« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011年7月31日 (日)

考古学フォーラム情報BOX383

◆ 展示会・講演会・研究会========
● シンポジウム:
「考古学における年代決定と気候変動研究の新展開」−木材年輪試料の活用を中心として−
・プログラム(暫定案)
日 時:2011年9月10日(土)10:00−16:00
場 所:名古屋大学・環境総合館1階・レクチャーホール
http://www.env.nagoya-u.ac.jp/contact/map.html

10:00−10:20 中塚 武(名古屋大学大学院環境学研究科) シンポジウムの趣旨説明
10:20−11:00 光谷拓実(奈良文化財研究所)「日本における樹木年輪年代法の発展(仮題)」
11:00−11:40 中村俊夫(名古屋大学年代測定総合研究センター)「樹木年輪を用いた放射性炭素年代の暦年較正の諸問題」
<昼休み>
13:00−13:30 中塚 武(名古屋大学大学院環境学研究科)「酸素同位体比を用いた新しい年輪年代法の開発」
13:30−14:00 坂本 稔(国立歴史民俗博物館)「紀元前後の東アジア産樹木年輪の示す炭素14年代の変動」
<休憩>
14:15−14:45 赤塚次郎(愛知県埋蔵文化財センター)「弥生・古墳時代の環境変動の痕跡と集落遺跡」
14:45−15:15 樋上 昇(愛知県埋蔵文化財センター)「出土木製品からみた弥生・古墳時代の森林利用」
<休憩>
15:30−16:00 総合討論

発起人
名古屋大学環境学研究科 中塚 武
愛知県埋蔵文化財センター 赤塚次郎
国立歴史民俗博物館 坂本 稔


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●高浜市やきものの里かわら美術館:
「長崎歴史文化博物館収蔵品展—「鎖国」の中の輝き、長崎の粋をみる —」
 「鎖国」の時代といわれる江戸時代、しかし実際には日本も東アジアの交流ネットワークの中にあり、場所と相手を限定はするものの、外交や貿易、文化の交流 が行われていました。その中で長崎は、日本において唯一、アジアだけでなく西洋にも開かれた国際貿易都市でした。様々な文物や技術が伝えられるとともに、 日本の文物や情報が世界へ向けて発信される窓口ともなり、日本と世界を結ぶ重要な役割を果たしました。
本展では、長崎歴史文化博物館が収蔵する歴史資料や美術工芸品を展示し、中国やオランダとの貿易や交流、それによって伝えられた様々な文物の一端を紹介し ます。また、舶来の技術や風物が反映され、日本人の目を楽しませた長崎ならではの工芸品の中から、やきものを中心にお楽しみいただきます。
期 間:平成23年8月6日(土)〜9月25日(日)

★講演会
・講演会1「海外交流が生み出した、長崎の美術工芸の魅力」
近世長崎の美術工芸について、特に美術品を中心にお話いただきます。
日 時:8月27日(土)午後1時30分〜3時
講 師:植松有希氏(長崎歴史文化博物館研究員)
場 所:3階講義室
参加費:無料
募集人数:40名(先着順)
申 込:7月23日(土)午前9時より電話にて受付します。
・講演会2「海外交流史のなかの近世長崎」
東アジア各地の人びとがひしめいていた長崎の町について、海外交流史の観点からお話いただきます。
日 時:9月4日(日)午後1時30分〜3時
講 師:池内敏氏(名古屋大学文学部教授)
場 所:3階講義室
参加費:無料
募集人数:40名(先着順)
申 込:7月23日(土)午前9時より電話にて受付します。
・講演会3「海を渡った仏たち−長崎地方の仏教文化−」
古代から近世までの長崎地方ならではの仏教文化についてお話します。
日 時:9月11日(日)午後1時30分〜3時
講 師:井口喜晴(当館館長)
場 所:3階講義室
参加費:無料
募集人数:40名(先着順)
申 込:7月23日(土)午前9時より電話にて受付します。
http://www.takahama-kawara-museum.com/index.html

000150_1

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月25日 (月)

考古学フォーラム情報BOX382

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第17回考古学研究会東海例会
テーマ:東海地方の駅家研究の最前線〜東海道・東山道の駅家と駅路〜
日 時:2011年8月6日(土)・7日(日)
場 所:三重大学共通教育一号館1階第120番教室
開催主旨:
 近年、情報伝達網の整備がすさまじい勢いで進んでいる。世界中の出来事が瞬時に伝えられ、時には体制を、経済を崩壊させることすらある。日本古代の律令国家においても迅速な情報伝達は緊急かつ重要な課題であったに違いない。その骨格をなすのが五畿七道による駅制の確立であった。では、古代情報伝達網はどの様にして形成され、運用されてきたのだろうか。これまで、歴史地理学や文献史学に負っていた駅路や駅家の研究は発掘調査によって新たな段階に達している。にも関わらず、考古学が提供する新たな情報が、必ずしも古代国家の情報伝達の意図を明らかにしているとは言い難い。そこで本研究会では、東海地方の東海道・東山道に焦点を当てて、最新の調査・研究成果から日本の古代国家が設置した情報伝達施設の立地や機能を分析することによって、情報伝達システムの構造や情報管理の意図を探ってみようと思う。
発表予定:
・8月6日(土) 
13:00  開催挨拶 代表 中井正幸
13:05  主旨説明 山中 章
13:20  研究報告 谷重豊季(広島県府中市教育委員会)「近年の古代交通研究の動向と若干の展望」
14:50  研究報告 高島英之(群馬県教育委員会)「最新の調査成果からみた坂東地域における東山・東海両道駅路と駅家」 
16:20  休憩
16:35  事例報告 林弘之(豊川市桜ヶ丘ミュージアム)「東海道参河国渡津駅家と二見道」
17:35  第1日総括討論「考古学と駅路・駅家」 司会 山中 章
18:05  第1日終了  
18:20  情報交換会 三重大学第一生協二階「パセオ」 会費4000円
・8月7日(日)
9:30  研究報告 山中 章(三重大学)「考古学からみた日本古代駅伝路設置の歴史的背景」
11:00  事例報告 江草由梨 (三重大学大学院)「東海道伊勢国志摩支路の再検討」 
12:00  昼食
13:00  事例報告 丸杉俊一郎(静岡県教育委員会)「東海道遠江国井通遺跡(引佐駅家)と古代交通」
14:00  事例報告 中里信之(長野県下伊那郡阿智村教育委員会)「長野県阿智村の東山道遺跡研究の現状-神坂越えの変遷を踏まえて-」
15:00  第2日総括討論「古代官道の原形」司会  高島英之
15;30  閉会挨拶 次期開催地
15:35  終了

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月20日 (水)

考古学フォーラム情報BOX381

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会 西三河定例会(7月)
日 時:7月21日(木)19:00〜
場 所:安城市埋蔵文化財センター
発 表:平成22年度の発掘調査 西尾市・刈谷市編
  「江原城跡発掘調査」 浅岡 優 氏(西尾市教育委員会)
  「刈谷城跡確認調査」「西根8号・9号窯跡の確認調査」鵜飼堅証 氏(刈谷市教育委員会)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 土岐市美濃陶磁歴史館:
企画展「丼・徳利・珈琲碗−美濃窯における地域分業への歩み−」
 東濃地域は古くから陶磁器の生産が盛 んです。土岐市においてもさまざまな製品を生産していますが、その中でも「駄知の丼」「下石の徳利」「妻木の珈琲碗」といったように、町ごとで特産品と呼 ばれる製品があります。それでは町ごとに異なる器種を作り、特産品とした背景にはどのような状況があったのでしょうか
 企画展「丼・徳利・珈琲碗−美濃窯における地域分業への歩み−」では、江戸時代後期から近代にかけての美濃窯における生産状況を概観します。そして町ごとに特産品が作られるようになった背景を紹介します。
期 間:平成23年7月22日(金)〜9月25日(日)
http://www.city.toki.lg.jp/wcore/hp/page000000600/hpg000000536.htm

Scan42_16

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 東海3県10館:
NHK BSプレミアム アニメ「へうげもの」関連企画 
東海3県10館合同展覧会 「織部・大数寄(ダイスキ)・コレクション」
 BSプレミアムで放送中のアニメ「へうげもの」は、戦乱の世でありながら、茶の湯の世界に心奪われた「へうげもの」の武将・古田左介(織部)の生きざまを描く物語です。
 この主人公である古田左介(織部)に東海3県はゆかりが深く、また多くの織部焼が作られてきました。
 そこで、この放送に連動して、東海3県の10館が所蔵する“織部”にゆかりのある選りすぐりの作品を、3つの テーマにわけて一斉に展示します。期間 中、ぜひ1つでも多くの開催間にお出かけいただき、斬新な織部の世界と、織部を育んだこの地域の魅力をご堪能ください。
会 期:平成23年7月5日(火)〜9月25日(日)
内 容:
 第1章 織部と茶の世界
     徳川美術館、名古屋市博物館
 第2章 織部と美濃焼
     愛知県陶磁資料館、岐阜県陶磁資料館、岐阜市歴史博物館、土岐市美濃陶磁歴史館
 第3章 江戸〜近代における桃山ルネサンス
     岐阜県現代陶芸美術館、石水博物館、瀬戸蔵ミュージアム、豊蔵資料館
http://www.nhk.or.jp/nagoya/hyouge/

Scan10_2

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月18日 (月)

考古学フォーラム情報BOX380

● 浜松市博物館:
特別展「赤門上古墳発掘50周年 銅鐸から銅鏡へ」
 平成23年は、浜松市が市制施行100周年を迎えます。また浜北区の赤門上古墳の発掘調査、三角縁神獣鏡出土から数えて50周年となる年です。
 そこで市内で出土した銅鐸と赤門上古墳の三角縁神獣鏡を軸として、畿内を視野に入れながら、東海地域の弥生時代から古墳時代の政治、経済、文化の展開と、浜松の弥生時代から古墳時代の姿を考えます。
 東海地域は突線紐式段階の銅鐸が盛行した地域で、その東端に位置する浜松は近畿式銅鐸と三遠式銅鐸の両者が分布する地域です。本展示では、三遠式銅鐸の祖 形のひとつとされる東海型銅鐸と東海地域の突線紐式銅鐸、そして畿内の近畿式銅鐸を一堂に集め展示いたします。
 赤門上古墳から出土した三角縁神獣鏡は、畿内の椿井大塚山古墳や黒塚古墳などと同型関係を持つことで知られます。邪馬台国の女王卑弥呼が魏から賜ったと考えられる三角縁神獣鏡を集め展示します。
期 間:平成23年7月23日(土)〜9月4日(日)
★記念講演会 
「銅鐸から前方後円墳へ」
講 師:寺沢 薫(桜井市纒向学研究センター設立準備顧問)
日 時:9月4日(日) 午後1時〜4時
会 場:なゆた浜北 大会議室(浜松市浜北区貴布祢3000) 遠州鉄道浜北駅下車
費 用:入場無料
定 員:当日先着200名
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamahaku/

Doutaku_2

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 第7回考古学セミナー「小林達雄の様式論」
日 時:2011年8月7日(日)午後2時から
場 所:豊橋市職員会館301会議室
テキスト
1)小林達雄 1977「5 型式.様式.形式」『日本原始美術大系 1 縄文土器』 講談社 B5版 166-169頁
2)小林達雄 1989「縄文土器の様式と型式・形式」『縄文土器大観4 後期 晩期続縄文』 小学館 B4版 248-257頁
参考文献
小林達雄 1966「縄文早期前半に関する問題」『多摩ニュータウン遺跡調査報告_』多摩ニュータウン遺跡調査会 B5版 21-61頁
小林達雄 1967「縄文晩期における<土版・岩版>研究の前提」『物質文化』10 物質文化研究会 1‐8頁
小林達雄 1967「長野県西筑摩郡開田村柳又遺跡の有舌尖頭器とその範型」『信濃』第19巻 第4号 269-276頁
申し込み:定員20名 事前申し込み先着順(贄までご連絡ください)なお、文献が手に入らない場合は連絡してください。コピーを送ります。
募 集:1)2)の文献について発表者を募集します。希望者は贄までご連絡下さい。
懇 親 会:午後6時から
開催趣旨:前回の第6回セミナーは、小林行雄の様式を踏まえ、山内清男の型式と小林達雄の範型を議論しました。その中で、小林達雄の様式について検討することが提案されました。第7回では、この小林達雄の様式について検討し、小林行雄、山内清男の概念と比較して、考古資料をどのように認識するべきなのかということを議論したいと思います。
 小林達雄が行った具体的な分類の結果を勉強するのではありません。参考文献に挙げた文献は、分類の実例として参考にしてください。まず行うことは、小林達雄の様式がどのような概念であるのか、小林行雄の様式とどう違うのか、山内清男の型式とどう違うのかを比較検討してください。その上で、自分自身が考古資料をどのように認識するのかを説明できるようにして参加してください。第7回では、参加者各自の認識方法がどのように異なっているのかを比較して、もっとも有効な認識方法がどのようなものであるのかを議論したいと思います。これが今回の目的です。
テキスト検討 南山大学の大塚達郎さんから抜き刷りが送られてきていますが、これらを第8回で取上げるかどうかを検討したいと思います。このセミナーで取り上げたほうが良いかは、皆さんと検討したいと思いますので、余裕のある方は内容を検討してください。
大塚達朗「2.縄文時代(1)土器-山内型式論の再検討-」『考古学雑誌』第82巻第2号 1996年
大塚達郎「短期編年の縄紋文化」『縄文時代』第21号 2010年
大塚達郎「亀ケ岡式精製土器移入・模倣論の再考」『南山大学人類学博物館紀要』第28号 2010年
大塚達郎「日本先史考古学における編年研究の様相」南山大学人類学博物館紀要』第29号 2011年

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月12日 (火)

考古学フォーラム情報BOX379

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 北名古屋市歴史民俗資料館: 
企画展「市電沢上車庫を掘る 遺跡から発見された昭和−旧懐と歴史・伝世品と出土品」
 今回展示する沢上電車運輸事務所、沢上車庫(名古屋市熱田区)が位置する地域は、高蔵遺跡と称され、弥生時代、古墳時代の集落跡、その後、中世、近世、そして現代まで人の営みが印されている地域です。
 沢上車庫は、昭和49年の市電の廃止に伴って上屋が解体され、線路の一部や点検に用いられる施設、トラバーサーなどが埋め立てられていました。この地域は、高蔵遺跡の範囲に含まれていることからマンションの建設計画に先立ち平成11年(1999年)発掘調査が実施されました。その結果、沢上車庫の全体像 が学術的調査により再び光を浴びました。構造物や電球、陶器類などのほか、下水道の土管、隣接していた映画館と思われるタイル貼りの床など昭和時代の暮らしを出土品から知ることができます。沢上車庫の発掘調査資料の全貌が公開されるのは初めてとなります。
 発掘調査の出土品としての博物館資料と、本館が常設展示する伝世資料としての博物館資料、また、学術的な歴史資料とノスタルジー、旧懐の品としての資料を同時に展示し、博物館資料、昭和時代の展示について考える機会とします。
期 間:平成23年7月1日(金曜日)から9月29日(木曜日)
★ギャラリートーク
「市電沢上車庫を掘る」
日 時:7月16日(土) 午後1時30分
講 師:高橋健太郎氏(豊田市教育委員会)・伊藤明良(北名古屋市歴史民俗資料館)
ゲスト:伊藤秋男氏(南山大学名誉教授)
http://www.city.kitanagoya.lg.jp/rekimin/index.php

23_07

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 松阪市文化財センターはにわ館:
企画展「そうだったのか!!櫛田川 〜遺跡で学ぶ人びとの暮らし〜」
 櫛田川は、日本列島の大断層線である中央構造線に沿った河川で、三重・奈良県境に位置する高見山にその源を発して伊勢湾にそそぐ、全長87km・流域面積436キロ平方メートルの一級河川です。現在、櫛田川流域には約4万人の人びとが暮らしていますが、私達の祖先は櫛田川という偉大な自然の恵みのそばで、どのような暮らしをしてきたのでしょうか。
 今回の展示では、櫛田川流域とその周辺の36遺跡の発掘調査成果と出土品にスポットを当て、古代から上流域・中流域・下流域の人びとが、どのように暮らしてきたかを紹介していきます。
期 間:平成23年7月16日(土)〜9月4日(日)
★三重県埋蔵文化財センター公開考古学講座「三重を掘る」
第3回「三角縁神獣鏡と三重の古墳」
日 時 8月20日(土) 13:30〜15:00
会 場 松阪市文化財センター 第1ギャラリー
定 員 100名程度(申し込み不要)
http://www.city.matsusaka.mie.jp/bunka/shisetsu/haniwakan/kaikan.html

Clip_image065_2

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 春日井市教育委員会:
第19回春日井シンポジウム
テーマ「この国の歴史と形〜東海学を視座にすえて〜」
日 時:
平成23年10月8日(土曜日)午後1時00分から午後4時50分
     10月9日(日曜日)午前10時から午後4時55分
会 場:春日井市民会館
参加料:3000円(2日間・資料集代含む)
・第1部 神仏習合  
午後1時 「氣比神宮と織田の劔神社」越前町教育委員会学芸員 堀 大介氏
午後1時40分 「伊勢神宮と仏教浸透〜伊勢大神宮寺から経塚造営〜」三重県埋蔵文化財センター 穂積裕昌氏
午後2時20分 休憩(10分)
午後2時30分 「善光寺と諏訪信仰」遼寧師範大学客座教授 川崎 保氏
午後3時10分 「熱田社と神仏習合」日本福祉大学名誉教授 福岡猛志氏
午後3時50分 休憩 (10分)
午後4時 まとめの討論
福岡猛志氏(司会)、森 浩一氏(助言)、堀氏、穂積氏、川崎氏
午後4時50分 第1部 終了
・第2部 古代日本人と渡来人 
午前10時 「日本人はどのように形成されたか〜人類学から〜」土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム名誉館長 松下孝幸氏
午前10時50分 「渡来人の役割と日本文化〜東海を含む東日本〜」茨城キリスト教大学名誉教授 志田諄一氏
午前11時40分 昼休憩(80分)
・第3部 日本の地域文化と食ほか
午後1時 「山・森・里の資源利用と文化]近畿大学名誉教授 野本寛一氏
午後1時50分 「海と島の資源利用と文化」東京農業大学名誉教授 小泉武夫氏
午後2時40分 休憩(5分)
午後2時45分 (50分)
「この国の歴史と形〜東海学を視座にいれて〜」同志社大学名誉教授 森 浩一氏
午後3時25分 休憩 (10分)
午後3時35分 まとめの討論
森 浩一氏・兼康保明氏(司会)、松下氏、志田氏、野本氏、小泉氏、福岡氏
午後4時55分 閉会

・第19回春日井シンポジウム参加申し込み方法
シンポジウム参加費用:
シンポジウム(2日間) 一般 3000円、学生 2500円 (注1)
シンポジウム(1日のみ) 一般 2500円、学生 2000円 (注1・2)
(注1)ご夫婦・親子等の参加で、資料集が1冊でよい場合は、2人目以降の方は2日間 1500円、1日のみ1000円となります。
(注2)1日のみの割引料金は、事前申し込みに限ります。参加料振込み後の変更・返金はできません。
シンポジウム参加申し込み受付期間:
受付期間:平成23年6月18日(土曜日)〜8月31日(水曜日)
※申し込み受付後、振込用紙を送付しますので、指定期日までに参加費用をご入金下さい。ご入金確認後、入場券と資料集を送付します。(9月下旬発送の予定です。)
参加申し込み方法:
※ご夫婦・親子等でお申し込みの方は、1枚のハガキ(用紙)に連名でお申込みください。なお、この場合は資料の必要部数を明記してください。
専用ハガキで参加申し込みの方
 必要事項をご記入の上、50円切手を貼ってお申込み下さい。
郵便ハガキ・ファックスで参加申し込みの方
 「第19回春日井シンポジウム参加希望」と明記し、1.郵便番号、2.住所、3.氏名(ふりがな)、4.電話番号、5.参加希望日(「シンポジウム(8・9日)」)、6.学校名(学生の方のみ)をご記入のうえ、下記の宛先までお申込みください。
宛 先  486-0913 春日井市柏原町1-97-1
     春日井市教育委員会文化財課 春日井シンポジウム係
ファックス 0568-34-6484
インターネット(Eメール)で参加申し込みの方
「第19回春日井シンポジウム参加希望」と明記し、1.郵便番号、2.住所、3.氏名(ふりがな)、4.電話番号、5.参加希望日(「シンポジウム(8・9日)」)、6.学校名(学生の方のみをご記入のうえ、下記のアドレスまでお申込みください。
Eメールアドレス bunkazai@city.kasugai.lg.jp(メール送信時には@を半角にして送信して下さい。)

★森浩一文庫展示「寺社境内図の版画展」
日 時:平成23年6月18日(土曜日)〜7月17日(日曜日)および
         9月17日(土曜日)〜10月30日(日曜日)
会 場:森浩一文庫・民俗考古展示室
   (春日井市柏原町1-97-1 春日井市立中央公民館 北館1階)
入場料:無料
★春日井の古代史事始4
日 時:平成23年9月28日(水曜日)〜10月10日(月曜日・祝日)
会 場:文化フォーラム春日井・ギャラリー
入場料:無料
http://www.city.kasugai.lg.jp/bunka/event/bunkazai_event/19sinpo.html

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »