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2012年2月14日 (火)

考古学フォーラム情報BOX412

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会 西三河定例会(2月)
日 時:2月16日(木)19:00〜
場 所:安城市埋蔵文化財センター
発 表:「近世曹洞宗寺院の様相ー昨年度の本光寺境内地発掘調査からー」
    神取龍生(幸田町教育委員会)

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● 2011年度 静岡県考古学会シンポジウム:
「志戸呂焼きを考える−古志戸呂の誕生〜その生産と流通−」
開催日時:平成24年3月4日(日)開会9:30(開場9:00)
会 場:島田市金谷公民館「みんくる」(島田市金谷代官町3400番地)
概 要:15世紀後半、大井川西岸の金谷地区に中世施釉陶器が導入されました。これは静岡県内でのもっとも古い中世施釉陶器の導入と注目されますが、操業期間は比較的短期間であったものと考えられます。その後、16世紀後半に新たな技術・器種組成を導入して再開された施釉陶器生産は、17世紀前半に横岡地区で開始された志戸呂焼生産に集約されていったとみられます。これら二時期にわたる中世施釉陶器生産は、瀬戸・美濃地域の技術(古瀬戸後期様式及び大窯3期様式)が導入され、成立したものとされています。
 今回のシンポジウムは、瀬戸・美濃地域の中世施釉陶器との類似点や差異を再確認するとともに、各時期の独自性を明らかにして当地域の窯業生産への新たな見地を提示することを目的としています。
 なお、当日は会場内にて発掘調査で出土した遺物の展示や、窯元による志戸呂焼製作の実演と作品の展示も行いますので、併せてご覧ください。
日 程:
(1)開催の趣旨(実行委員会)          9:30
(2)あいさつ(静岡県考古学会会長・市教育長)  9:40
(3)生産地の再検討
  ア 課題提起         溝口 彰啓   9:50
  イ 川根沢窯・三ツ沢窯    萩原佳保里  10:00
  ウ 神座窯・上志戸呂窯    河合  修  10:30
  エ 初山焼          栗原 雅也  11:00
(4)基調報告1          
   中世施釉陶器の生産の特徴  柴垣 勇夫  11:30
(5)流通・消費地の分析
  ア 課題提起         河合  修  13:15
  イ 県中東部の状況      山本 宏司  13:25
  ウ 県西部の状況       木村 弘之  13:55
  エ 関東地方の状況      梁瀬 裕一  14:25
(6)基調報告2          
   中世施釉陶器の流通と生産地 藤沢 良祐  14:55
(7)討  論       司会・足立 順司  15:35   
(8)閉  会                 17:00
   ※遺物展示・製作実演           10:00〜16:00
   ※懇親会                 18:00〜

問合わせ:島田市博物館文化財課係 電話 0547−35−3008
主 催:静岡県考古学会  共 催:島田市博物館

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