« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月27日 (土)

考古学フォーラム情報BOX442

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 縄文草創期シンポジウム2012—起源論を超えて—
東海縄文研究会主催 物質文化研究会共催
主 旨:
 縄文草創期に関する問題意識の多くが、大陸からの伝播を前提とした起源論に向けられてきた。その背後には北海道を除く列島を、所与のあるいは等質的な受け皿として固定化する意識が潜在していた。しかし、1960年代には「土器の起源」と考えられ、列島の等質性を象徴するかのように理解されてきた隆線文土器は、1980年代以降相次いだ発見によって最古の座を譲ることになった。隆線文以前の土器と石器の多様性は、単系的な「伝播と拡散」モデルでは縄文時代への移行を説明できないことを示しているが、草創期論の新たな枠組みが提示されることはなかった。そうした状況のなか、C14年代測定法の改良によって旧石器時代との境界は引き上げられ、草創期は「氷期」へと突入し、その継続時間は5000年以上にも及ぶことになった。早期以降の縄文時代にも匹敵する長さである。
 今回のシンポジウムでは、出現期の土器と石器の多様性を検証したうえで、隆線文土器出現の意義を問い、草創期における広域的な連動と地域性の出現過程を明らかにする。その議論を通じて草創期研究の新たな枠組みを模索したい。(文責:池谷信之)
日 時:2012 年12 月1日(土)  10 時00 分〜17 時00 分
会 場:南山大学 R棟4F R49 教室
日 程:
受付開始 10 時00 分
開会挨拶 10 時30 分
主旨説明 10 時35 分〜45 分
基調講演「1962 年縄紋土器起源論争の回顧と展望」 大塚達朗(南山大学) 10 時45 分〜12 時00 分
昼 食
発表1「九州における縄文時代草創期石器群と広域連動」 芝 康次郎(奈良文化財研究所) 13 時00 分〜13 時40 分
発表2「列島における出現期石鏃の系統と伝播—形成過程論への布石—」 及川 穣(島根大学) 13 時50 分〜14 時30 分
休憩
発表3「東海地方における“非神子柴的世界”」 池谷信之(沼津市文化財センター) 14 時50 分〜15 時30 分
討論(進行/池谷)「起源論を超えて」 15 時40 分〜16 時50 分
閉会挨拶 16 時50 分〜17 時00 分

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

● 瑞浪市陶磁資料館:
特別展「櫻堂薬師1200年展」
★展覧会
会 場:瑞浪市陶磁資料館
会 期:平成24年11月3日(土)〜12月16日(日)
入館料 :一般200円、高校生以下無料(11月3日は入館無料)
★シンポジウム
会 場:瑞浪市総合文化センター
日 時:平成24年11月24日(土)9:00〜16:00
入館料:無料(事前申込み不要、途中入退場可)
9:00〜 開会挨拶
9:10〜 講演「櫻堂薬師からまちおこし−関連遺跡・文化財の意義と活用−」(京都国立博物館名誉館員 久保智康 氏)
10:50〜 講演「史跡の活用とまちづくり」(滋賀県立大学准教授 中井均 氏)
13:00〜 事例報告1「私たちの首羅山遺跡−福岡県久山町の取り組み−」(福岡県久山町教育委員会 江上智恵 氏)
13:30〜 事例報告2「上市黒川遺跡群−よみがえる中世霊場−」(富山県上市町教育委員会 三浦知徳 氏)
14:00〜 事例報告3「全村博物館構想と神坂越えの調査」(長野県阿智村教育委員会 中里信之 氏)
14:40〜 パネルディスカッション「櫻堂薬師の過去・現在・未来」
 (進行・パネリストは上記の講師・発表者等)
※ 事前申し込み不要
※ 途中入退場可

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 橋良遺跡第9次調査出土遺物検討会:
 2010年に発掘調査された橋良遺跡第9次調査の出土遺物について、検討会を開きますので、ご案内申し上げます。
 第9次調査は、第1・2次調査区に隣接し、弥生中期の方形周溝墓と竪穴住居が複数検出されました。特に、方形周溝墓の周溝からは凹線文期の土器がまとまって出土しています。この他、中世〜戦国時代の遺構・遺物が確認されており、近世より古くなる可能性のある土師器皿がまとまって出土しています。
 現在、報告書執筆中ですが、皆様から広くご教示頂きたく思い、急きょ、検討会を開催します。お忙しいこととは思いますが、是非ご来場ください。

 当日は、第1・2次調査の主要遺物を併せてご覧いただけます。
開催日:平成24年11月3日(土・文化の日)
場 所:豊橋市埋蔵文化財収蔵庫(豊橋市野依町字八幡、野依保育園裏、旧野依小学校)
    電 話 0532−25−9761
    最寄駅、バス停が遠いため、お車が便利です。
    最寄駅からの送迎をご希望される方は、村上までお知らせください。
次 第:
  10時〜資料の見学
  13時〜遺跡と資料の概要説明
  13時30分〜資料の見学
  15時〜意見交換
  16時 終了

※ 収蔵庫へのアクセスについて
 (豊橋市街地から)
 ・高師緑地(国道259号線、空池交差点)から県道407号線(野依街道)を南下。
 ・梅田川(野依橋)を越え、イオン(通称、ナンジャス)を左に見ながら、さらに南下。
 ・野依町北交差点を直進(南下)し、次のボタン押し式の信号の直前の交差点を右折。
 ・左側の上へ登る道を直進すると、収蔵庫入口です。
 ・迷ったら、野依保育園もしくは野依八幡宮を目指して下さい。
連絡先:豊橋市美術博物館 村上 昇  電話 070−5652−2547

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月20日 (土)

考古学フォーラム情報BOX441

◆ 展示会・講演会・研究会========
●考古学フォーラム
鹿乗川流域遺跡群検討会3
日 時:2012年11月17日(土)10時00分より
場 所:安城市歴史博物館 2階講座室
発表者:
 川崎みどり「安城市鹿乗川流域遺跡群の土器編年」
 西島庸介「安城市桜井古墳群の出現とその背景」
 これまで2回にわたる検討会で、安城市鹿乗川流域遺跡群をフィールドとした、弥生時代から古墳時代にかけての様相について、有意義な議論が行われました。
 今回も安城市歴史博物館を会場に、2本の発表を計画しています。広く皆様に、ご参加いただければ幸いです。
 なお、当日資料代として、500円をお願いします。
問い合わせ先:考古学フォーラム研究会担当 蔭山誠一・事務局 川添和暁
       e-mail:NQC10551@nifty.com

×××××××××××××××××××××××××××××××××××××
★ 出版案内========
●『木の考古学 出土木製品用材データベース』
伊東隆夫・山田昌久 編
定価11,550(本体11,000)円
B5判/449頁 CD-ROM付
刊行:2012年10月
★上記の『木の考古学』定価11550円が、著者割9240円で購入できることになりました。
ご注文は、樋上 昇あてにお願いします。
アドレスは、higami@maibun.comです。

内 容:日本各地で刊行された遺跡調査報告書約4500点からの木製品樹種同定データ約22万件を集積した世界最大級の出土木製品用材DB。各地の用材傾向の論考、研究史、樹種同定・保存処理に関する概説等も収録。CDには専用検索ソフト付。
詳しくは海青社HP参照
http://www.kaiseisha-press.ne.jp/

Photo_2

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月13日 (土)

考古学フォーラム情報BOX440

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会西三河定例会(10月)
日 時:10月18日(木)19:00〜
会 場:岡崎市美術博物館 ※恩賜池側の駐車場・入口(通用門)をご利用ください
内 容:矢作川中下流域における土地利用の変遷と地域性−旧石器時代編−
    神取龍生(幸田町教育委員会)・平井義敏(みよし市教育委員会)
不明点については、高橋健太郎(090−6585−8890/kentaro813@hotmail.com)までご連絡ください。
※岡崎市美術博物館へのお問い合わせはしないでください。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● みよし市立歴史民俗資料館:
開館30周年記念「猿投窯、みよしへ〜みよしにおける猿投窯の展開と終焉〜」
期 間:平成24年10月13日(土曜日)から12月9日(日曜日)まで
http://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/shiryoukan/index.htm

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 第25回日本福祉大学知多半島総合研究所 歴史・民俗研究集会
「中世渥美・常滑焼をおって」
 日本福祉大学知多半島総合研究所では、1994年7月に「中世常滑焼をおって」を開催いたしました。その後、全国の発掘調査が進み、中世常滑焼研究は大きく進展し、また、中世渥美焼の実態も明らかになってきました。
 さらに、2012年3月には、『愛知県史 別編 窯業3 中世・近世 常滑系』が刊行されました。そこで、愛知県史の編さん過程で得られた成果をふまえ、多くの中世常滑焼が発見された平泉や鎌倉からの報告を加え、中世渥美・常滑焼の生産・流通・消費をテーマにしたシンポジウムを、下記の通り開催いたします。
日 時:2012年11月9日(金)〜 10日(土)
主 催:日本福祉大学知多半島総合研究所
共 催:常滑市、愛知県県史編さん室
後 援:常滑市教育委員会、常滑商工会議所、常滑市観光協会
★シンポジウム
 戦後の考古学研究によって明らかにされてきた中世渥美・常滑・瀬戸窯の生産遺跡と、その製品の流通状況を整理しながら、中世期の生産・流通構造に関するこれまでの研究の到達点と新たに見えてくる課題を、文献史学の現状も踏まえつつ提起していきます。
日 時:11月10日(土)10:00〜16:30
集合場所:常滑市民文化会館ホール
参加費:無料
内 容:
10:00〜 開会挨拶
10:15〜 基調報告1「東海の中世窯」〜研究の到達点と課題〜
 瀬戸・常滑・渥美という全国的に製品を供給した中世陶器の拠点的生産地と、それをとりまく分散的な生産地の実態がどこまで解明されてきたのか。そして、それぞれの生産地が示す特徴、その役割はどのようなものであったかを考えます。
1.「渥美窯の展開」安井俊則 氏(田原市立田原中学校教諭)
2.「常滑窯の展開」中野晴久 氏(とこなめ陶の森資料館)
3.「施釉陶器の生産形態−瀬戸窯を中心に−」藤澤良祐 氏(愛知学院大学文学部教授)
12:15〜 昼休み
13:15〜 基調報告2「消費地からの問題提起」
 中世の壷・甕・鉢という基軸的器種の大量消費が行われた都市的遺跡から、改めてその性格を見直すことで、生活雑器としての常滑・渥美製品という位置づけを検討し直し、古瀬戸製品や貿易陶磁との有機的関連性に注目します。
1.「東北地方の渥美と常滑」八重樫忠郎 氏(平泉町役場総務企画課)
2.「都市鎌倉における渥美・常滑焼の使われ方」河野眞知郎 氏(鶴見大学文学部教授)
14:05〜 記念講演「中世流通史における陶器の位置」
脇田晴子 氏 (文化勲章受章者・滋賀県立大学名誉教授・石川県立歴史博物館館長・城西国際大学客員教授)
14:45〜 休憩
15:05〜 シンポジウム「中世渥美・常滑焼をおって」
 司会進行  福岡猛志(日本福祉大学知多半島総合研究所所長)
 パネリスト 脇田氏を含む報告者6名
16:30〜 閉会挨拶

申し込み:日本福祉大学知多半島総合研究所HPを参照して下さい。
http://handy.n-fukushi.ac.jp/chitaken/top.html
※シンポジウムの申込締切は10月31日(水)です。郵送の場合は必着でお願いいたします。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月10日 (水)

考古学フォーラム情報BOX439

★ 発掘調査========
● 名古屋市教育委員会:
「中社古墳発掘調査現地説明会」
「国史跡白鳥塚古墳プレ見学会」
 名古屋市守山区上志段味地区には、約70基もの古墳が集中する志段味古墳群があります。今回は、この古墳群の中でも1、2位の大きさを誇る二つの古墳でイベントを開催します。イベント参加者にはプレゼントもありますので、ぜひお越しください。
・中社古墳発掘調査現地説明会:
本年度の発掘調査の成果を現地にて説明します。
日 時:10月13日(土曜日)と10月14日(日曜日)の2日間。時間は午前10時から正午まで。(雨天の場合は中止です。)
・白鳥塚古墳プレ見学会
古墳の大きさを体感できるように環境整備を行っている白鳥塚古墳を一足早くお見せします。
日 時:10月13日(土曜日)と10月14日(日曜日)の2日間。時間は午前11時から午後2時まで。(雨天の場合は中止です。)
お問い合わせ:
・10月12日までは平日の午前8時45分から午後5時30分まで
電話番号052−972-3268(名古屋市教育委員会文化財保護室)
・10月13日・14日の開催日当日は午前8時45分からイベント終了時まで
携帯電話番号080-2612−8691(中社古墳発掘調査現場)
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/11-2-7-0-0-0-0-0-0-0.html

Nakayashiroshiratoriduka2

×××××××××××××××××××××××××××××××××××××
◆ 展示会・講演会・研究会========
●阿智村東山道・園原ビジターセンター はゝき木館:
平成24年度秋季企画展  「中世の神坂越え 園原と木賊展」
期 間:平成24年9月19日(水)〜12月26日(水)
入場料:無料
 月と言えば、ウサギですが、昔はそれと共に木賊がイメージされました。 平安時代末期の歌人源仲正が阿智村園原で、木賊で磨いたくらい輝いていると詠んだことに由来します。木賊は研磨剤として重宝され、園原の名産でした。 かつて、園原は、古代東山道最大の難所神坂峠越えの休息地点として栄え、源氏物語をはじめとする古代文学に多く登場します。しかし、源仲正の木賊の歌以後、中世園原は、文学の世界への登場が減ってしまいます。そして、江戸時代に入るまでには園原と神坂越えは消滅してしまいます。中世になり、神坂越えと園原に何が起きたのでしょうか。今回の展示は、園原杉の木平遺跡から出土した焼き物を通じて、中世の神坂越えの歴史背景を探っていきます。
 一方、中世にも園原を題材とした謡曲木賊【ようきょくとくさ】という文学が生まれています。謡曲木賊の展示紹介とともに、園原の古代中世文学史の流れに位置づけていきたいと思います。
★ワークショップ
「中世の焼き物を探しに峠道を歩こう!」 —東山道神坂越えの道考古学プロジェクト2—
日 時:10月20日(土)午前8時半 はゝき木館集合(午後3時終了予定)  保険料 100円
事前申込必要
 昨年行われた「東山道神坂越えの道考古学プロジェクト」の第2弾。神坂神社から神坂峠に至る道を歩き、落ちている陶器を採集し、GPSで採集地点を測定します。(今回は池の平まで歩きます。)
★展示解説トーク 「杉の木平遺跡と中世の神坂越え」
講 師:中里信之(阿智村学芸員) 
日 時: 12月9日(日) 午後1時半〜 参加無料
★講演会 「神坂越えと中世の伊那谷」
講 師:市澤英利氏(飯田市上郷考古博物館館長)
日 時:12月9日(日) 午後2時半〜 参加無料
開館時間:9:30-16:30
休館日:火曜日 (火曜日が祝祭日の場合は翌日)

阿智村東山道・園原ビジターセンター はゝき木館
395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3604-1
TEL/FAX 0265-44-2011
hahakigi_kan@vill.achi.nagano.j
http://www.vill.achi.nagano.jp/visitor/

24hpthumb500x7013129
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 6日 (土)

考古学フォーラム情報BOX438

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 一宮市博物館:
「尾張平野を語る17」
開催日時:平成24年11月10日(土)・11日(日)
・講座の内容
 一宮市博物館では、これまで16回にわたり、自然・考古・民俗・歴史・美術工芸などさまざまな分野の講師をお招きし、尾張平野の歴史と文化を紹介してきました。
 今年度は、『新編一宮市史』が編さんされ一宮市博物館が開館して25周年を迎える節目の年です。そこで、17回目となる今回は、旧市史を含め市史編さん事業から始まったとも言える当地方の歴史研究の軌跡を、多くの研究者とともに振り返るものです。
・講師・日程
1.一宮を語る〜最新の研究成果から〜
日 時:平成24年11月10日(土) 午前9時30分〜午後4時15分
・講 師
「自然環境」 愛知県埋蔵文化財センター調査専門員 鬼頭剛氏
「縄文・弥生時代」 愛知県埋蔵文化財センター調査研究員 川添和暁氏
「古墳時代」 愛知県埋蔵文化財センター調査研究員 早野浩二氏
「古代」 名古屋大学大学院文学研究科准教授 梶原義実氏
「中世」 愛知県埋蔵文化財センター調査研究員 武部真木氏
 コメント 愛知県埋蔵文化財センター統括専門員 石黒 立人氏
「中世」 中部大学人文学部准教授 水野智之氏
「美術工芸」 東海学園大学人文学部教授 渡邉里志氏
「近世」 愛西市教育委員会学芸員 石田泰弘氏
「近代」 名古屋文理大学短期大学部元教授 伴野泰弘氏
「民俗」 民俗芸能研究家(一宮市文化財保護審議会委員) 鬼頭秀明氏
 コメント 一宮市文化財保護審議会委員 小川一朗氏

2.歴史を次世代につなぐ〜一宮市史から博物館へ
日 時:平成24年11月11日(日) 午後1時30分〜4時30分
・講 師
コーディネーター 
・一宮市博物館 元館長 岩野見司氏
パネリスト
・ 名古屋大学 名誉教授 塩澤君夫氏
・国立歴史民俗博物館 名誉教授 塚本学氏
・愛知教育大学 名誉教授 吉永昭氏
・南山大学 名誉教授 新井喜久夫氏
・名古屋短期大学 名誉教授 上村喜久子氏

場 所:妙興寺公民館
定 員:150名(事前申込が必要)
 ※リーフレット添付の申し込みハガキまたは官製ハガキに参加ご希望の講座の日にち(10日または11日、両日の申し込みも可能)、参加者氏名・年齢・住所・電話番号・利用交通機関をご記入の上、「尾張平野を語る17」係までお申し込み下さい。
聴講料:無料。ただし資料代(予稿集)が必要
http://www.icm-jp.com/

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 鈴鹿市考古博物館:
市制70周年記念特別展「優品でみる鈴鹿の遺跡」
期 間:平成24年9月29日(土)〜12月2日(日)
会 場:考古博物館特別展示室。
★特別展関連講演会:
第2回「東アジアと古墳文化の大変革」
日 時:平成24年11月17日(土)午後2時から
講 師:和田晴吾さん(立命館大学文学部教授)
会 場:考古博物館講堂  聴講無料
http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/museum/

Photo_3

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 知立市歴史民俗資料館:
企画展「郷土史の恩人 三井 博」
 三井 博氏(明治32年−昭和53年、碧海郡牛橋村〈現知立市牛田町〉生まれ)は、知立や安城で小中学校の教員を勤める一方で、郷土史の掘り起こしに尽力されました。
 氏は考古・民俗等、郷土史全般にわたり幅広く調査研究されましたが、とくに昭和前期という早い段階から当地域の石器や土器といった考古資料の収集・研究に努められことは注目されます。氏の郷土教育が与えた影響は大きく、これらの調査や記録はその後の郷土史研究の基となり、発展に寄与しました。また、教員退職後は、東海道松並木など文化財の保護にも尽力されました。
 今回の企画展では、三井 博氏の足跡をたどりつつ、氏が収集した資料や記録類をご紹介します。郷土の史跡や文化財を身近に感じていただく機会になれば幸いです。
期 間:平成24年10月6日(土)〜11月11日(日)
入場料:無料
http://www.city.chiryu.aichi.jp/0000001797.html

Mitui

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 松阪市文化財センター/はにわ館:
はにわ館開館10周年記念特別展
『ねむれる王たちの至宝〜出土品からみた古墳世界〜』 
期 間:平成24年10月6日(土)〜11月25日(日)
場 所:はにわ館第2展示室
古墳時代中期以降に成立した近隣地域の古墳から出土した副葬品や、各地の埴輪資料を集め、宝塚1号墳のもつ様々な謎にせまります。
★関連行事:リレートーク(入場無料・先着100名程度)
・「宝塚の埴輪船〜古代の心を求めて〜」 元同志社大学教授 辰巳和弘さん
 10月21日(日)13:30〜15:00 橋西地区市民センター大ホール(松阪図書館隣) 
・「大王墓の世界」今城塚古代歴史館館長 森田克行さん
11月11日(日)13:30〜15:00 橋西地区市民センター大ホール(松阪図書館隣)
http://www.city.matsusaka.mie.jp/www/genre/0000000000000/1000000000725/index.html

Photo_7

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 静岡市登呂博物館:
特別展「舟の力〜古代人があこがれたノリモノ〜」
古代の人々にとって、舟は遠くまで、人やものや、文化までも運ぶ“夢のノリモノ”であった。
 人を乗せ、ものを乗せ、魂を乗せ、願いを乗せ、遥か遠くの地まで。古代の人々が舟に抱いた憧れは、遺跡から出土した遺物の中に残され、現代の私たちに伝えられる。
期 間:平成24年10月6日(土)〜 12月9日(日)
★関連事業:
記念講演会「舟の力」
日 時:平成24年11月11日(日) 午後1時〜4時30分
場 所:静岡市立登呂博物館1階 交流ホール
演 題:
「日本の丸木舟—北・中・南の領域—」 甲南大学教授 出口晶子氏
「丸木舟構造記録」 写真家 山口正登氏
「他界へ翔る船」 元同志社大学教授 辰巳和弘氏
定 員:60名
料 金:無料
申 込:10月29日(月)より電話受付
    静岡市コールセンター 054−200−4894(8時〜22時)
http://toro-museumshop.jp/

Photo_5

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »