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2011年6月26日 (日)

考古学フォーラム情報BOX378

● 『大垣市史』(考古編)発刊
A5判、本文約1,000頁、定価3,000円(送料別)
 最新の発掘成果も含めて、大垣市内の調査遺跡(荒尾南遺跡、東町田遺跡、花岡山古墳、昼飯大塚古墳、美濃国分寺跡、大垣城跡など33遺跡)の解説が掲載されています。附編として、今まで公表されていなかった矢道長塚古墳や遊塚古墳の出土遺物、大垣城関連資料として大垣城収蔵瓦、大垣城絵図等の報告が収録されています。
 お問い合わせ、ご購入申し込みは、大垣市教育委員会 市史編纂室へ、電話、ファックス、メールでお願いします。
 TEL(0584)81-1803、FAX(0584)81-1863、
メールshishihensan@city.ogaki.lg.jp

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第29回名古屋東アジア史研究会
日 時:2011年7月11日(月)18時30分より
場 所:南山大学第一研究棟4階 エレベーターホール右奥の会議室
発表者:飯野文子
内 容:「金銅眉庇付胄の不思議」
 金銅眉庇付胄は、全国で8例ほどしか知られていません。四方白・六方白という珍しい形式のものもあります。こういった胄が出土した古墳の、性格・被葬者像などについて考えてみます。
※ なお、当日資料代金として、200円をお願いします。
問い合わせ先:
 名古屋市緑区平手北二丁目901
  名古屋市立鳴海東部小学校 木村光一 052-876-0320

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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2011年6月18日 (土)

考古学フォーラム情報BOX377

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会東三河部会7月例会
日 時:7月14日(木) 午後7時30分から
場 所:豊川市発掘調査現場事務所
内 容:
「旧豊川海軍工廠近代遺跡調査について(1)」 平松弘孝(豊川市教育委員会)
 名古屋大学太陽地球環境研究所豊川分室構内の豊川海軍工廠(海軍の兵器工場で文化庁の全国近代遺跡調査の詳細調査対象遺跡)関係遺跡の調査概要説明。
「惜別の棺」贄元洋(豊橋市美術博物館)
 弥生時代中期の壺棺の特殊な葬法の事例を紹介し、佐賀県の弥生前期の壺棺との関連性を検討します。

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● 東海縄文研究会・第2回例会「後晩期の地域社会」
日 時:2011年7月16日(土) 13:00〜17:30  受付開始12:30
会 場:名古屋大学文学研究科127講義室(名古屋市千種区不老町)
主 催:東海縄文研究会(代表 大塚達朗)
目 的:東海縄文研究会は、昨年度から「後晩期の地域社会」というテーマを設定して例会を開催している。この例会は、テーマに即した研究を発表することで東海地方の縄文時代研究の深化を目的としている。2回目となる今回の例会では、斉一的に広がる称名寺式土器と墓制を題材とした下記内容の研究発表を予定している。土器と墓制の視点から、東海という地域社会の実情に迫るものである。
参加費:300円(資料代)
内 容:
開会 13:00 「開催挨拶・趣旨説明」 大塚達朗(東海縄文研究会代表)
発表(13:10〜15:20) 座長:長田友也(南山大学)
13:10〜15:10 「称名寺式土器の研究」千葉 毅(神奈川県立博物館)
コメント[千葉 豊(京都大学)]・質疑応答
15:10〜15:20   休憩
15:20〜17:20 「東海地方の墓制」加藤雅士(京都府埋蔵文化財研究所)
コメント[中村健二(滋賀県文化財保護協会)]・質疑応答
 情報交換 17:20〜17:30
17:20  次回告知・縄文関係情報交換会
閉会 17:30 終了 ※ 終了後は懇親会を開催したいと考えています。

その他:
・会場へは公共交通機関でご来場ください。車でのご来場はご遠慮下さい。
・喫煙される方は指定された場所(考古学収蔵庫横)で喫煙願います。
・講義室で飲食はできますが、飲食物のゴミは各自で処理・廃棄し、講義室に一切残さないようにしてください。ご協力をお願いします。
・事前申し込みの必要はありません。
お問い合わせ:
例会に関する問い合わせはメールにて事務局統括:岩瀬彰利(ams658@yahoo.co.jp)までお願いします。

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●一宮市博物館
「硯ことはじめ〜文房具のルーツをさぐる〜」
 筆・紙・硯・墨は「文房四宝」と呼ばれ、古来より「書くための4つの宝」として大切にされてきました。しかし、古代や中世の筆や紙・墨などは形に残らないものも多く、「文房四宝」の中でも硯が最も多く発掘され、その歴史や変遷を知ることができます。
 本展では、発掘された硯を中心に、奈良時代から現代に至る「文房四宝」の歴史を紹介します。
期 間:平成23年6月18日(土)〜7月31日(日)
講演会:
「みやこびとの硯〜平城宮・京の出土硯から〜」
 日 時:7月3日(日)午後1時30分〜3時
 講 師:奈良文化財研究所 森川 実氏
「文献史料から見た奈良時代の硯」
 日 時:7月10日(日)午後1時30分〜3時
 講 師:名古屋大学大学院文学研究科 古尾谷 知浩氏
※各回とも会場は博物館講座室
 ・対 象:一般
 ・定 員:100名
 ・開 場:午後1時
 ・申込不要、当日整理券を正午より配付
 ・参加費:聴講無料(別途観覧料が必要)
http://www.icm-jp.com/index.shtml

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2011年6月14日 (火)

考古学フォーラム情報BOX376

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会平成23年度6月西三河定例会
日 時:2011年6月16日(木)19:00〜
場 所:安城市埋蔵文化財センター
内 容:
杉浦裕幸(豊田市教育委員会)「地下埋設管設置の事前調査に伴う足助町の工事立ち合い」
大谷茂之(刈谷市教育委員会・名古屋大学大学院)「北海道根室市の温根沼貝塚(縄文時代前期)の調査」
 ※大谷氏にお話頂く根室市温根沼貝塚は、豊田市竹生町出身の人類学者が発見した遺跡です。

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● 第6回考古学セミナー「型式論と範型論-考古資料の認識方法-」
日 時:2011年7月3日(日)午後2時から
場 所:豊橋市職員会館301会議室
テキスト 1 山内清男「第二 縄紋土器型式の細別と大別」『日本遠古之文化』山内清男・先史考古学論文集・第一冊1967年、山内清男「縄紋土器の年代別と地方別」『縄紋式土器・総論』山内清男・先史考古学論文集・新第四集1972年、山内清男「文様帯系統論」『縄紋式土器・総論』山内清男・先史考古学論文集・新第四集1972年
2 小林達雄「タイポロジー」『日本の旧石器文化1総論編』1975年、参考文献 大塚達朗「2.縄文時代(1)土器-山内型式論の再検討-」『考古学雑誌』第82巻第2号 1996年
募 集:1 山内清男(A5版3篇合計18頁)と2 小林達雄(B5版16頁)の発表担当者を募集します。
申し込み:定員20名 事前申し込み先着順(贄までご連絡ください)なお、文献が手に入らない場合は連絡してください。コピーを送ります。
懇 親 会:午後6時から
開催趣旨:前回の第5回セミナーは小林行雄の様式論を中心に議論しましたが、各参加者の認識にずれがあることが明らかになりました。同じ「型式」という用語を使用しながら、各人の定義内容が異なり、議論がかみ合いませんでした。そこで、小林行雄の様式論の対極にあるかのように評価される山内清男の型式論と、両者とは異なったアプローチであるかのように評価されている小林達雄の範型論を検討します。
 この両者の論文の内容を理解することは、必要なことであると思いますが、目的ではありません。このセミナーでの目的は、自分自身が考古資料をどのように認識するのかということを明確かつ論理的に他人に説明できるようになることです。これができなければ、有効で書く意義のある論文を書くことはできません。
 考古資料をまったく使用しない考古学の論文は存在しません。その意味で、考古資料をどのように認識するかということを論理的に考えることは、論文を書くための必須の要件です。より包括的なテーマで歴史像を復元しようとすれば、より広範な考古資料を使用しなければならなくなります。つまり、使用する資料全体の把握方法を考えなければ、より確率の高い歴史像を提示することは難しくなるからです。
 どのような方法で認識すべきかは、それぞれで考えてください。それぞれのレベルの違いが認識方法に反映されているはずです。このセミナーは、単に参加して話を聞くだけでは自らの進歩は期待できません。「考える」という訓練は、自発的に行うしか方法はないのです。

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