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2014年9月28日 (日)

考古学フォーラム情報BOX536

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 阿智村東山道園原ビジターセンターはゝき木館:
 秋季企画展「神坂越えと古代遺跡—神坂峠と園原—」
 会 期:2014年9月28日(日)—12月23日(火・祝日)
 はゝき木館では、6年掛けて神坂越えの考古学的知見を展示で示してきました。今回、神坂越えの核となる神坂峠遺跡と園原杉の木平遺跡に焦点をあてて、今までの成果を踏まえつつ、それぞれの遺跡から読み解ける神坂越えの古代史を探ります。
 展示品:神坂峠遺跡出土石製模造品(長野県宝) 杉の木平遺跡出土灰釉陶器 ほか関連資料

1.見学会「神坂越えと古代遺跡ツアー」 
 日 時:10月25日(土)午前9時〜 雨天中止
 国指定遺跡神坂峠遺跡などを歩いて巡りながら実際の神坂越えを一部体験します。(健脚向き)
(行程:バスで中津川市強清水に移動-(山道)神坂峠遺跡-万岳荘-(山道)-神坂神社)
 集 合:はゝき木館集合  
 ※参加費500円(保険代ほか) 定員20名(先着順 10月20日申込締切)
2.展示解説トーク「神坂峠遺跡の発掘から何がわかったのか」 
 日 時:12月6日(土)午前10時〜12時
 担当学芸員による展示解説です。内容は神坂峠遺跡の発掘調査成果を振り返りながら、神坂越えの考古学研究の昔と今を考えていきます。 
 会 場:はゝき木館  
 ※聴講無料 定員10名(先着順 当日受付)
問い合わせ先:
阿智村東山道・園原ビジターセンターはゝき木館
 395‐0304長野県下伊那郡阿智村智里3604‐1 
 TEL・FAX 0265(44)2011
 開館時間 9:30〜16:30 
 休館日 火曜(祝日の場合、翌日休館) 
 観覧料 一般¥200 高校生以下¥100 (村民の方無料)
 
 http://hahakigi-kan.jimdo.com/

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● 南山大学人類学博物館:
南山大学人類学博物館・明治大学博物館連携事業 
 2010年3月29日、南山大学人類学博物館と明治大学博物館との間で交流・連携に関する協定が締結されました。この協定により、両博物館収蔵資料の交換展覧会、共同シンポジウムなどが開催されます。
 今年度も昨年度に引き続き、両館の資料を交換して展示する企画展を開催することにいたしました。南山大学会場では、明治大学博物館の考古資料をご紹介いたします。
★「東日本の再葬墓」
会 場:南山大学人類学博物館展示室
日 時:9月11日(木)〜11月8日(土)
主 催:明治大学博物館・南山大学博物館
主な出展資料:殿内遺跡(茨城県)、六野瀬遺跡(新潟県)、岩櫃山遺跡(群馬県)、天神前遺跡(千葉県)等各遺跡出土の再葬墓資料
★ギャラリートーク…「東日本の再葬墓」
講 師:忽那敬三氏(明治大学博物館学芸員)
日 時:10月4日(土)13:00〜14:00
会 場:南山大学人類学博物館実習室(南山大学名古屋キャンパスR棟地下1階)
定 員:20名(事前申込不要、参加無料)
http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/index.html

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2014年9月23日 (火)

考古学フォーラム情報BOX535

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 下呂ふるさと歴史記念館
秋の企画展「戦国城館の発掘調査−三木氏の城・金森氏の城−」
展示期間:10月4日(土)〜11月24日(月祝)
 下呂市では平成21年度から平成25年度にかけて、中近世移行期の城跡である桜洞城跡と萩原諏訪城跡を発掘調査しました。この度、発掘調査報告書の刊行を記念して、発掘出土品の他、二つの城に関連する古文書・古記録等展示します。特に、10/4〜10/5と10/21〜10/26の間は期間限定の展示品が並びます。
観覧料無料。
10/6・14・20・27、11/4・10・17は休館日。

★ 企画展関連企画
博物館研究集会「三木氏と戦国飛騨の城」
 金森氏飛騨統治以前の三木氏の動向を、史料・考古・縄張り研究から探ります。
申込不要。定員50名程度。
・開催内容概要
10月5日(日) 会場:竹原公民館
 13:00〜「下呂市内に残る三木氏の史跡」馬場伸一郎(下呂市教育委員会)
 14:00〜16:00〔研究報告〕
     「文献史料から探る三木氏の動向」堀祥岳氏(高山陣屋学芸員/安国寺副住職)
     「萩原諏訪城の石垣からわかること」佐伯哲也氏(北陸城郭研究会)
〈竹原公民館の場所→下呂市ホームページより〉
http://www.city.gero.lg.jp/gyousei/view.rbz?nd=354&ik=1&pnp=104&pnp=221&pnp=349&pnp=354&cd=573

○お問い合わせ先
 下呂ふるさと歴史記念館 
  509-2202 岐阜県下呂市森1808-37
  電話0576-25-4174(9:00〜16:30、月曜休館、月曜祝日の場合翌平日休館)

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2014年9月16日 (火)

考古学フォーラム情報BOX534

▼ 発掘調査========
● 豊橋市文化財センター:
牟呂坂津地区発掘調査現地説明会
開催場所:豊橋市牟呂町字若宮地内(若宮遺跡第2・3次調査区)
開催日時:平成26年9月21日(日) 少雨決行
     午前10時30分〜 午後2時〜1日2回)
集合場所:牟呂坂津発掘調査駐車場(牟呂町字境松地内 坂津寺東隣)
問い合せ:豊橋市文化財センター 0532-56-6060
調査の概要:
 牟呂坂津地区内のこれまで調査で、若宮・境松遺跡にまたがって各所で環壕が確認されており、弥生時代後期初頭から古墳時代前期初頭の大規模な環壕集落の存在が想定されています。
 平成22年度の調査では、環壕にY字状の分岐が確認されましたが、本年度、西側隣地の調査を行い、分岐個所以西で環壕が二重に廻っていたことが、ほぼ確実となりました。外壕と内壕は隣接して同心円状に掘削されるのではなく、比較的広く間隔が取られていることから、集落内の区画としても機能していたかのような印象も受けます。ほかに弥生時代中期の竪穴建物跡なども確認されており、集落の変遷を窺い知ることができます。
 ぜひ、現地にてご確認下さい。

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 多治見市文化財保護センター:
企画展「やきものの形 〜多治見の古代から中世〜」
 多治見のやきものの始まりである須恵器から、中世の山茶碗までを紹介しています。
 多治見のやきものというと、織部や志野、瀬戸黒などに代表される桃山陶器や、西浦焼を始めとする磁器製品を思い浮かべますが、多治見の窯業の始まりは、 古代の須恵器生産まで遡り、中世の山茶碗生産で一大窯業地として発展を遂げます。多治見市が、今なお窯業生産地として盛んな一因は、古代から脈々と受け継がれた歴史があるからではないでしょうか。
 本展では、古代から中世のやきものの形が、時代背景や需要層の変化などに伴って柔軟に変化していく様子にスポットをあてています。比較しやすいように主 に生産されていた碗・皿を中心に、年代順に展示しています。古代から中世のやきものは、桃山陶器のような色の美しさはありませんが、大量生産に伴った成形方法の簡略化や、需要層の変化に対応しながら、日々の生活に即した素朴で実用的なやきものになっていく過程は、当時の窯業生産の様子が目に浮かぶようで興味深いです。
 1300年以上に亙る多治見のやきものの始まりを、ぜひご覧ください。
期 間:平成26年9月10日(水)〜平成27年2月13日(金)
主 催:多治見市教育委員会
場 所:多治見市文化財保護センター内展示室
開館時間:午前9時〜午後5時
休 館 日:土・日・祝日
入 場 料:無料
http://www.city.tajimi.lg.jp/bunkazai/

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● 土岐市美濃陶磁歴史館:
「元屋敷窯と織部の時代」
古田織部が天下一の茶人として活躍した時代に、志野・織部などの美濃桃山陶を生み出した元屋敷窯。平成25年に重要文化財に指定された元屋敷窯からの出土品を紹介しつつ美濃桃山陶を通して古田織部の生きた時代を再考します。
期 間:2014年9月4日(木)〜11月30日(日)
★講演会
「文化財を護るー地域活性化に向けてー」
講 師:三輪嘉六氏(九州国立博物館館長)
日 時:2014年11月3日(月・祝) 午後1時30分〜
場 所:土岐市文化プラザルナホール
http://www.toki-bunka.or.jp/?page_id=14

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2014年9月13日 (土)

考古学フォーラム情報BOX533

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会西三河定例会
日 時:平成26年9月18日(木) 午後7時〜
会 場:安祥公民館(安城市歴史博物館隣)
内 容:平成25年度の発掘調査報告
 刈谷市   報告者  鵜飼堅証(刈谷市教育委員会)
 みよし市  報告者  野々山禎久(みよし市教育委員会)

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● 東海縄文研究会第11回研究会(岐阜県):
「飛騨地域における縄文時代前期後葉の諸様相」
日 時:2014年11月8日(土)・11月9日(日)
    11月8日は13時から17時まで11月9日は9時から11時20分まで
会 場:報告会場は古川町公民館 大会議室(飛騨市古川町若宮2-1-66)
    展示会場は古川町公民館 視聴覚室
主 催:東海縄文研究会(代表大塚達朗) 共催 飛騨市教育委員会
趣 旨:飛騨地域の前期後半の土器について、近年の発掘事例を含めて、再度検討を行う。具体的には、北白川下層Ⅱ式からⅢ式の土器群を遺跡ごとに竪穴建物跡内等出土の基準資料を確認しながら、時間的序列と地域的様相を示した上で、飛騨地域内での地域的(系統的)まとまりを考える。併せて、土器型式分布圏内の地域的交流を土器(諸磯式系の特殊浅鉢等)や石器石材(下呂石等)を通して考える。
日 程:
司会進行 大宮次郎(岐阜県文化財保護センター)
11月8日(土) 土器について
 13:00〜13:05 歓迎の挨拶(飛騨市教育委員会教育長)
 13:05〜13:20 趣旨説明 大塚達朗氏(東海縄文研究会代表南山大学)
 13:20〜14:50 基調講演「(仮題)糠塚式土器は存在するか」 小杉 康(北海道大学教授)
 14:50〜15:00休憩
 15:00〜15:30 発表1 「北白川下層系土器と特殊凸帯文系土器の関係性について−滋賀、岐阜およびその周辺地域から−」 鈴木康二(公益財団法人滋賀県文化財保護協会)
 15:30〜16:00休憩 展示会場資料見学(飛騨地域の縄文時代前期後半の基本資料) 
 16:00〜17:00討論 司会 長田友也(中部大学)、コメント戸田哲也(玉川文化財研究所)
懇親会(JR古川駅付近の飛騨ともえホテル)

11月9日(日) 石器・集落について
 9:00〜9:30 発表2 「飛騨地方石器石材の分布と流通から見えてくるもの−特に下呂石について−」 岩田 修(飛騨考古学会)
 9:30〜10:00 発表3 「縄文時代前期の飛騨の石器」 長屋幸二(岐阜県博物館) 
 10:00〜10:30 発表4 「飛騨における縄文時代前期後半の住居跡について」 岩田崇(高山市教育委員会)
 10:30〜10:40休憩
 10:40〜11:10 討論 司会 長田友也(中部大学)
 11:10〜11:20 総括・閉会挨拶 大塚達朗(南山大学)
 11:30〜11:50 資料見学(飛騨市美術館中野山越遺跡資料)
 13:00〜14:30 資料見学(飛騨みやがわ考古民俗館旧宮川村内の考古・民俗資料) 
  ※会場から自家用車で30分程度。無料バスによる送迎あり(予約制)。入館料無料。

・展示会場展示予定資料
(1)高山市
・村山遺跡竪穴住居跡資料…北白川下層Ⅱb・Ⅱc式・中切上野遺跡SB13・SB3・SB9…北白川下層Ⅱc式・向畑遺跡SB5・SB6…北白川下層Ⅲ式・宮の下遺跡の前期末葉資料…北白川下層Ⅲ式・十三菩提式
(2)下呂市
・的場遺跡SB22・SB23…北白川下層Ⅲ式、その他…北白川下層Ⅱc・Ⅲ式、大歳山式・桜洞神田遺跡…大歳山式
(3)飛騨市
・宮の前遺跡資料…北白川下層Ⅲ式・十三菩提式・黒内細野遺跡資料…縄文時代後期の遺物。楔形石器等。
(4)白川村
・島中通遺跡SB1・SB2…北白川下層Ⅱb・Ⅱc式
(5)坂祝町
・芦戸遺跡資料
(6)その他(県文化財保護センター保管分)
・下切遺跡(下呂市)…竪穴建物資料。北白川下層Ⅱc式・Ⅲ式・ウバガ平遺跡(高山市)SB6・SB14…大歳山式・上原遺跡(揖斐川町)資料・尾元遺跡(揖斐川町)資料

資料見学2日目閉会後に飛騨市(旧宮川村内)の考古・民俗資料の見学があります。
 ・中野山越遺跡出土品(国・重要文化財。縄文時代中期)・宮ノ前遺跡出土品(県・重要文化財。旧石器から縄文時代早期)・堂ノ前遺跡出土品(県・重要文化財。縄文時代中期)・塩屋金清神社遺跡出土品(県・重要文化財。縄文時代後期)・家の下遺跡出土品(県・重要文化財。縄文時代後期から弥生)・宮川及び周辺地域の積雪期用具(国・重要文化財。)
飛騨みやがわ考古民俗館への送迎バスを利用希望の方は申し込みが必要です。

申し込み先・問い合わせ先:
 研究会への参加は申し込みが必要です。氏名、住所またはE-mailアドレス、懇親会の参加・不参加、2日目の資料見学時に送迎バスの予約するかを記載の上、下記までmailにてお申し込みください。直接、携帯への連絡でも構いません。
 E-mail:tokai.joumonken@live.jp (岐阜大会担当:三島)
 電話:090-6764-3468(岐阜大会担当:三島)
※参加代:資料代として1,000円必要になります。

会場案内:
・会場の古川町公民館は、JR高山本線飛騨古川駅の近く(徒歩3分程度)にあります。
・自家用車で来場の方は、駐車場をご利用ください

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2014年9月 6日 (土)

考古学フォーラム情報BOX532

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 特別展 「—埋もれた創業の記憶— 今井焼」
主 催:財団法人岩田洗心館 
協 力:特定非営利活動法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク
会 期:2014年9月3日(水)〜10月19日(日)
開 館:水−金 10:00−16:00 / 土・日・祝 10:00−18:00 月・火曜日休館(10月18日は臨時休館)
観覧料:高校生以上 500円 / 中学生以下 無料
内 容:犬山焼の前身とされてきた今井焼宮ヶ洞窯の実態とは。研究史の再検証と、宮ヶ洞窯跡の考古学的調査をもとに今井焼の失われた過去の姿をあばく。

★ 講演会・同時開催企画のご案内
講演会1
平成26年9月14日(日) 13:30〜
 演 題 「今井焼 —犬山におけるやきものの歴史—」    
 講 師 特定非営利活動法人古代邇波の里・文化遺産 ネットワーク研究員・ 大塚友恵氏    
 定 員 20名 当日先着順    
 参加費 無料(定員先着20名、参加費無料。ただし入館料は別途頂戴します。)

講演会2
平成26年10月12日(日) 13:30〜
 演 題 「今井焼と瀬戸・美濃窯」    
 講 師 公益財団法人瀬戸市文化振興財団埋蔵文化センター主任・青木修氏    
 定 員 20名 当日先着順    
 参加費  無料(定員先着20名、参加費無料。ただし入館料は別途頂戴します。)

同時開催企画 「復古今井焼でお茶を」
平成26年9月7日(日)、9月21日(日)、10月5日(日)、10月19日(日) 各日14:00〜  
 呈茶料  300円(入館料は含みません)
  館内四畳半にて、今井の土で焼いた拳骨茶碗と、館蔵品の茶道具を使った呈茶をいたします。 (一日限定一席、先着5名様)

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2014年9月 1日 (月)

考古学フォーラム情報BOX531

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第4回検討会 清ヶ谷古窯検討会
日 時:平成26年9月6日(土) 午前10時から
会 場:掛川市埋蔵文化財センター
 静岡県掛川市千羽986 電話(0537)27−0855
 JR掛川駅から車で15分
 交通手段がありません。交通手段のない方は予め下記の事務局まで相談してください。
 昼食をご用意ください。
見学資料:
 K90〜O53 佐平治谷窯 宮東窯
 O53〜H72 兎淵赤山窯 四番山窯 釜ヶ谷B1・D1号窯
 百大寺 白山1〜3号窯       
見学の視点・検討内容:
 1.K90窯式にさかのぼる窯の存在
 2. 灰釉の系譜
 3. 型式変化の画期
 4. 地域性
文 献:
 1.大須賀町教育委員会 1979『清ヶ谷古窯跡群白山窯跡』
 2.大須賀町教育委員会 1980『清ヶ谷古窯跡群水ヶ谷奥窯跡』
 3.大須賀町釜ヶ谷土地区画整理組合2004『釜ヶ谷古窯跡群』
 4.静岡県教育委員会1989『静岡県の窯業遺跡』
 5.守屋雅史1984「遠江清ヶ谷古窯跡群における灰釉陶器の生産」『大阪市立美術館紀要第4号』

事務局:浜松市博物館(浜松市中区蜆塚4−22−1)
    鈴木敏則・久野正博 電話053-456-2208

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● 青山貝塚検討会
 青山貝塚は、愛知県田原市伊川津町に所在し、三河湾に突き出した砂礫堆(伊川津砂嘴)の先端付近に立地しています。昭和22〜28年に、芳賀陽氏ら地元考古学者が中心になって3度の発掘調査が行われ、昭和41年には日本考古学会製塩部会が発掘調査を行いました。調査では古墳時代の脚台式製塩土器をはじめとする多量の土器が出土し、芳賀氏はこれらをもとに、東三河地方の古墳時代中期の土器型式として「青山式」を設定しています。
 その後、青山貝塚は製塩遺跡としてたびたび研究の俎上に上がりました。しかし、発掘調査の出土品の整理が進められていないため、遺跡の実態はよくわからないのが現状です。
 豊橋市文化財センターは、田原市教育委員会の協力のもと、11月に企画展示「古墳時代の海のムラ−青山貝塚展−」を開催します。これに先立ち、田原市が所有する青山貝塚の全資料をもとにした資料見学・検討会を下記のとおり開催することとなりました。当日は比較資料として、弥生時代後期の製塩土器とされる高浜市王江遺跡と田原市畠貝塚の出土品、知多半島の古墳時代製塩遺跡として著名な東海市の松崎遺跡・塚森遺跡の出土品も用意する予定です。
 製塩遺跡としてだけでなく、古墳時代の海浜集落のイメージをさぐる機会にしていただきましたら、幸いです。
日 時:平成26年9月20日(土) 13:30から(当日受付、資料代200円)
会 場:豊橋市文化財センター(豊橋市松葉町三丁目1番地)
    TEL0532-56-6060
日 程:
 13:30 「青山貝塚の概要説明」岩原 剛(豊橋市文化財センター)
 資料見学
  コメント「土器・土製品について」 早野浩二(愛知県埋蔵文化財センター)
 コメント「製塩土器について」 森 泰通(豊田市郷土資料館) 
  コメント「鉄器について」 大谷宏治(静岡県埋蔵文化財センター)
  コメント「骨角器について」 川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター)
 15:00 報告・発表
      「渥美式製塩土器の再検討」 早野
      「東三河の海浜(集落)遺跡」 岩原
      「西三河の海浜(集落)遺跡」 西島庸介(安城市埋蔵文化財センター)
      「王江遺跡について」 日吉康浩(高浜市役所)
      「東海市の海浜(集落)遺跡」 未定
      「三重県の海浜(集落)遺跡」 宮原佑治(三重県埋蔵文化財センター)
      「静岡県の海浜(集落)遺跡」 大谷 
 17:30 懇親会(豊橋駅前・当日受付)
そ の 他:当日は豊橋市美術博物館(豊橋市今橋町1)で、中部地方を中心とする最古級の土器群を展示した特別展示「嵩山蛇穴と縄文のはじまり」展が開催されています
問 合 せ:岩原 剛 Email:gonao773@oasis.ocn.ne.jp

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