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2011年7月12日 (火)

考古学フォーラム情報BOX379

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 北名古屋市歴史民俗資料館: 
企画展「市電沢上車庫を掘る 遺跡から発見された昭和−旧懐と歴史・伝世品と出土品」
 今回展示する沢上電車運輸事務所、沢上車庫(名古屋市熱田区)が位置する地域は、高蔵遺跡と称され、弥生時代、古墳時代の集落跡、その後、中世、近世、そして現代まで人の営みが印されている地域です。
 沢上車庫は、昭和49年の市電の廃止に伴って上屋が解体され、線路の一部や点検に用いられる施設、トラバーサーなどが埋め立てられていました。この地域は、高蔵遺跡の範囲に含まれていることからマンションの建設計画に先立ち平成11年(1999年)発掘調査が実施されました。その結果、沢上車庫の全体像 が学術的調査により再び光を浴びました。構造物や電球、陶器類などのほか、下水道の土管、隣接していた映画館と思われるタイル貼りの床など昭和時代の暮らしを出土品から知ることができます。沢上車庫の発掘調査資料の全貌が公開されるのは初めてとなります。
 発掘調査の出土品としての博物館資料と、本館が常設展示する伝世資料としての博物館資料、また、学術的な歴史資料とノスタルジー、旧懐の品としての資料を同時に展示し、博物館資料、昭和時代の展示について考える機会とします。
期 間:平成23年7月1日(金曜日)から9月29日(木曜日)
★ギャラリートーク
「市電沢上車庫を掘る」
日 時:7月16日(土) 午後1時30分
講 師:高橋健太郎氏(豊田市教育委員会)・伊藤明良(北名古屋市歴史民俗資料館)
ゲスト:伊藤秋男氏(南山大学名誉教授)
http://www.city.kitanagoya.lg.jp/rekimin/index.php

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● 松阪市文化財センターはにわ館:
企画展「そうだったのか!!櫛田川 〜遺跡で学ぶ人びとの暮らし〜」
 櫛田川は、日本列島の大断層線である中央構造線に沿った河川で、三重・奈良県境に位置する高見山にその源を発して伊勢湾にそそぐ、全長87km・流域面積436キロ平方メートルの一級河川です。現在、櫛田川流域には約4万人の人びとが暮らしていますが、私達の祖先は櫛田川という偉大な自然の恵みのそばで、どのような暮らしをしてきたのでしょうか。
 今回の展示では、櫛田川流域とその周辺の36遺跡の発掘調査成果と出土品にスポットを当て、古代から上流域・中流域・下流域の人びとが、どのように暮らしてきたかを紹介していきます。
期 間:平成23年7月16日(土)〜9月4日(日)
★三重県埋蔵文化財センター公開考古学講座「三重を掘る」
第3回「三角縁神獣鏡と三重の古墳」
日 時 8月20日(土) 13:30〜15:00
会 場 松阪市文化財センター 第1ギャラリー
定 員 100名程度(申し込み不要)
http://www.city.matsusaka.mie.jp/bunka/shisetsu/haniwakan/kaikan.html

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● 春日井市教育委員会:
第19回春日井シンポジウム
テーマ「この国の歴史と形〜東海学を視座にすえて〜」
日 時:
平成23年10月8日(土曜日)午後1時00分から午後4時50分
     10月9日(日曜日)午前10時から午後4時55分
会 場:春日井市民会館
参加料:3000円(2日間・資料集代含む)
・第1部 神仏習合  
午後1時 「氣比神宮と織田の劔神社」越前町教育委員会学芸員 堀 大介氏
午後1時40分 「伊勢神宮と仏教浸透〜伊勢大神宮寺から経塚造営〜」三重県埋蔵文化財センター 穂積裕昌氏
午後2時20分 休憩(10分)
午後2時30分 「善光寺と諏訪信仰」遼寧師範大学客座教授 川崎 保氏
午後3時10分 「熱田社と神仏習合」日本福祉大学名誉教授 福岡猛志氏
午後3時50分 休憩 (10分)
午後4時 まとめの討論
福岡猛志氏(司会)、森 浩一氏(助言)、堀氏、穂積氏、川崎氏
午後4時50分 第1部 終了
・第2部 古代日本人と渡来人 
午前10時 「日本人はどのように形成されたか〜人類学から〜」土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム名誉館長 松下孝幸氏
午前10時50分 「渡来人の役割と日本文化〜東海を含む東日本〜」茨城キリスト教大学名誉教授 志田諄一氏
午前11時40分 昼休憩(80分)
・第3部 日本の地域文化と食ほか
午後1時 「山・森・里の資源利用と文化]近畿大学名誉教授 野本寛一氏
午後1時50分 「海と島の資源利用と文化」東京農業大学名誉教授 小泉武夫氏
午後2時40分 休憩(5分)
午後2時45分 (50分)
「この国の歴史と形〜東海学を視座にいれて〜」同志社大学名誉教授 森 浩一氏
午後3時25分 休憩 (10分)
午後3時35分 まとめの討論
森 浩一氏・兼康保明氏(司会)、松下氏、志田氏、野本氏、小泉氏、福岡氏
午後4時55分 閉会

・第19回春日井シンポジウム参加申し込み方法
シンポジウム参加費用:
シンポジウム(2日間) 一般 3000円、学生 2500円 (注1)
シンポジウム(1日のみ) 一般 2500円、学生 2000円 (注1・2)
(注1)ご夫婦・親子等の参加で、資料集が1冊でよい場合は、2人目以降の方は2日間 1500円、1日のみ1000円となります。
(注2)1日のみの割引料金は、事前申し込みに限ります。参加料振込み後の変更・返金はできません。
シンポジウム参加申し込み受付期間:
受付期間:平成23年6月18日(土曜日)〜8月31日(水曜日)
※申し込み受付後、振込用紙を送付しますので、指定期日までに参加費用をご入金下さい。ご入金確認後、入場券と資料集を送付します。(9月下旬発送の予定です。)
参加申し込み方法:
※ご夫婦・親子等でお申し込みの方は、1枚のハガキ(用紙)に連名でお申込みください。なお、この場合は資料の必要部数を明記してください。
専用ハガキで参加申し込みの方
 必要事項をご記入の上、50円切手を貼ってお申込み下さい。
郵便ハガキ・ファックスで参加申し込みの方
 「第19回春日井シンポジウム参加希望」と明記し、1.郵便番号、2.住所、3.氏名(ふりがな)、4.電話番号、5.参加希望日(「シンポジウム(8・9日)」)、6.学校名(学生の方のみ)をご記入のうえ、下記の宛先までお申込みください。
宛 先  486-0913 春日井市柏原町1-97-1
     春日井市教育委員会文化財課 春日井シンポジウム係
ファックス 0568-34-6484
インターネット(Eメール)で参加申し込みの方
「第19回春日井シンポジウム参加希望」と明記し、1.郵便番号、2.住所、3.氏名(ふりがな)、4.電話番号、5.参加希望日(「シンポジウム(8・9日)」)、6.学校名(学生の方のみをご記入のうえ、下記のアドレスまでお申込みください。
Eメールアドレス bunkazai@city.kasugai.lg.jp(メール送信時には@を半角にして送信して下さい。)

★森浩一文庫展示「寺社境内図の版画展」
日 時:平成23年6月18日(土曜日)〜7月17日(日曜日)および
         9月17日(土曜日)〜10月30日(日曜日)
会 場:森浩一文庫・民俗考古展示室
   (春日井市柏原町1-97-1 春日井市立中央公民館 北館1階)
入場料:無料
★春日井の古代史事始4
日 時:平成23年9月28日(水曜日)〜10月10日(月曜日・祝日)
会 場:文化フォーラム春日井・ギャラリー
入場料:無料
http://www.city.kasugai.lg.jp/bunka/event/bunkazai_event/19sinpo.html

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