考古学フォーラム情報BOX525
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 知多市歴史民俗博物館:
知多市歴史民俗博物館では、iPhoneアプリ「iPhoneで博物館たんけん」を公開しました。iPhoneにアプリをインストールして博物館常設展示を見学すると、展示室内に設置された発信機に反応し、自動で解説音声が流れる仕組みです。
このアプリには、アップルが新たに提供を始めた無線通信技術「iBeacon(アイビーコン)」を利用しています。iBeacon とは、Bluetooth4.0に含まれるBluetooth Low Energy と言う技術を使った近距離無線通信です。iBeacon を使用すると、今まで実現が困難だった、GPSが受信できない屋内や屋外でもピンポイント(50センチ〜10メートル程度)の位置情報を取得できます。史跡整備やARアプリなどにも活用できる技術ではないでしょうか。ぜひお試しください。
期 間:平成26年7月19日(土)から
対 象:iOS7.1.1以上のiPhone4S以降の端末。iPadやiPod touchでも機種によっては対応します。
料 金:無料
お楽しみ方:
1.App Storeから“知多市歴史民俗博物館”という名前のアプリをインストールします。
2.博物館窓口にテスト用のチェックポイント(ビーコンポイント)が設置してありますので、動作確認をしてください。
3.アプリを起動したまま、博物館常設展示(博物館に入って左側)をご見学ください。
ビーコンポイントに近づき、しばらく待つと自動で案内が始まります。
4.常設展示案内の6か所のチェックポイントをまわると、クリア画面が表示されます。窓口でクリア画面をお見せいただいた方には、ミュージアムグッズをプレゼントします。
http://www.city.chita.lg.jp/docs/2014040100031/
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● 富士市立博物館:
第53回企画展「富士山の下(ふもと)に灰を雨(ふ)らす〜富士の噴火と古墳時代後期の幕開け〜」
期 間:平成26年7月12日(土)〜10月13日(月・祝)
会 場:富士市立博物館特別展示室(富士市伝法66-2)
今からおよそ1,500年ほど前の古墳時代に富士山南麓から噴火した「大淵スコリア」と呼ばれる火山灰は、近年における富士市域周辺の発掘調査の蓄積や 研究によってその降下範囲や年代観が定まりつつあり、文献記録のない時代における富士山の確実な噴火事例の一つとして、現在注目されつつあります。
今回の展示では「大淵スコリア」の降下前後において、大きな変質を遂げる古墳時代社会の様子をご紹介していきます。また、同時期に起こったとされる富士 川河口断層帯の活動や群馬県・榛名山の噴火もとりあげることで、度重なる災害で疲弊していたであろう古代人がとった「復興政策」を推理し、同じく震災後の 社会を生きる現代の私たちにとっても共有できる教訓を探っていきたいと思います。
★ 連続講座:
1. 8月10日(日)14:00〜16:00
「大淵スコリアの降下と古墳時代社会の変化」(藤村翔・当館学芸員)
2. 9月28日(日)14:00〜16:00
「火山灰層序からみた富士火山の活動」(上杉陽・都留文科大学名誉教授)
★ 学芸員による展示解説:各日2回実施(1回目:11時から、2回目:14時から)
7/12[土]・7/20[日]・7/26[土]・
8/3[日]・8/17[日]・8/23[土]・8/31[日]・
9/7[日]・9/14[日]・9/20[土]・
10/5[日]・10/13[月・祝]
http://museum.city.fuji.shizuoka.jp/cms/event/detail/?p=1#149
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