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2014年2月21日 (金)

考古学フォーラム情報BOX505

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会2月西三河定例会:
日 時:平成26年2月29日(金) 19時〜
会 場:安城市安祥公民館(安城市歴史博物館隣接施設)
内 容:研究発表
「豊田市金谷城跡出土の縄文晩期前葉の土器について」
高橋健太郎氏(豊田市教育委員会)
「旧法応寺墓所の発掘調査 —譜代大名家における始祖供養の一例—」
三田敦司(西尾市教区委員会)

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● 豊橋市文化財センター:
史跡ウォーキング「古墳でたどる穂の国の古代」
豊橋市北部の古墳をめぐるウォーキングイベントです。地図を片手に自分のペースで。自由参加の古墳ウォーキングで穂の国めぐり。
日 時:平成26年3月16日(日) 
    9:30〜11:00 賀茂しょうぶ園出入口にて受け付け
    ※雨天の場合は、3月23日(日)に順延します
出発会場:賀茂しょうぶ園南出入口「受付」
    ※豊橋市賀茂町字鎌田
コース:賀茂しょうぶ園-神山古墳(大型円墳)-カタクリの花-九太夫塚古墳(大型横穴式石室が開口)-郷道川の滝-鐘平1号墳(時期不明の大型円墳)-権現山古墳群(県史跡・前期前方後円墳)-馬越長火塚古墳(県史跡・後期の東海を代表する首長墓で、穂国造の墓か。県内最大の横穴式石室と、後期後葉では東海地方最大の墳丘)-宮西古墳(横穴式石室が開口)-春興院-椙本八幡社-豊橋市石巻地区市民館
参 加:無料・事前予約不要
持ち物:歩きやすい靴と服装で、筆記用具を持参して下さい
アクセス:賀茂しょうぶ園へは、臨時の豊鉄バスをご利用下さい
     豊橋駅発   8:22、8:40、9:10、9:40、10:10
     しょうぶ園着 9:03、9:21、9:51、10:21、10:51
     ※運賃は各自でご負担ください。往路:豊橋駅→しょうぶ園610円、復路:和田辻→豊橋駅440円
     往復割引乗車券:800円(割引乗車券は、豊橋駅バスセンターのみの発売)

そ の 他:参加者には豊橋市文化財センターの古墳パンフレット、完歩者には記念のオリジナル開運ストラップを贈呈

主 催:豊橋市文化財センター、共催:豊橋鉄道株式会社
問合わせ:豊橋市文化財センター TEL0532-56-6060

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● 瀬戸蔵ミュージアム:
企画展「瀬戸の植木鉢−園芸ブームを支えた江戸・明治のうつわ−」
期 間:平成26年2月15日(土)から平成26年4月13日(日)まで
 江戸時代に始まり、今日まで続く園芸ブームを支えてきた植木鉢。園芸ブームの隆盛とともに瀬戸もその市場に参入していきました。植木鉢の生産が始まった 18世紀の瀬戸は、陶器生産が伸び悩み、さまざまな新しい試みのやきものを生み出した時期にあたり、植木鉢もそのひとつといえます。その後19世紀初頭の 磁器生産の成功により瀬戸のやきものづくりがさらなる発展を遂げた後は、磁器製の植木鉢も登場し、以降、陶器、磁器両方の製品が生産されていきました。さ らに明治期には欧米向の家具・装飾品のひとつとして植木鉢もつくられるようになり、その販路を拡大していきました。
 今回の展示は、植木鉢の登場した江戸後期から明治期までの製品を中心に、園芸ブームの流れや瀬戸の動向を踏まえながら、「瀬戸の植木鉢」の移り変わりを展観していただきます。
★ 講演会「知られざる名品 瀬戸の植木鉢」
日 時:2月23日(日)午後1時30分〜午後3時30分 瀬戸蔵4階多目的ホール 
講 師:古橋 尚氏(陶芸家・郷土史家)、長江惣吉氏(陶芸家)、佐久間真子氏(愛知県陶磁美術館学芸員)
http://www.seto-cul.jp/

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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2014年2月11日 (火)

考古学フォーラム情報BOX504

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 安城市歴史博物館:
安城市歴史博物館特別展「大交流時代-鹿乗川流域遺跡群と古墳出現前夜の土器交流-」
の講演会日程の変更のお知らせ
 2月16日(日)の午後2時から予定しておりました寺沢薫先生の講演会は、先生のご都合により3月22日(土)に変更となりました。時間と会場、演題には変更ありません。
変更前
・特別展記念講演会(聴講無料)
 2月16日
(日)午後2時〜
 「倭国新生-3世紀の日本のかたち-」
 講師:寺沢 薫氏(桜井市纒向学研究センター所長)
 場所:博物館エントランスホール

変更後
・特別展記念講演会(聴講無料)
 3月22日
(土)午後2時〜
 「倭国新生-3世紀の日本のかたち-」
 講師:寺沢 薫氏(桜井市纒向学研究センター所長)
 場所:博物館エントランスホール
http://www.katch.ne.jp/~anjomuse/

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● 松阪市文化財センター:
はにわ館企画展
「立野4号墳〜甦る松阪の後期古墳」 
期 間:平成26年2月1日(土)〜3月23日(日)
会 場:はにわ館第2展示室
 平成25年の夏、松阪市立野町地内の配水池築造工事に先立ち、立野古墳群の発掘調査が実施されました。調査対象となった古墳の中でも、特に立野4号墳 は、3基の埋葬施設がすべて未盗掘の状態で残存していたことが判明し、注目を集めることになりました。立野4号墳は、私たちに古墳時代後期に関するたくさんのことを教えてくれます。本企画展は、立野4号墳からの出土品を速報的に公開するとともに、これまでの松阪地域における古墳発掘例とあわせ、現時点で判明していることを紹介します。
http://www.city.matsusaka.mie.jp/www/genre/0000000000000/1000000000725/index.html

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● みのかも定住自立圏事業:
「加茂の遺跡探訪展」
期 間:2月8日(土)〜3月23日(日)
場 所:美濃加茂市民ミュージアム企画展示室
 1万年もの歴史を積み重ねているこの加茂地域は、さまざまな時代の遺跡が調査・記録されてきました。
 この展示会では、調査・記録を通じて加茂の歴史を振り返るとともに、現地に残る遺跡を探訪します
★ ミュージアムフォーラム 
「文化遺産と市民-その関わり合いを考える」
日 時:2月23日(日) 13:00〜16:30
場 所:美濃加茂市民ミュージアム・緑のホール(美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1) 0574-28-1110(美濃加茂文化の森)
備 考:参加無料 当日受付(定員120名)
http://wikii.jp/kamomaru/doku.php?id=start

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● 鈴鹿市考古博物館:
「中津式-転換期のかたち-」
会 期:平成26年1月11日(土)〜3月9日(日)
★ 企画展関連講演会「三重の縄文文化」を開催します。
 講 師:田村陽一さん(三重県埋蔵文化財センター活用支援課長)
 日 時:平成26年3月1日(土)午後2時〜
 会 場:考古博物館講堂     聴講無料

http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/museum/

★ 東海縄文研究会第10回研究会が開催されます
 一般の方も聴講可能です。
 平成26年3月8日(土)午前10時から
 会 場:考古博物館講堂 当日は参加自由です。

・東海縄文研究会第10回研究会(三重)のお知らせ
テーマ:東海地方における縄文時代早期前葉の諸問題
主 催:東海縄文研究会
共 催:鈴鹿市考古博物館
日 時:2014年3月8 日(土)午前10時から午後4時30 分まで
会 場・鈴鹿市考古博物館講堂・整理室
参加申込:下記あてe-mailにて,氏名・所属等をお知らせ下さい。定員100名(先着順)。
tsuyoshi-tabe@city.suzuka.lg.jp
参加費用:無料(発表資料集は1,000円程度となる見込みです)
その他:
館内は飲食禁止です。昼食は館外でとるようご案内することとなります。
なお,周辺に徒歩圏では食事がとれるようなコンビニ・レストランがございません。
お車以外でお越しの方は,ご持参いただくことをお勧めいたします。
開催主旨:
縄文時代早期前葉は,温暖な気候が安定・展開した時期といわれている。それ以前の草創期と比べると、土器の保有量が格段に増加するとともに,竪穴住居などの遺構が顕著となる。これらのことから,しばしば縄文的な生活様式が整う段階とされ,縄文時代研究においても重要な時期の一つといえる。
縄文時代早期前半の東海地方には押型文土器が分布するが,その位置づけは未だ十分に理解されたとは言い難い。そこで,土器型式の変化(編年)について改めて整理を行いたい。また,近年活発に行われている年代測定の事例や石器群の様相についても併せて検討し,東海地方の早期前半の様相について明らかにしていきたい。
スケジュール:
司会進行 田部剛士(鈴鹿市考古博物館)
9:30〜 受付開始
10:00〜10:05  開催挨拶
10:05〜10:20  主旨説明大塚達朗(南山大学)
10:20〜11:00  基調講演山田猛(三重県埋蔵文化財センター)「大川式の地域性について・煙道付炉穴について」(仮)
11:00〜11:15  事例報告 櫻井拓馬(三重県埋蔵文化財センター)「近年の三重県の調査事例—中野山遺跡・野添大辻遺跡—(仮)」
11:15〜11:45  研究報告1 三好元樹(志摩市教育委員会)「東海地方の押型文土器に伴う石器(仮)」
11:45〜13:15  —資料見学・休憩・昼食—
13:15〜13:45  研究報告2 村上昇(豊橋市教育委員会)「愛知県東部における押型文土器と撚糸文土器の関係(仮)」
13:45〜14:15  研究報告3 熊谷博志(松本市教育委員会)「押型文土器前半期の様相—沢・樋沢式併行期の地域間関係—(仮)」
14:15〜14:45  研究報告4 遠部慎(北海道大学埋蔵文化財調査室)「東海・中部地域の押型文土器の年代測定」(仮)
14:45〜15:15 —休憩・資料見学—
15:15〜16:15 討 論 司会;池谷信之(沼津市文化財センター)・田部剛士
16:15〜16:30 総括・閉会挨拶大塚達朗(南山大学)

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2014年2月 3日 (月)

考古学フォーラム情報BOX503

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 安城市歴史博物館:
特別展「大交流時代-鹿乗川流域遺跡群と古墳出現前夜の土器交流-」
期 間:平成26年2月15日(土)〜3月30日(日) 
 鹿乗川流域遺跡群では、弥生時代終末期から古墳時代前期にかけて、近畿地方・北陸地方・南関東地方などの他地域から運びこまれた、あるいは模倣された土器(外来系土器と呼びます)や木製品が非常に多く出土しています。西三河はもとより、愛知県内においてもこれだけ多くの外来系土器が出土する遺跡はなく、この時期における西三河の交流拠点であったと評価されています。さらには、最近の研究成果によって、この地域の土器が東日本の土器の形態に大きな影響を与えていることが明らかとなりつつあります。この時期は大和を中心とした国家成立前夜にあたり、列島規模で人・物・情報が行き交っていた時代でした。また、こうした交流拠点となる集落の近くには、弥生時代とは異なる墳丘墓や、初期の古墳が出現し注目を浴びています。
 今回の特別展では、全国的な土器交流の実態とともに、これらの集落と関連がある墳丘墓・古墳の紹介を通じて、鹿乗川流域遺跡群の実像にせまります。
★関連行事:
・特別展記念講演会(聴講無料)
2月16日(日) 14:00〜
 「倭国新生-3世紀の日本のかたち-」
 講師:寺沢 薫氏(桜井市纒向学研究センター所長)
 エントランスホール
2月22日(土) 14:00〜
 「古墳出現期の伊勢湾沿岸地域における集落の動向」
 講師:石井智大氏(三重県教育委員会)
 2階講座室  
3月1日(土) 14:00〜
 「古墳出現期の列島の土器交流とその歴史的意義」
 講師:北島大輔氏(山口市教育委員会)
 2階講座室 

・考古学シンポジウム
エントランスホール (聴講無料)         
3月2日(日) 13:00〜
 「古墳出現前夜の土器交流-鹿乗川流域遺跡群と東日本-」
 コーディネーター:黒沢 浩氏(南山大学教授)
 パネラー     :北島大輔氏(山口市教育委員会)
           川崎みどり氏(安城教育委員会)
           川崎志乃氏(橿原考古学研究所付属博物館)
           大村 直氏(市原市教育委員会)
           赤澤徳明氏(福井県教育委員会)
           渡井英誉氏(富士宮市教育委員会)

・歴博講座
2階講座室 (聴講無料)         
3月8日(土) 14:00〜
 「鹿乗川流域遺跡群の外来系土器について」
 講師:後藤麻里絵(本館学芸員)
http://www.katch.ne.jp/~anjomuse/

Kanori

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● 豊田市郷土資料館:
特別展「一弓入魂〜とよたの弓文化をさぐる〜」
会 期:平成26年1月25日(土)〜3月9日(日)
展示内容:全国的にみても、特異といえるほど弓道人口の多いこの地域ならではの弓文化を歴史資料・民俗資料等から紹介し、次の五章から成る構成で、豊田市の弓文化をさぐっていきます。ご高覧下さい。
一章では、考古資料や絵画から弓の発達の歴史を取り上げます。
二章では、江戸時代に現在の豊田市中心部を治めていた挙母藩内藤家が、奈良の東大寺大仏殿回廊で挙行した安藤早太郎の通し矢の偉業等を紹介。
三章では、市内山間地域の神社に残る「金的中」奉納額の紹介から、一般に広まったいくつかの流派について紹介。
四章では、豊田市の足助地区の伝統的な竹矢製作技術を紹介します。
五章では、現代に続く「弓道」を、市弓道連盟の活動を中心に取り上げます。
http://www.toyota-rekihaku.com/

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