考古学フォーラム情報BOX395
▼ 発掘調査========
● 愛知県埋蔵文化財センター:
「笹平遺跡(ささだいらいせき)地元説明会」
縄文時代後期の集落の全貌が明らかに
縄文時代後期初頭を中心に、中期から晩期までの竪穴建物や袋状土坑などの遺構と縄文土器や石器などの遺物を多数発見しました。説明会では、設楽地域の歴史を知る上で、貴重な遺構・遺物の発掘調査成果をご覧いただけます。
日 時:平成27年11月21日(土) 午前11時より午前12時
1時間程度(雨天中止、小雨決行)
調査場所:笹平遺跡発掘調査現場(設楽町小松字笹平地内)
集合場所:設楽町川向字万瀬地内(発掘調査作業員休憩所)※駐車場有り
国道257号線設楽大橋の西200m
問い合わせ先:(説明会について)
調査担当:公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団
愛知県埋蔵文化財センター
調査課 鈴木正貴(すずきまさたか)
TEL 080-1571-4982(携帯)
詳細はこちらをご覧下さい:
http://www.maibun.com/top/modules/news/article.php?storyid=330
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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会西三河定例会
日 時:11月26日(木) 午後7時から
※通常より1週間遅くなっています。間違えないようにしてください。
会 場:安祥公民館(安城市歴史博物館隣接)
内 容:「日本における陶製瓦について」
発表者:金子 智 (高浜市やきものの里 かわら美術館)
金子さんに瓦についての講義をしていただきます。この機会を逃さないように、是非、ご参加ください。
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● 豊川市桜ヶ丘ミュージアム:
企画展「こだい鳥エンナーレ」
—古代の人びとの心象風景を表象する「鳥のつまみを頂く器」—
本展は、愛知県指定文化財になっている炭焼平14号墳出土の鳥(とり)鈕(ちゅう)蓋(ふた)付(つき)台(だい)付(つき)壺(つぼ)が当館に移管されたのを記念して、同品と同じように鳥の意匠が施された須恵器などを集めて展示するものです。
鳥の装飾を持つ須(す)恵(え)器(き)のほとんどは古墳から出土しています。このことからもわかるように、これらは容器であって容器ではない一面を持っています。壺という容器であると同時に、当時の人びとの葬送観念を表象する鳥の造形物だったのでしょう。
鳥は記(き)紀(き)神話にもたびたび登場します。八咫(やた)烏(がらす)は神(じん)武(む)東征の先導役を果たしていますし、ヤマトタケルは死後、白鳥となって飛び立ちました。これらの話は史実ではないにしても、古代の人びとにとって天駆ける鳥は神の使いであり、魂の象徴でもあったことがわかります。
今回の企画展では、古代の人びとの心象風景を表象する鳥の意匠が施された歴史資料を集めて展示します。
会 期:平成27年12月8日(火)〜平成28年1月17日(日)
会 場:豊川市桜ヶ丘ミュージアム市民ギャラリー
休館日:月曜日(ただし1月11日の成人の日は開館)
年末年始の12月28日〜1月4日
観覧料:無料
イベント:
・講演会「鳥鈕蓋付須恵器とその継承」
日 時:平成27年12月20日(日曜)午後2時から午後3時30分まで
講 師:柴垣勇夫氏(静岡大学名誉教授)
会 場:桜ヶ丘ミュージアム2階会議室
定 員:50名(当日受付、先着順)
・講演会「古代の日本人と鳥」
日 時:平成28年1月10日(日曜)午後2時から午後3時まで
講 師:廣瀬憲雄氏(愛知大学准教授)
会 場:桜ヶ丘ミュージアム2階会議室
定 員:50名(当日受付、先着順)
・学芸員による展示解説
日 時:平成27年12月23日(水曜・祝日)午前11時から
平成28年 1月16日(土曜)午前11時から
問い合せ:豊川市桜ヶ丘ミュージアム
TEL:0533-85-3775 Eメール:bunka@city.toyokawa.lg.jp
http://www.city.toyokawa.lg.jp/shisetsu/bunkakyoiku/sakuragaokamuseum/index.html
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