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2013年10月29日 (火)

考古学フォーラム情報BOX492

▼ 発掘調査========
● 恵那市教育委員会:
史跡正家廃寺跡発掘調査現地説明会
と き:2013年11月2日(土曜日)午後1時半から3時
   ※小雨決行
   ※雨天中止の場合は11月4日(月曜日午後1時半から3時に開催))
ところ:現地発掘調査現場(長島町正家)
内 容:現場公開、調査員による説明(午後1時半から1回開催)
概 要:中門南側の土地利用の把握を目的として約160平方メートルを調査し、
    中門正面は空閑地となっていたことが判明しました。
問い合わせ:恵那市教育委員会文化課 0573-43-2112内線320
http://www.city.ena.lg.jp/annai/20131102gennchisetumeikai/

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 西尾市幡豆歴史民俗資料館:
企画展「幡豆地区の城館」
期 間:平成25年12月1日(日)〜平成26年3月30日(日)
★西尾市歴史講演会
「寺部城を考えるー城跡の堀と土塁」
講 師:奥田敏春氏(岡崎市文化財保護委員・元愛知県教育委員会中世城館調査員)
日 時:平成25年12月15日(日) 午後1時30分〜3時
場 所:西尾市幡豆公民館 大会議室(西尾市寺部町林添89番地1)
定 員:100名(予約不要)
参加費:無料
問い合わせ:西尾市幡豆歴史民俗資料館
      444-0702 西尾市寺部町浜田69番地 Tel 0563-62-3102

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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2013年10月24日 (木)

考古学フォーラム情報BOX491

▼ 発掘調査========
● 三重県埋蔵文化財センター:
小牧南遺跡の発掘調査現地説明会
日 時:平成25年10月27日(日) 午前9時30分から午後3時まで(現地公開)      
 ※午前10時と午後1時の2回、1時間程度の全体説明を行います。
場 所:小牧南遺跡 発掘調査現場(四日市市小牧町)
調査成果の概要:
 現在調査中の小牧南遺跡では、縄文時代中期の掘立柱建物6棟や竪穴住居2棟、埋甕、集石遺構などがみつかりました。縄文時代の掘立柱建物は当地方では大変珍しく、複数棟の建物が確認された集落遺跡は県内ではじめてです。また、一説には当時のお墓と考えられる埋甕からは、勾玉が底におかれた状態で出土しました。縄文時代の勾玉そのものも珍しいですが、このようにお墓の副葬品として納められていた例は、県内でははじめてとなります。その他の遺物としては、縄文土器・石鏃・石斧なども出土しました。縄文時代以降では、弥生時代後期〜古墳時代前期の竪穴住居40棟や飛鳥時代の竪穴住居5棟などもみつかりました。
現地への行き方:
<三岐鉄道をご利用の方> 保々駅下車 南へ徒歩約15分
<お車で四日市東ICからお越しの方> 東名阪道四日市東IC 出口を左折し県道64号を西進、上海老の交差点を右折して国道365号を直進、まきのき台1丁目を左折し、6本目のT字路を右折、400mほど北進した西側が発掘調査現場です。八千代工業(株)四日市製作所の約200m北側になります。※周辺の駐車場は台数に限りがあります。できるだけ公共交通機関をご利用ください。
その他:
・小雨決行。雨天で現地公開ができない場合は、現地プレハブ内で遺物の説明などを行います。     
・当日の問い合わせ先:
三重県埋蔵文化財センター調査研究3課 四日市整理所 TEL.080-3677-5932(公用携帯)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2013100047.htm

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第43回名古屋東アジア史研究会
日 時:2013年11月11日(月)18時30分より
場 所:南山大学第一研究棟4階 エレベーターホール右奥の会議室
発表者:田中城久
内 容:「さざなみの志賀 渡来系古墳の検討 滋賀県大津市北郊の被葬集団」
 司馬遼太郎が「街道を行く」で紹介した「朝鮮式」古墳。そこに葬られた集団の特徴、後の大津京へとつながる経緯などを検討します。
※ なお、当日資料代金として、200円をお願いします。
問い合わせ先:
 名古屋市緑区平手北二丁目901
  名古屋市立鳴海東部小学校 木村光一 052-876-0320

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2013年10月19日 (土)

考古学フォーラム情報BOX490

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 一色青海遺跡検討会:
 来る11月9日土曜日に、愛知県埋蔵文化財センターにて一色青海遺跡検討会を開催いたします。
 愛知県埋蔵文化財センターでは、平成21年度に発掘調査した稲沢市一色青海遺跡Ⅲの整理・報告書作成作業を平成24年度からおこなって参りました。このたびようやく遺物の実測・トレース・復元作業が完了し、研究者の皆様方にご覧いただける状況となりましたので、この機会にぜひともご覧いただき、ご教示を賜りたいと思います。併せまして、4本の研究発表をおこないたいと存じます。
 テレビ・新聞等の報道で有名になりました赤彩による鹿の絵の絵画土器を始めとする一色青海遺跡Ⅲに掲載予定の弥生土器約500点・石器約80点をまとめてご覧いただけるのは、今回の検討会がおそらく最初で最後の機会ですので、皆様ふるってのご参加をお待ちしております。
 なお、事前の申し込み等はご不要ですので、自由にお越しください。
日 時:平成 25年 11月 9日(土) 9時〜17時
場 所:愛知県埋蔵文化財センター2階研修室・会議室
発表内容:
 9:30〜10:00 「一色青海遺跡の調査成果について」 樋上 昇
 10:00〜10:30 「一色青海遺跡出土の弥生土器について」 宮腰健司
 10:30〜11:00 「一色青海遺跡出土の絵画土器について」 深澤芳樹
 11:00〜11:30 「一色青海遺跡出土木材の年代測定について」 中塚 武
 13:30〜15:30  出土土器の見学
 15:30〜16:30  討論

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● 愛知大学綜合郷土研究所主催 資料整理成果報告会:
「愛大発掘メモリーズ」
 戦後間もない時期から約20年間にわたって愛知大学は精力的に遺跡の発掘調査を実施しました。地域に根差したこの活動は高く評価されるべきものだといえるでしょう。
第一部 講演
愛大発掘メモリー1
東三河の考古学研究史〜愛知大学が発掘調査を行なっていた頃〜
  ・・・・・・東海学園大学名誉教授 岩野見司氏
第二部 報告
愛大発掘メモリー2
愛知大学が調査した遺跡〜愛大所蔵資料の整理から〜
  ・・・・・・愛知大学綜合郷土研究所研究員 桑原将人
愛大発掘メモリー3
考古資料の解説(ギャラリートーク)
  ・・・・・・愛知大学綜合郷土研究所 考古資料整理スタッフ
※聴講は無料です。どなたでも自由にご参加いただけます。
期 日:2013年11月16日(土)
時 間:14:00〜16:00
会 場:愛知大学(豊橋校舎)7号館1階712教室
http://www.aichi-u.ac.jp/kyodoken/index.html

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● 多治見市美濃焼ミュージアム:
企画展「た禰さんからの贈り物‐多治見市が譲り受けた桃山陶‐」
期 間:8月31日(土)〜12月1日(日)
時 間:午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
場 所:多治見市美濃焼ミュージアム 企画展示室
内 容:故・加藤た禰さんは貴重な資料が散逸してしまうことに心を痛め、なんとか地元に留めたいとの思いから桃山陶などの美濃焼を収集されました。そのコレクションは遺族によって多治見市へ寄贈され、膨大な「電燈所 た禰コレクション」として美濃焼ミュージアムに収蔵されています。「電燈所」の名は明治時代、た禰さんの夫である乙三郎氏らが多治見電灯合資会社を興したことに由来します。
 平成24・25年度には、た禰さんの思い出として遺族が愛蔵されていた資料を新たに受贈し、充実したコレクションが完成しました。た禰さんの50周忌にあたる今年、これまでにない「電燈所 た禰コレクション」展の開催が実現します。
★講演会「織部焼の魅力」
 講 師:竹内 順一(公益財団法人 永青文庫 館長)
 日 時:11月17日(日)午後1時30分〜3時 
 場 所:多治見市美濃焼ミュージアム研修室
 内 容:奇抜な文様や色使いで大流行した織部焼の魅力について講演します。
問い合わせ 多治見市美濃焼ミュージアム 原 (0572-23-1191)
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/

Photo

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2013年10月16日 (水)

考古学フォーラム情報BOX489

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 守護所シンポジウム2「新・清須会議」プレシンポジウム1
 近年、各地の城郭遺跡や都市遺跡の発掘調査が進み、戦国時代から織豊期にかけての歴史像が大きく塗り替えられようとしています。特に、清須城・小牧山城・岐阜城ではこの約10年の間に重要な発掘調査成果がたくさん得られ、それぞれの城下町研究が全国の都市研究をリードしています。
 私たちは、かつて2004年8月に守護所シンポジウム@岐阜「守護所・戦国城下町を考える」を開催し、戦国時代の都市について追究しましたが、来年はそれからちょうど10年目となります。この節目に、最新の成果を踏まえながら、再び守護所シンポジウムを2014年8月23日(土)および24日(日)に「清須」で行うことにしました。
 守護所シンポジウム2「新・清須会議」では、1580年代後半までの戦国城下町を対象とし、これまでの全国での調査研究の成果を俯瞰して、研究の到達点や課題を示す機会にしたいと考えています。
 そこで、「新・清須会議」に先立ちましてその準備会として、プレシンポジウムを2回開催することにいたしました。第1回は尾張と美濃の事例を中心に、第2回は全国の主要な事例を中心に、それぞれ調査研究の成果を検討する予定です。まず、第1回目は、小牧山城・岐阜城など尾張と美濃の事例を6本の研究発表を通じて、研究の課題を整理していきたいと考えています。皆様の多数のご参加をお待ちしております。

日 時:2013年12月1日(日) 13:20〜18:00 (13:00から開場・受付します)
会 場:岐阜市ハートフルスクエアG「研修室50」(約50名収容)
    JR岐阜駅より徒歩2分。(駅構内から2階連絡通路で通じています)
主 催:守護所シンポ2 新・清須会議  実行委員会
代 表:鈴木正貴(愛知県埋蔵文化財センター)
メンバー:★内堀信雄(岐阜市教育委員会)、小野友記子(小牧市教育委員会)、柴垣哲彦(清須市教育委員会)、★高木 晃(岐阜市教育委員会)、長沼 毅(可児市教育委員会)、 仁木 宏(大阪市立大学)、三宅唯美(事務局・恵那市教育委員会)(★印はプレシンポ1担当)
参加方法:事前申し込み不要、当日先着順で会場の定員(約50名)になり次第締め切り。
参加費無料、ただし資料代実費をいただきます。
内 容:東海中心に話題提供し、現状で明らかな各場の空間構成の変遷を考えます。
日 程:13:20〜13:50 尾張 概要  鈴木正貴(愛知県埋蔵文化財センター)
    13:50〜14:20 尾張 小牧  小野友記子(小牧市教育委員会)
    14:20〜14:50 尾張 那古野 市澤泰峰(名古屋市教育委員会)
            −休憩−
    15:00〜15:30 美濃 概要  内堀信雄(岐阜市教育委員会)
    15:30〜16:00 美濃 福光・井口・岐阜 高木晃(岐阜市教育委員会)
    16:00〜16:30 美濃 金山  長沼毅(可児市教育委員会)
            −休憩−
    16:40〜17:40 討論(司会 仁木宏)
 なお、研究会終了後、会場付近で情報交換を行う懇親会を開催する予定です。
問い合わせ先:
mino_koku▼hotmail.com(事務局三宅・受信専用) ▼マークは@に要変更
その他:
★守護所シンポ2の情報は、随時、メーリングリストでお伝えします。
 メーリングリストへの参加を希望される方は、mino_koku▼hotmail.com(事務局三宅・受信専用)までお申し込み下さい。 ▼マークは@に要変更

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守護所シンポジウム2 新・清須会議
2014年8月23日(土)・24日(日)開催決定

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2013年10月14日 (月)

考古学フォーラム情報BOX488

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会西三河定例会
日 時:10月17日(木) 午後7時〜
場 所:安城市安祥公民館(安城市歴史博物館隣)
内 容:
「愛知県・三重県沿岸地域の磨消縄文土器」野々山禎久(みよし市教育委員会)
「東海地方西部における弥生後期の加飾壺ー瑞穂遺跡出土土器を中心にー」廣瀬正嗣(ナカシャクリエイテブ)

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● 稲沢市教育委員会:
★「第46回 郷土の文化財展」—2012発掘調査速報—
期 間:平成25年10月17日(木)〜10月20日(日)
    午前9時〜午後4時
入場無料
会 場:稲沢市総合文化センター 1階 第5会議室
    稲沢市国府宮三丁目1番1—101号
  ※昨年までの会場である中高記念館から変更になりました。
内 容:船橋市場遺跡、史跡尾張国分寺跡、尾張国府跡

★ 平成25年度文化座講演会
「寺院資材帳から国分寺を考える」
講 師:上原真人氏(京都大学大学院文学研究科教授)
日 時:平成25年11月4日(月・祝) 午後2時〜3時30分
会 場:稲沢市勤労福祉会館 1階 多目的ホール
    稲沢市朝府町5番1号(ヨシヅヤ新稲沢店西)
定 員:200名
入 場:無料(申し込み不要)
問い合わせ先:
稲沢市教育委員会事務局生涯学習課文化財グループ
電話 0587−32−1111 内線357・369

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● 第2回『歴史座』 of 犬山街プロジェクト「入鹿の里と屯倉」
内 容:
 犬山市の南域に位置する「入鹿池(いるかいけ)」は、江戸時代に尾張藩の新田開発政策の一環として造られた日本第2位の大きさを誇る巨大な溜池です。入鹿村が成立する以前のこの地の歴史は明確ではありませんが、古代に中央政権の直轄地である「屯倉(みやけ)」が入鹿池周辺に置かれたと考えられていることから、当地は尾北地方における経済的・政治的な拠点の一つであったと考えられています。
 当NPOが近年行った調査の結果、入鹿池周辺では新たな古墳や多くの石器や土器などの遺物が見つかっており、入鹿池築造以前の「入鹿の里」の姿の一端が明らかになってきています。今回の『歴史座』では、それら新発見資料の報告を行うとともに、様々な観点から入鹿池の歴史について考えていきます。
日 時:平成25年11月9日(土) 昼12:30〜16:30 ?
場 所:犬山国際観光センターフロイデ 4Fホール(名鉄犬山駅東)?   
定 員:200名(先着順) 
参加費:無料。申込不要?
主 催:特定非営利活動法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク
タイムテーブル:
12:30 受付開始&ポスターセッション 「ニワ里ねっと犬山街プロジェクト」
 ニワ里ねっとが行っている「犬山街プロジェクト」や、ニワ里ねっとの日々の活動を紹介する写真展を開催します。悉皆調査で見つけた新たな犬山の歴史の舞台の風景をご覧下さい。ニワ里ねっと作成の「文化遺産カード」の展示や、スマートフォンアプリ「犬山文化遺産ナビ」の操作方法も紹介します。
13:30 開演・ご挨拶
13:40 第一部 特別講演「日本古代における屯倉制の成立と展開」講師:渡辺 寛 先生(皇學館大学名誉教授) 
 中央政権の直轄地「屯倉」の制度がどのように成立していったのか?幻の「入鹿屯倉(いるかのみやけ)」はどこにあったのか?日本古代史専門家の渡辺先生にお話して頂きます。
14:50 休憩
15:00 第二部 「入鹿コレクション2013」 ?コーディネーター:赤塚次郎 パネリスト:NPO法人ニワ里ねっと会員
・ 入鹿の里から入鹿池(入鹿里の歴史について)
 旧石器から現代まで。入鹿の地には人々の営みが累々と存在しています。入鹿の通史をダイジェストに振り返ります。 
・ 昭和の入鹿池観光 昭和の映像と画像
 昭和20年代の入鹿池の映像など、入鹿池が観光地として栄えた時代を、映像と画像で蘇らせます。
・ 入鹿池伝承 物語「入鹿ぎれ」 語り手:広瀬まり?
 犬山未曾有の大災害「入鹿ぎれ」の様子は、昔話として現代に伝わっています。昔話をもとにして新たに紡がれた「入鹿ぎれ」の物語を、シンガーソングライターの広瀬まりさんが迫力のステージで語ります。
・ 入鹿池遺跡群についての調査報告 幻の遺跡・古墳群を発見!!?
 ニワ里ねっとの独自調査によって見つかった入鹿池周辺の新しい古墳の報告や新出土の石器・土器などの情報を公開します。新資料の発見からどんな入鹿池の歴史が分かるのでしょうか。入鹿池遺跡群の秘密に迫ります。

問い合わせ先:NPO法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク 事務局?  
 愛知県犬山市青塚22-3(青塚古墳ガイダンス施設内)0568-68-2272?月曜日休館(祝日の場合は翌日)

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2013年10月11日 (金)

考古学フォーラム情報BOX487

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 岡崎市真福寺の旧境内遺構踏査:
 このたび岡崎市真福寺において、三河山寺研究会及び愛知県史調査の一環として、中世遺物の採集作業を行うこととなりました。
 真福寺は滝山寺とならび、西三河を代表する中世寺院です。東谷遺跡では東海地方でもまれな奈良時代の山林信仰遺跡が検出され、北野廃寺系の軒瓦や瓦塔が出土したことで知られています。また、中世寺院遺構の残存状況は極めて良く、続々と展開する平場群が藤岡英礼さん作成の境内概略図(ミニシンポ「三河の山寺」所収)にいかんなく表現されています。その規模は、豊橋市の普門寺旧境内に比肩すると言ってもよいでしょう。
 今回は、件の「財賀寺・小馬寺方式」で踏査を行い、採集された遺物の整理を進めるとともに、今後のミニシンポ等研究会の活動に生かすことを目的とするものです。みなさまのご参加をお待ちしております。
日 時:平成25年11月9日(土) ※雨天の場合は翌10日(日)に順延
   お車で参加のかた:10:00に真福寺仁王門前の駐車場に集合
   電車で参加のかた:9:35に名鉄「東岡崎」駅南口ロータリーに集合
参 加:中世寺院や山寺に興味のあるかた、中世の考古遺物がどんなものか知りたいかたなど、どんなかたも歓迎します。
服 装:山中を歩きます。高山ではないので特別な装備の必要はありませんが、歩きやすい服装でご参加下さい。
昼 食:各自で持参してください。
参加意思:当日までに下記の岩原までメールにて意志表示願います。その際に、携帯電話番号、当日の参加方法(車か、電車か)をお知らせ下さい。また、上記以外の方法でいらっしゃる場合は、その旨もお知らせください。

連絡先:三河山寺研究会 事務局 岩原 剛
    gonao773@oasis.ocn.ne.jp
※その他: 
11/16・17(土・日)の両日、山の考古学研究会の見学会が、湖西市の大知波峠廃寺と豊橋市の普門寺で開催されることになりました。
 16日は湖西市教委の後藤建一さんの案内で大知波峠廃寺と周辺の踏査、17日午前は岩原の案内で普門寺の踏査、そして午後は研究会というながれです。
 詳細が決まり次第、みなさまにはご案内申し上げます。

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● 第2回東海土器研究会シンポジウム:
テーマ:「渥美窯編年の再構築」
日 時:2013年11月2日(土)9:30〜16:30
場 所:田原市崋山会館 (定員140名先着順)
       田原市田原町巴江12-1(田原市博物館隣)
次 第:
  9:30 開場
 10:00 開会挨拶  (贄 元洋:豊橋市文化財センター)
10:10 講演:渥美窯研究のあゆみと現状 安井俊則(田原市立田原中学校教諭)
 11:00 土器の分類と編年の方法について(贄 元洋:豊橋市文化財センター)
 11:20 「渥美湖西窯の山茶碗編年」碗皿鉢を中心に (鈴木敏則:浜松市博物館)
 12:00  —昼休憩—
 13:00 「渥美窯の器種分類と壺甕の編年」  (増山禎之:田原市教育委員会)
 13:40 「消費遺跡から見た渥美窯編年」 (贄 元洋:豊橋市文化財センター)
 14:20 「京都から見た〈山茶碗〉編年」 (尾野善裕:国立京都博物館)
 15:00  —休憩—
 15:10 討論
 16:20 閉会挨拶   (増山禎之:田原市教育委員会)

開催趣旨:
 渥美窯は、12〜13世紀頃に渥美半島の全域に分布し、その製品は太平洋岸を北上し、関東や東北まで運ばれた大規模な中世窯です。それだけに、渥美窯製品の分類と編年は、広い地域に影響を与えることになります。この渥美窯製品の分類と編年に関し、どのようにしてその精度を上げていくかは、きわめて重要な問題です。
 渥美窯と湖西中世窯の製品の峻別は可能なのか。碗皿類と壺甕類の分類と編年は、どのように対応するのか。また、消費地で確認できる渥美窯・湖西中世窯の製品と陶磁器や土師器鍋との関係はどのようなものなのか。解決するべき問題点は多くありますが、常により確率の高い資料を確認し、分類と編年の精度を上げていくという視点を持つことが重要です。土器の分類と編年は、いつまでたっても確立するということはありません。常に、新たな発掘資料で検証し続けていくことが必要です。
 今回のシンポジウムでは、これらの問題を少しでも解決して、より精度を上げて渥美窯・中世湖西窯の分類と編年を再構築しようとするものです。

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2013年10月 8日 (火)

考古学フォーラム情報BOX486

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 一宮市博物館:
特別展「縄文から弥生へ〜馬見塚遺跡の時代」
 一宮市東部にある馬見塚遺跡は、大正15年(1926)に発見されました。当時時尾張平野には存在しないと考えられていた縄文時代の遺跡であり、考古学界では大きく取り上げられました。
 それから90年を経て現在に至るまでに、数多くの人々が遺物採集や調査に関わってきました。本展では、馬見塚遺跡の調査史を振り返るとともに、出土した資料がもの語る縄文時代から弥生時代にかけての尾張平野の姿を紹介します。
期 間:平成25年10月12日(土)〜11月17日(日)
★ 関連イベント
・講演会
10月20日(日)「馬見塚遺跡から広がった話−濃尾地震と島畑−」
  講師:能登健氏(群馬大学非常勤講師)
11月3日(日)「馬見塚遺跡H地点の発掘調査−農耕のはじまりを求めて−」  
  講師:設楽博己氏(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
時 間:午後1時30分〜午後3時(午後1時開場)
場 所:妙興寺公民館(整理券が必要)
定 員:150名(先着順)
聴講料:無料(ただし特別展観覧料が必要)
申込方法:一宮市博物館にて整理券(当日正午より配付)を受け取り、妙興寺公民館にお越しください。

・共催事業
考古学シンポジウム「尾張低地の縄文時代−馬見塚遺跡とその周辺−」
11月16日(土)午後1時30分〜午後4時30分(午後1時開場)
11月17日(日)午前9時30分〜午後3時(午前9時開場)
場所 :妙興寺公民館
定員:150名(先着順)
聴講料:無料(ただし博物館入館には特別展観覧料が必要)、資料代(2000円程度)
申込方法:当日直接、妙興寺公民館にお越しください。
共催:考古学フォーラム
http://www.icm-jp.com/

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● 日本文化財科学会2013年公開講演会:
「文化遺産と科学」過去に学ぶ防災
日 時:平成25年10月14日(月・祝) 13:00-16:30
場 所:名古屋大学野依記念学術交流館(名古屋市千種区不老町)
主 催:日本文化財科学会、名古屋大学年代測定総合研究センター
プログラム:
12:30 開場
13:00 - 13:10 開会挨拶 日本文化財科学会会長 木下正史
主旨説明 日本文化財科学会文化財防災特別委員長 今津節生
13:10 - 13:55 記憶をつなく-津波災害と文化遺産- 日高真吾(国立民族学博物館)
13:55 - 14:40 炭素年代測定と過去の地震痕跡 中村俊夫(名古屋大学)
14:40 - 14:55 休憩
14:55 - 15:40 西南日本沿岸の湖沼に残された巨大地震津波記録から将来を考える 岡村眞(高知大学)
15:40 - 16:25 地震考古学から考える 21 世紀の巨大地震 寒川旭(産業技術総合研究所)
16:25 - 16:30 閉会挨拶 日本文化財科学会行事担当 石崎武志
http://www.jssscp.org/
http://www.nendai.nagoya-u.ac.jp/ja/

Koenkai

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● 名古屋市立大学人間文化研究所:
2013年 公開講演会・シンポジウム
現代社会における文化財保護の新しいあり方 —「パブリック・アーケオロジー」の視座から—
内 容: 
 歴史・文化遺産の保護によって、地域社会はどのような影響を受け、そこに住む「私たち」にはどのような意味がもたらされるのか?「専門家」だけでなく、地域住民はその保護にどのように関わるのか?−このような問いを発して現代社会と考古学の関係を考える「パブリック・アーケオロジー」という新しい領域は、考古学だけでなく、「文化財」一般の保護にも参考となるでしょう。 
 基調講演とシンポジウムを通じて、今後の歴史・文化遺産の保護のあり方や方向性を、来聴者とともに考えていきたいと思います。
開催日時:平成25年10月27日(日曜日)13時30分〜17時
開催場所:名古屋市立大学桜山キャンパス さくら講堂(地下鉄「桜山」駅下車3番出口よりすぐ)
基調講演:
「パブリック・アーケオロジーから文化財保護への提言」
講 師:
松田陽氏 (University of East Anglia教員)
 イギリスの大学に勤務する、「パブリック・アーケオロジー」研究の世界的ネットワークの中心に位置する日本人研究者。現在、世界考古学会議幹事。ユネスコの文化遺産部門のコンサルタントを勤め、大英博物館による日本の特別展にも関わった。
パネリスト:
西澤泰彦氏 (名古屋大学環境学研究科教員)
村木誠氏 (名古屋市博物館学芸係長)
吉田一彦氏 (名古屋市立大学人間文化研究科教員)

対 象: 一般市民(先着500名)
受講料:無料
応募方法:事前申し込み不要
http://www.nagoya-cu.ac.jp/human/1.htm

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2013年10月 6日 (日)

考古学フォーラム情報BOX485

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 愛西市八開郷土資料室:
愛西市2013年度特別展
「知ろう!地震のメカニズム,見よう!記録に残る海部地域の地震被害」
同時開催 「愛西市子どものための地域研究講座作品展」
 この度、愛西市では海部郡の100周年を記念する地域連携プログラムの一環として、地震に関する特別展を開催します。近年話題のプレート型地震と直下型地震のメカニズム、南海トラフ、濃尾地震の文献記録などから地震について解説します。地震に関する知見を深め、災害への備えにもなればと思います。
 ぜひ、一度お立ち寄り下さい。
期 間:平成25年10月1日(火)〜12月1日(日)
場 所:愛知県愛西市八開郷土資料室
問い合わせ先:愛知県愛西市江西町宮西30番地
       電話番号 0567−37−4181

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● 松阪市文化財センター:
特別展「城・城下町のくらし〜その成り立ちにせまる〜」
期 間:10月5日(土)〜12月1日(日)
★講演会
「殿様何してた〜発掘調査からうかがう御殿の日常〜」
日 時:11月10日(日) 13:30〜15:00
講 師:亀山市歴史博物館 亀山隆さん
会 場:松阪市文化財センター第3ギャラリー

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● 瀬戸蔵ミュージアム:
企画展「瀬戸の絵皿を愉しむ〜石皿・馬の目皿・行燈皿〜」
 江戸時代後半の瀬戸窯は、現在の瀬戸市の中央に位置する瀬戸村を中心に登窯が増加するなど最盛期を迎えます。その製品は瀬戸村を例にすると、茶碗・湯呑・皿などの食膳具をはじめ、植木鉢・火鉢といった住用具、甕や半胴といった貯蔵具など、日常生活におけるやきもの需要の急速なたかまりを背景に、様々な釉薬・技法を施した新たな製品が数多く生み出されるなど、産業的なエネルギーは蓄えられ、19世紀の磁器生産開始へと続く時代でした。
 こうした産地の盛り上がりがあった時代に、今回の石皿・馬の目皿・行燈皿などの絵皿は生み出されました。そこに描かれたものは、吉祥を表わす鶴や松、絵柄の組合せで意味を成す判じ絵、園芸ブームを背景とした朝顔などの花木であり、まさに当時の江戸を中心として発展した庶民文化を表わしているといえます。さらに、絵付の軽妙でのびのびとした自由な筆運びは庶民の「粋」の精神、遊び心をより刺激したことでしょう。
 今回紹介する瀬戸の絵皿の誕生から約200年の時を経て、人々の生活習慣や社会情勢は変わってきましたが、この絵皿たちは今も我々の目を魅了してやみません。本展をご覧いただき、江戸時代の庶民文化を写し出す瀬戸の絵皿の愉しさやその魅力を感じとっていただければ幸いです。
会 場:瀬戸蔵ミュージアム内蔵特別展示室
日 程:平成25年09月28日(土) 〜 平成25年12月01日(日)
瀬戸蔵ミュージアム ℡0561‐97‐1190
http://www.seto-cul.jp/

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● 土岐市美濃陶磁歴史館:
 企画展『茶の湯の道具』−茶陶生産の変遷 in 美濃−
 日本の喫茶の歴史は古く、平安時代まで遡ります。その当時の茶道具は中国から輸入されたものが中心でしたが、茶の湯の定着と共に国内でも茶陶生産が始まります。最初の茶陶生産を行ったのは14世紀頃の瀬戸窯で、唐物写しの天目茶碗などが焼かれました。そして15世紀には美濃窯においても茶陶生産が始まります。桃山時代には侘び茶の流行とともに茶の湯の道具は茶人の好みをより一層反映したものへと変化していきます。そうした動きに呼応して美濃窯では黄瀬戸・志野・織部といったやきものが誕生し、京をはじめとした畿内で一世を風靡しました。今回の企画展では市内の窯跡から出土した茶碗、茶入、花入、水指などの茶道具を展示し、茶の湯の流行に即応していった美濃窯における茶陶生産の変遷を紹介します。
開催期間:平成25年9月27日(金)〜平成25年12月8日(日)
http://www.city.toki.lg.jp/wcore/hp/page000000600/hpg000000536.htm

Tyanoyunodougu

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2013年10月 4日 (金)

考古学フォーラム情報BOX484

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 庄内川石器石材調査2013
 日ごとに秋の気配が濃くなっていますが、夏の疲れなど出ていませんか。酷暑もひと段落したところで、今年も石器石材調査を行いたいと思います。
 今回は、昨年からの続きで庄内川(土岐川)を対象とし、主に多治見・土岐・瑞浪市など中・上流域を攻めてみたいと思います。庄内川(土岐川)は石材の種類が比較的少ない河川ですので、初めて参加する方でも調査しやすいフィールドかと思います。また希少石材として、玉髄・メノウ・琥珀などが採集可能とも言われていますが、実際どの程度採集できるのか気になるところです。
 皆様、奮ってご参加・ご参集ください。また、興味のありそうな方がいらっしゃいましたら、是非お声をおかけ下さい。

日 時:10/12(土) 9:00〜16:00くらい(雨天決行)
集合場所:土岐市美濃陶磁歴史館     
※JR中央本線 土岐市駅より徒歩10分
内 容:
1 庄内川(土岐川)河床においてどういった石材種が分布しているかを知るための石材環境調査を行う(石材判定者、計測者、記録者など最低3〜4名程度必要)。
2 1の調査を行う河床において石器に適した石材を収集する(石器器種ごとに各人が適当な石材を入手すべく川原を踏査する)。
調査タイムスケジュール:
9 :00 土岐市美濃陶磁歴史館・集合---移動 9:10(L4土岐市・永久橋上流調査)11:10---移動・昼食 ---12:30(L5瑞浪市釜戸・駅前大橋下流調査)14:30---移動---15:10(L6多治見市国見橋下流調査・石材利用調査のみ)15:40---16:00解散(電車の場合)多治見駅・(車の場合)土岐市美濃陶磁歴史館
※L6の調査については、時間の都合上省く場合もある。
道 具:筆記用具、コンベックス、ストーンハンマー(あれば)、軍手
交通手段:河床には駐車場がありませんので、できれば乗り合わせての調査にしたいと思います。集合場所などで分乗も可能ですので、皆様交通手段の希望などをご教示くださいませ。
その他:小雨は決行しますが、雨天の場合は当日判断します。
河床を踏査しますので、歩きやすい格好でお越しくださいませ。水分補給も忘れずに。

 ご参加される方は、当日の交通手段と参加可能な時間帯をご記入の上、下記の平井まで返信ください。またご参加される方で、昨年の調査成果の概要が必要な方はその旨もご記入ください。積極的なご参加お待ちいたしております。
 平井 義敏(みよし市立歴史民俗資料館)
  E-mail:gibin@hotmail.co.jp

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● 田原市博物館:
田原市制10周年記念特別展「渥美窯 国宝生んだその美と技」
 渥美半島に展開する中世の窯業地を「渥美窯」と呼んでいます。しかし、その名が知られるようになったのは最近のことで、六古窯と呼ばれる瀬戸焼・常滑焼・越前焼・信楽焼・丹波焼・備前焼に属さない不明の不思議な焼き物「黒い壺」が、渥美半島がその産地だと判明したのは昭和39年のことでした。
 研究が進むにつれて、平泉・鎌倉を代表とする都市をはじめ、各地で造営される経塚や墓地に渥美窯製品が多く使用され、渥美窯は他の中世窯に抜きん出る技術や流通網を持っていることが明らかになりました。また、歴史上、重要な価値もさることながら、製品の美術的な価値の評価も高まってきたところです。このように、日本の窯業の歴史、これまで他の中世陶器産地の付属資料として扱われ、また包括的な名品展で資料が展示されるのみで、渥美窯をテーマに扱った大規模な展覧会は30年以上開催されていません。
 今回、これまでの研究成果の集大成として、渥美窯の代表作品、経塚・墓関係資料、生産地の様子がわかる窯からの出土資料を展示し、渥美窯の歴史・美術的価値すべてを網羅する展示を行うものです。
期 間:10月19日(土)〜11月24日(日)
★記念講演会:
日 時:11月10日(日) 午後1時30分〜3時
会 場:崋山会館
「日本美の源流— 国宝・秋草文壺の魅力に迫る」?学習院大学教授 荒川正明氏
「座談会 渥美窯を語る」午後4時終了
★考古学シンポジウム:
日 時:11月2日(土) 午前10時〜午後4時
会 場:崋山会館
「渥美窯編年の再構築」共催/東海土器研究会 
先着140名 入場無料
http://www.taharamuseum.gr.jp/

1

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● 静岡市立登呂博物館:
特別展「弥生の戦い その時登呂ムラは!?」
 登呂遺跡は、昭和18年に発見されて以降、弥生時代を代表する遺跡のひとつとして、平和な農村集落の姿を伝え続けてきました。発見から70年。各地の発 掘調査がすすみ、弥生時代の多岐にわたる様相が解明されつつあります。環濠集落や武器の発見等から、弥生時代は「戦いのはじまりの時代」とも考えられるようになりました。
 今回の特別展は、佐賀県吉野ケ里遺跡や愛知県朝日遺跡といった拠点集落を中心に取り上げ、弥生時代の戦いと社会様相の一端を描きだすとともに、戦いのない平和なムラと語り継がれてきた登呂ムラの姿を探ります。
主な展示品:
 銅剣、南海産の貝輪、祭祀土器(佐賀県吉野ケ里遺跡出土)
 打製石鏃、石剣、赤彩土器(愛知県朝日遺跡出土・重要文化財)
※登呂博物館での重要文化財の展示は今回が初めてとなります。

期 間:平成25年10月5日(土)〜平成25年12月8日(日)
問合せ:静岡市立登呂博物館(TEL 054-285-0476)
http://www.shizuoka-toromuseum.jp/

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2013年10月 1日 (火)

考古学フォーラム情報BOX483

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 考古学フォーラム「尾張低地の縄文時代—馬見塚遺跡とその周辺—」
開催主旨:
 縄文時代の遺跡は、現況での台地・丘陵部などで確認されることが多いなか、尾張低地帯には縄文時代の遺跡が存在することが、戦前から知られていた。1960年代以降に継続して刊行された『新編 一宮市史』では、当地が扇状地から沖積平野にかけて位置することを重要視しており、縄文時代の遺跡も、自然堤防と後背湿地による表層微地形からなる自然堤防帯に立地することを特徴とした(澄田・大参・岩野1970)。その後、盆地を含めた低地に縄文時代の遺跡が存在することを、東海西部を含めた西日本域の特徴として論じられたこともある(渡辺1978)。
 これらの遺跡の中で、馬見塚遺跡はその代表格といえる。尾張低地帯で初めて認識された縄文時代遺跡であるのみならず、多量の遺物を含む包含層の存在、石棒類や石冠などの石製品の多量出土、土器棺墓・焼骨などの埋葬遺構の存在、土器編年の基準資料、農耕をはじめとして縄文時代から弥生時代にかけての移行期の問題など、今日的にもこの遺跡への注目度は極めて高い。しかし、馬見塚遺跡は、これまで遺物出土地および調査地が地点として把握されているのみで、全体の構造的把握につながる遺跡形成過程については未だ明らかになっていない。近年、この不明瞭であった馬見塚遺跡の様相について、再検討作業が始まっており、一定の成果が挙りつつある(川添・鬼頭2012)。その後も馬見塚遺跡についての検討作業は継続に行われており、より具体的な資料提示ができる段階となってきた。但し、当時の活動様相を論じるには、馬見塚遺跡自体はもとより、近隣遺跡との関係を考慮することも必要不可欠である。その際には、それら各遺跡についても、馬見塚遺跡同様に遺跡の特性の評価を行わなくてはならない。
 近年、縄文時代における低地での活動復元は、西日本域のみならず、東日本域でも考えなくてはならない大きなテーマとなっている。縄文/弥生移行期のみならず、本シンポジウムでは、縄文海進・海退後の尾張低地帯において、地質学・考古学の両分野を絡めて論じることで、当地域の縄文時代にどのような人間活動が行われたのか復元することを目標とする。さらに、そのような活動を行なった縄文時代社会とは何であったのか、その実体に迫りたい。
澄田正一・大参義一・岩野見司,1970『新編 一宮市史 資料編一 縄文時代』一宮市。
川添和暁・鬼頭 剛,2012「一宮市馬見塚遺跡における立地と遺跡形成についての覚書」『研究紀要』13.1〜16頁。愛知県埋蔵文化財センター。
渡辺 誠1978「近畿縄文時代の遺跡と遺物(5)低地の縄文遺跡」『古代文化』30-2.37〜43頁。財團法人 古代學協會。

考古学フォーラム「尾張低地の縄文時代—馬見塚遺跡とその周辺—」
             
日 時:2013年11月16日(土)13:00〜17:00、17日(日)9:00〜15:00
場 所:妙興寺公民館 (〒491-0921 一宮市大和町妙興寺 2441-2 他)
     名鉄名古屋本線「妙興寺」駅下車南口より徒歩7分(一宮市博物館東隣)
主 催:一宮市博物館・考古学フォーラム
日 程
○11月16日(土)  馬見塚遺跡研究の新展開
  13:00〜受付
  13:30〜開会挨拶
      開催主旨説明
  13:40〜14:10 「遺跡形成過程と出土遺物の様相」(川添和暁)
  14:10〜14:40 「土器棺墓の分布と出土土器について」(永井宏幸)
  14:40〜15:10 「儀器からみた馬見塚遺跡」(長田友也)
  休憩
  15:30〜16:30 討論「馬見塚遺跡の語るもの」(司会:川添)


○11月17日(日)  低地に展開する縄文時代遺跡の活動様相
  9:00〜受付
  9:30〜10:00 「尾張低地の縄文時代遺跡の様相」(川添和暁)
  10:00〜10:30 「豊田盆地の縄文時代遺跡の様相」(高橋健太郎)
  休憩
  10:50〜11:20 「福井平野における縄文時代の遺跡立地と地形環境」
                        (田中祐二)
  11:20〜11:50 「京都盆地の縄文時代遺跡の様相
           -桂川右岸沖積低地を中心に-」(木村啓章)
  昼食
  13:00〜15:00   総合討論(司会:明治大学教授 石川日出志)
  15:00〜 閉会挨拶

  ※上記発表内容および関連論考をまとめた冊子を販売予定です。

          問い合わせ先:考古学フォーラム研究会担当  川添和暁
                 e-mail : NQC10551@nifty.com

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ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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