考古学フォーラム情報BOX490
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 一色青海遺跡検討会:
来る11月9日土曜日に、愛知県埋蔵文化財センターにて一色青海遺跡検討会を開催いたします。
愛知県埋蔵文化財センターでは、平成21年度に発掘調査した稲沢市一色青海遺跡Ⅲの整理・報告書作成作業を平成24年度からおこなって参りました。このたびようやく遺物の実測・トレース・復元作業が完了し、研究者の皆様方にご覧いただける状況となりましたので、この機会にぜひともご覧いただき、ご教示を賜りたいと思います。併せまして、4本の研究発表をおこないたいと存じます。
テレビ・新聞等の報道で有名になりました赤彩による鹿の絵の絵画土器を始めとする一色青海遺跡Ⅲに掲載予定の弥生土器約500点・石器約80点をまとめてご覧いただけるのは、今回の検討会がおそらく最初で最後の機会ですので、皆様ふるってのご参加をお待ちしております。
なお、事前の申し込み等はご不要ですので、自由にお越しください。
日 時:平成 25年 11月 9日(土) 9時〜17時
場 所:愛知県埋蔵文化財センター2階研修室・会議室
発表内容:
9:30〜10:00 「一色青海遺跡の調査成果について」 樋上 昇
10:00〜10:30 「一色青海遺跡出土の弥生土器について」 宮腰健司
10:30〜11:00 「一色青海遺跡出土の絵画土器について」 深澤芳樹
11:00〜11:30 「一色青海遺跡出土木材の年代測定について」 中塚 武
13:30〜15:30 出土土器の見学
15:30〜16:30 討論
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● 愛知大学綜合郷土研究所主催 資料整理成果報告会:
「愛大発掘メモリーズ」
戦後間もない時期から約20年間にわたって愛知大学は精力的に遺跡の発掘調査を実施しました。地域に根差したこの活動は高く評価されるべきものだといえるでしょう。
第一部 講演
愛大発掘メモリー1
東三河の考古学研究史〜愛知大学が発掘調査を行なっていた頃〜
・・・・・・東海学園大学名誉教授 岩野見司氏
第二部 報告
愛大発掘メモリー2
愛知大学が調査した遺跡〜愛大所蔵資料の整理から〜
・・・・・・愛知大学綜合郷土研究所研究員 桑原将人
愛大発掘メモリー3
考古資料の解説(ギャラリートーク)
・・・・・・愛知大学綜合郷土研究所 考古資料整理スタッフ
※聴講は無料です。どなたでも自由にご参加いただけます。
期 日:2013年11月16日(土)
時 間:14:00〜16:00
会 場:愛知大学(豊橋校舎)7号館1階712教室
http://www.aichi-u.ac.jp/kyodoken/index.html
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● 多治見市美濃焼ミュージアム:
企画展「た禰さんからの贈り物‐多治見市が譲り受けた桃山陶‐」
期 間:8月31日(土)〜12月1日(日)
時 間:午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
場 所:多治見市美濃焼ミュージアム 企画展示室
内 容:故・加藤た禰さんは貴重な資料が散逸してしまうことに心を痛め、なんとか地元に留めたいとの思いから桃山陶などの美濃焼を収集されました。そのコレクションは遺族によって多治見市へ寄贈され、膨大な「電燈所 た禰コレクション」として美濃焼ミュージアムに収蔵されています。「電燈所」の名は明治時代、た禰さんの夫である乙三郎氏らが多治見電灯合資会社を興したことに由来します。
平成24・25年度には、た禰さんの思い出として遺族が愛蔵されていた資料を新たに受贈し、充実したコレクションが完成しました。た禰さんの50周忌にあたる今年、これまでにない「電燈所 た禰コレクション」展の開催が実現します。
★講演会「織部焼の魅力」
講 師:竹内 順一(公益財団法人 永青文庫 館長)
日 時:11月17日(日)午後1時30分〜3時
場 所:多治見市美濃焼ミュージアム研修室
内 容:奇抜な文様や色使いで大流行した織部焼の魅力について講演します。
問い合わせ 多治見市美濃焼ミュージアム 原 (0572-23-1191)
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/
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