日6時間。週の勤務日数は4日を超えない日数とする。
勤務場所:文化財保護室教育館分室(名古屋市中区錦三丁目16番6号)
※詳細は
http://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000079554.html

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月21日 (日)

考古学フォーラム情報BOX605

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 富加町:
夕田茶臼山古墳を考える
講演「邪馬台国時代 夕田茶臼山古墳が伝えたモノ」
日 時:平成28年3月13日(日) 午後1時30分〜午後3時
場 所:タウンホールとみか (岐阜県加茂郡富加町滝田1555)
講 師:赤塚 次郎 氏
    NPO法人古代邇波里文化遺産ネットワーク(にわ里ネット)理事長
要申し込み・参加費無料
申込先:富加町郷土資料館へお電話ください TEL 0574-54-1443(月曜・祝日の翌日休館)
問い合わせ:富加町教育委員会  TEL 0574‐54-2177
http://www.town.tomika.gifu.jp/info/detail.php?cate=2&id=58

___201601191

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 西尾市:
「歴史座in西尾吉良 古代幡豆郡磯泊(しはと)の里」
日 時:平成28年3月19日(土)13:30〜16:00(開場13:00)
参加料:無料・当日先着順に受付
定 員:60名
場 所:西尾市岩瀬文庫。地階研修ホール(愛知県西尾市亀沢町480)
内 容:
第1部 講演(各40分)
 1)「海岸線を探る 中世の幡豆郡吉良・饗庭の里」 
   講 師:北村和宏
 2)「正法寺古墳に眠る王は誰だ」 
   講 師:赤塚次郎
第2部 セッション「旧吉良町内の文化遺産」
  遺跡詳細分布調査の成果報告・古代から中世の矢作川下流域地形復原など
主 催:西尾市教育委員会、特定非営利活動法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク
連絡先:西尾市文化振興課文化財担当 岩瀬文庫内(0563-56-2459)
http://niwasato.net/home/

C3d126b3b5208166556bac85325a8e8b
 
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月19日 (金)

考古学フォーラム情報BOX604

▼ 発掘調査========
● 安城市:
「桜井城跡発掘調査現地説明会」
日 時:平成28 年(2016)2月20 日(土)午前10 時〜 12 時
 桜井城と松平家の関係は、安城城を居城とした安城松平家四代親忠の子親房が桜井へ分家してきたことにはじまります。この親房は、桜井神社に残る棟札から大永7年(1527)に桜井神明社を建てた人物であることがわかっています。親房死後の1530年ごろには安城松平家五代長忠の子信定が入城、桜井松平家がおこりました。家康(安城松平家九代)の関東移封(1590)に伴い転出することになった桜井松平家六代家広までのおよそ60年間、桜井城は桜井松平家の居城でした。
 今年度、安城市教育委員会は安城桜井駅周辺特定土地区画整理事業に伴い、桜井城に隣接する地点を継続的に発掘調査してまいりました。ぜひ、この機会に文化遺産の宝庫、桜井の歴史に触れていただきたいと思います。

02

03

×××××××××××××××××××××××××××××××××××××
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会西三河定例会
日 時:2月25日(木) 午後7時から
会 場:安祥公民館(安城市歴史博物館隣接)
内 容:「縄文草創期の土器」
発表者:野々山禎久(安城市教育委員会)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 蟹江町歴史民俗資料館文化財研修会
「弥生アート入門—弥生時代の絵画世界—」
日 時:2月28日(日) 午後1時30分〜3時30分
場 所:蟹江町産業文化会館(蟹江町城一丁目214番地) 4階 大会議室
    電話0567−95−3812
講 師:黒澤浩氏(南山大学教授)
※入場無料 先着約80名(当日受付)

228

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月13日 (土)

考古学フォーラム情報BOX603

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 考古学フォーラム2016 in 春日井
「ふたたび、勝川 —古墳群から古代寺院へ—」
開催趣旨:
 春日井市の勝川遺跡において、春日井市教育委員会による勝川廃寺の範囲確認調査と愛知県教育サービスセンター(現・愛知県埋蔵文化財センター)による、約25,000㎡以上の総面積の発掘調査が実施され、同センターの記念碑的報告書である「勝川」が刊行されてから30年が過ぎました。
 この間、勝川遺跡では、古代寺院としての勝川廃寺の遺跡だけでなく、弥生時代の方形周溝墓群や南東山遺跡の集落と古墳そして勝川古墳群、さらには近世の勝川宿に至るまで、さまざまな時代の遺跡が交錯していることがあきらかになりました。しかしながら、古代寺院や先行する古墳群などのより具体的な景観の移り変わりを示し、弥生時代から培われた地域社会がどのようにして古代寺院を創建するに至ったのか、という命題への回答が得られていません。
 このたび、春日井市教育委員会で勝川廃寺の遺物再整理事業が進められ、その成果や再検討の結果が6回の特別講座で公開されました。本フォーラムではその総括として、古墳群から古代寺院へと大きく変貌した古代を中心に、どうして「勝川」という場所が地域の核となっていったのか、考えてみたいと思います。
主 催:考古学フォーラム・春日井市教育委員会
日 時:2016年2月27日(土)13:00〜16:00(受付開始12:30)
会 場:春日井市立中央公民館・ホール(春日井市柏原町1丁目97番地)
日 程: 
 12:30 受付開始
 13:00 開会
 13:05〜13:30 勝川遺跡への招待 永井邦仁(愛知県埋蔵文化財センター)
 13:30〜14:30 基調講演「尾張連氏と山田・春部郡」—庄内川中流域の地域社会—』
     赤塚次郎(NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク理事長)
 14:30〜14:40 休憩
 14:40〜16:00 セッション「弥生・古墳時代の勝川遺跡から古代の勝川廃寺へ」
          赤塚次郎(同上)
          樋上 昇(愛知県埋蔵文化財センター)
          早野浩二(愛知県埋蔵文化財センター)
          浅田博造(春日井市教育委員会)*司会
          梶原義実(名古屋大学)
          永井邦仁(愛知県埋蔵文化財センター)*司会
  16:00 閉会

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 松阪市文化財センター:
はにわ館冬季企画展「金剛川流域の遺跡」
 松阪市中心部の東側を流れる金剛川は、山室町の山間部を水源とし、およそ10kmに渡り流れ、大口町の入り江から伊勢湾に注ぐ河川です。この金剛川の流 域では、河川からの恩恵を受けながら、古くから人々が生活を営んできました。特に弥生時代、古墳時代には大規模な集落や古墳群が造られるようになり、この 地域の繁栄を知ることができます。今回の展示では、金剛川流域の遺跡にスポットをあて、その歴史や魅力をご紹介します。
期 間:平成28年2月6日(土)〜3月21日(月・振休) 

Chirashi_omote

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »