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2013年6月16日 (日)

考古学フォーラム情報BOX469

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会西三河部会6月例会
日 時:6月20日(木) 19:00〜
会 場:安祥公民館(安城市歴史博物館隣)
内 容:平成24年度の発掘調査報告
    1 安城市の発掘調査
    2 岡崎市の発掘調査

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● 東海土器研究会 渥美窯「山茶碗」シンポジウム
 渥美窯は、12〜13世紀に渥美半島の全域に分布し、その製品は太平洋岸を北上し、関東や東北まで運ばれた大規模な中世窯です。それだけに、渥美窯の分類と編年は、広い地域に影響を与えることになります。この渥美窯製品の分類と編年に関し、どのようにしてその精度を上げていくかは、きわめて重要な問題です。
 土器の分類と編年は、考古学という学問の根幹を構成する極めて重要なテーマです。渥美窯製品の分類と編年を考える上でも、その方法論的検討は必要不可欠です。東海土器研究会は、2000年に「須恵器生産の出現から消滅」と題したシンポジウムを行いました。この時のテーマも、土器の分類と編年の方法論的検討が重要なテーマでした。今回も、渥美窯の検討に際して、今一度その意味を問い直し、土器の分類と編年の確率を上げるためには何が必要かということを考え直したいと思います。
日 時:平成25年7月13日(土)13:30〜16:30
場 所:豊橋市民センター 中会議室
    住所 豊橋市松葉町二丁目63番地
    電話 0532−56−5141
定 員:60名(当日先着順)
発表者:増山禎之「渥美窯編年の再構築の視点」
    鈴木敏則「湖西窯中世窯編年の再構築」
    贄 元洋「消費遺跡から見た渥美窯編年」
    尾野善裕「京都から見た「山茶碗」編年」

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● 「旧法応寺墓所発掘調査報告書」発刊記念 岩瀬文庫特別講座
 平成23年に実施した旧法応寺墓所の発掘調査成果の報告とともに、法応寺墓所に葬られた東条松平氏及び松井忠次(松平康親)に関する講演会を開催します。
 旧法応寺墓所の松井忠次墓からは、常滑10〜11形式の移行期の甕が出土しなかから松井忠次のものと見られる人骨が発見されました。松井忠次は、家康に従い数々の戦功を上げた武将で、1983年(天正11年)に三枚橋城(沼津)で没しました。家康より松平姓をあたえられ、譜代大名として要地の城をまかされるなど、代々幕府からの信頼の篤い家柄でした。松井松平家からは4人の老中を輩出し、川越にて廃藩置県を迎えた。
 なお当日より発掘報告書を1000円にて販売します。報告書には小林氏による東条松平氏と松井松平氏に関する論考を掲載しています。
日 時:平成25年6月22日(土) 13時30分から15時30分
場 所:西尾市岩瀬文庫地階研修室
内 容:
13:30〜14:00「旧法応寺墓所の発掘調査について」 三田敦司(西尾市教育委員会)
14:00〜15:30「吉良出身の戦国武将 松井忠次とその一族」 小林輝久彦(戦国史研究会会員)

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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