考古学フォーラム情報BOX424
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 東海縄文研究会・第3回例会
「後晩期の地域社会」
日 時:2012年7月21日(土) 13:00〜17:30 受付開始12:30
会 場:名古屋大学文学研究科127講義室(名古屋市千種区不老町)
主 催:東海縄文研究会(代表 大塚達朗)
目 的:東海縄文研究会は、研究会を愛知、静岡、三重、岐阜と巡回して開催してきた。この研究会は土器などの考古資料を実際に見ながら、諸問題について論議することを主旨としている。
2010年度から行っている例会では、例会趣旨である“後晩期における東海地方の社会”をふまえ、これに関連する研究発表を様々な方に行っていただいている。
今回のテーマは「後晩期の貝塚遺跡からみた生業と社会」である。列島でも有数の貝塚地帯である東海地方の資料を中心に、貝塚からの生業復元だけではなく、地域社会の実情にも迫るものである。
参加費 500円(資料代)
内 容:
開会 13:00
13:00 「開催挨拶・趣旨説明」 大塚達朗(東海縄文研究会代表)
発表(13:10〜15:20) 座長:長田友也(南山大学)
13:10〜15:10 「加工場型貝塚からみた東海地方の後晩期社会」岩瀬彰利(豊橋市中央図書館)
コメント[樋泉岳二(早稲田大学)]・質疑応答
15:10〜15:20 休憩
15:20〜17:20 「東海地方における縄文時代後晩期の生業研究の方向性」山崎 健(独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所)
コメント[植月 学(山梨県立博物館)]・質疑応答
情報交換(17:20〜17:30)
17:20 次回告知・縄文関係情報交換会
閉会 17:30 終了 ※ 終了後は懇親会を開催したいと考えています。
その他:
・会場へは公共交通機関でご来場ください。車でのご来場はご遠慮下さい。
・学内は禁煙です。喫煙される方は屋外の指定場所でお願いします。
・講義室で飲食はできますが、飲食物のゴミは各自で処理・廃棄し、講義室に一切残さないようにしてください。ご協力をお願いします。
・事前申し込みの必要はありません。
お問い合わせ:
例会に関する問い合わせはメールにて事務局統括:岩瀬彰利(ams658@yahoo.co.jp)までお願いします。
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● 平成24年度 静岡県考古学会東部地区例会
「静岡県沼津市高尾山古墳遺物見学会」
平成20・21 年に発掘調査がなされ、東日本最古級の前方後方墳であることが明らかとなった静岡県沼津市高尾山古墳(旧 辻畑古墳)の発掘調査報告書が3 月に刊行されました。
今回、沼津市教育委員会のご厚意により下記の通り、出土遺物の見学会を開催することとなりました。会員の方は勿論、会員以外の方々の参加もお待ちしています。
日 時:平成24 年6 月30 日( 土) 14 時から
場 所:沼津市文化財センター(沼津市大諏訪46-1)
お問い合わせは、例会担当までお願いいたします。
佐藤祐樹(富士市教育委員会)0545-22-2095
栗木崇(熱海市教育委員会)0557-86-6578
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● 馬越長火塚古墳出土品 国重要文化財指定記念展示
豊橋市・馬越長火塚古墳の出土品が重要文化財に指定されることを記念して、展示会を開催します。棘葉形杏葉をはじめとする金銅装馬具や、ほかに例を見ないガラス玉、や大形のなつめ玉、盛大に開催された墓前祭祀の須恵器群(湖西窯産)など、重文指定品の全容を紹介します。
※ 指定後は、資料保存の観点から公開期間が制限されるため、今回のような展示は難しくなります。
日 時:平成24年6月26日(火)〜7月8日(日)※月曜休館 9:00〜17:00
会 場:豊橋市美術博物館 2階第1展示室 豊橋市今橋町3−1
観覧料:無料
★ 講 座:「重要文化財の見かた、教えます」
日 時:7月1日(日)10:30から
講 師:豊橋市美術博物館学芸員
参 加:どなたでも
問合せ:豊橋市美術博物館 0532−51−2879
http://www.toyohaku.gr.jp/bihaku/
■ 出版物========
●報告書『馬越長火塚古墳群』販売のお知らせ
重文指定の基礎文献となった、報告書を販売しています。馬越長火塚古墳は、6世紀末葉に築造された全長70mの前方後円墳です。主体部は、複室構造の三河型横穴式石室で愛知県内では最大規模です。また、墳丘の構造は西日本の後期後半の大型首長墳に類似するなど、東三河・東海に限らない、さまざまな問題を提起してくれています。
※ 5月末から250部を販売し、残部が半分を切りました。
体 裁:A4判 468ページ 1900g
頒 価:2800円
●報告書『稲荷山古墳群(●)』販売のお知らせ
豊橋市・稲荷山1・2号墳の発掘調査報告書。1号墳は13×17mを測る楕円形墳で、6世紀後葉の築造です。主体部は東三河地方では数少ない右片袖式の横穴式石室。墳丘は残存状態が良好で、表面を覆う特異な工法の葺石をはじめ、3重にめぐる墳丘内石積が検出され、墳丘の築造方法が明らかになりました。また墳丘上では須恵器の甕を破砕する祭祀が行われています。石室内からは鉄鏃や2点の素環轡、短刀などの鉄器をはじめ、管玉、勾玉、切子玉、ガラス玉など豊富な玉類が出土しました。中でも「錫製耳環」の出土が特筆されます。
体 裁:A4判 330ページ 1400g
頒 価:1800円
□豊橋市の報告書の購入方法
豊橋市美術博物館で直接お買い求めいただくか、ご注文は希望する書名と冊数を明記の上、代金+送料分を下記までお送り下さい。
440−0801 豊橋市今橋町3−1 豊橋市美術博物館
(TEL0532−51−2879 FAX0532−56−2123)
※送料は、ゆうメールで2キロまで450円、3キロまで590円。3キロを越える場合は着払いにてお送りします。
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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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