« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月20日 (土)

考古学フォーラム情報BOX353

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 新城市:石座神社遺跡現地説明会
 このたび、愛知県埋蔵文化財センターでは、新城市大宮地内において、新東名高速道路の建設工事に伴う、石座神社遺跡の発掘調査成果の現地説明会を行います。
日 時:平成22年 11月 23日(祝・火) 午前11時と午後1時30分より。
場 所:新城市大宮地内の石座神社遺跡発掘調査現場
遺跡の概要:石座神社遺跡は、新城市街地の北東部に位置し、連吾川と大宮川に挟まれた標高約110mの段丘面上に立地する集落遺跡です。遺跡の規模は東西約300m、南北約100mと推定されます。同じ段丘面上の南端付近には、前方後方墳である全長約50mの断上山10号墳が立地しています。
 今年度は丘陵頂部の平坦面を中心とした調査で、大型の掘立柱建物と大型の竪穴住居から構成される集落の中心部分を確認しました。また、周囲の緩斜面では200棟以上の竪穴住居も確認されました。注目される出土遺物として、破鏡(方格規矩四神鏡)、鉄剣・鉄斧・鉄ヤリガンナなどの鉄製品などがあります。集落の規模、中心施設の構成、出土遺物の内容から、遺跡は断上山10号墳に対応する豪族居館を擁していたと考えられます。今回の調査成果は、古墳時代前期における豪族居館の調査事例として、全国的にも重要であると思われます。また、出土した破鏡は、東日本の集落遺跡から出土した中国鏡として貴重な出土例です。
交通手段:
豊橋駅よりJR飯田線 本長篠方面行き「茶臼山駅(約50分乗車)」下車 徒歩(約30分)
駐車場には限りがありますので、なるべく公共交通機関でお願いします。
午前 豊橋駅 9時8分発 JR飯田線茶臼山駅 9時57分着
午後 豊橋駅 11時39分発 JR飯田線茶臼山駅 12時30分着
その他:資料は当日配布します。雨天の場合は中止します(小雨決行)。足下が悪いため運動靴等でお願いします。
問い合わせ先:
(公益)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
電話 0567-67-4163 担当 調査課 赤塚・石黒_ 
新城詰所 電話 0536-23-5840 担当 松田・早野・日吉
http://www.maibun.com/top/

1011172_2

100315map


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学
に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現
地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月16日 (火)

考古学フォーラム情報BOX352

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会 西三河定例会(11月)
日 時:11月18日(木)19:00〜
場 所:安城市埋蔵文化財センター
発 表:「岡崎市小針遺跡の再検討」
    山口遥介氏(岡崎市教育委員会)
連絡先 高橋健太郎kentaro813@hotmail.com

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●名古屋市博物館シンポジウム 
「船形木棺と尾張の弥生時代」
 名古屋市博物館では、今年7月より2階常設展において名古屋市北区平手町遺跡から出土した日本最古の船形木棺を公開しています。この船形木棺について最新の研究成果をご紹介するとともに、この木棺が出土したことの意義を考えるシンポジウムを開催します。
日 時:平成22年12月11日(土) 13時00分〜16時30分(12時30分開場)
場 所:名古屋市博物館 講堂
    先着220名 入場無料(展示は有料)。
    地下鉄桜通線 桜山下車 4番出口から南へ徒歩5分。
基調講演:                   
「他界へ翔(かけ)る船」 同志社大学教授 辰巳和弘 先生
報 告:
「平手町遺跡の発掘調査と船形木棺の概要」 名古屋市博物館学芸課 村木 誠・名古屋市教育委員会文化財保護室 瀬川 貴文
「濃尾平野の方形周溝墓と埋葬施設」 愛知県埋蔵文化財センター 宮腰健司
「濃尾平野の弥生時代集落」 名古屋市見晴台考古資料館 市澤泰峰
              
問い合わせ 名古屋市博物館学芸課:
 電話 052−853-2655   FAX  052−853-8400
http://www.museum.city.nagoya.jp/

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学
に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現
地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月 9日 (火)

考古学フォーラム情報BOX351

★ 発掘調査========
● 岐阜県文化財保護センタ−:「荒尾南遺跡」現地説明会
日 時:平成22年11月13日(土) 午後1時30分〜午後3時30分

_1_2

Photo_2


×××××××××××××××××××××××××××××××××××××
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会東三河部会11月例会の案内
日 時:11月11日(木) 午後7時30分から
場 所:豊川市発掘調査現場事務所
内 容:
「平成21年度豊川西部土地区画整理地区内発掘調査の概要」 平松弘孝(豊川市教育委員会) 
 三河国府国庁跡北側地区の発掘調査概要の報告。8〜10世紀にかけての区画溝・竪穴建物・掘立柱建物など、国府関連遺構を検出。
「馬越長火塚古墳出土の棘葉型杏葉の評価」 岩原剛(豊橋市美術博物館)
 馬越長火塚古墳出土の棘葉型杏葉の編年的位置付けとその評価について

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 第9回東海縄文研究会 開催要項
テーマ:「縄文晩期前半の土器編年〜愛知県三河地方を中心に〜」
主 催:東海縄文研究会
日 時:平成22年(2010) 12月25日(土) 午前10時半〜午後4時半
会 場:豊田市産業文化センター大会議室(愛知県豊田市小坂本町1丁目25)、名古屋鉄道三河線・豊田線豊田市駅下車徒歩5分/愛知環状鉄道新豊田駅下車徒歩3分
展示資料:丸根遺跡・神郷下遺跡出土土器(豊田市)、寺津貝塚(西尾市)、下別所遺跡(南知多町)等を予定。
内 容  資料を実見し、4本の基調発表の後、発表者を中心に討論。
参加申込 下記あてe-mailにて、氏名・所属(勤務先)または所在都道府県名・連絡先(メール)・懇親会参加希望の有無を知らせてください。定員80人(先着順)。
受付期間:11月1日(月)〜12月18日(土)
itosan-nagoya@w8.dion.ne.jp (第9回準備担当・伊藤正人)
  1週間以内に受付確認メールを返信します。
参加費用:1500円程度の予定(会場費及び当日資料代)
懇親会 会場近辺にて17:30〜19:30、会費5000円程度、定員30人。

プログラム(時間配分・発表順等は変更される場合があります。)
10:00 受付開始(開場)
10:30 開会挨拶・主旨説明(東海縄文研究会代表・大塚達朗)・事務連絡
10:35 発表(1) 長田友也「矢作川流域における晩期前半の状況見学資料の概要説明を中心に」
11:00 資料見学
12:00 昼休み(資料見学可能)
13:30 発表(2) 佐野元「体部条痕系縁帯文土器型式群の文様組列」
14:00 発表(3) 増子康眞「三河の縄文後期末〜晩期初頭土器」
14:30 発表(4) 大塚達朗「小林行雄「様式」も小林達雄「様式」も不要」
15:00 休憩
15:10 討論(司会:長田友也・発表者による討論)
16:25 閉会(挨拶・事務連絡)

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月 3日 (水)

考古学フォーラム情報BOX350

◆ 展示会・講演会・研究会========
●知多市:市制40周年記念事業 特別企画展 
 「出光美術館コレクション 陶磁の東西交流-景徳鎮・柿右衛門・古伊万里からデルフト・マイセン」
内 容:
 出光美術館の所蔵作品の中から、景徳鎮、古伊万里、柿右衛門、デルフト、マイセンなどで製作された陶磁器を紹介します。
 17〜18世紀の陶工たちの卓越した技術や交流を通して作られた作品の数々をお楽しみください。
期 間:10月23(土)〜12月5日(日)
時 間:9時〜17時(入館は16時30分まで)
場 所:知多市歴史民俗博物館(知多市緑町12番地の2)
休館日:毎週月曜日(ただし祝日の場合は直後の平日)
観覧料:個人一般500円  高校生250円  中学生以下無料
TEL    0562−33−1571
http://www.city.chita.aichi.jp/kyouiku/syougai/hyu-tory/tenji/idemitsu/idemitsu.html

Photo
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 南山大学人類学博物館オープンリサーチ事業:
★ 歴史部会シンポジウム 「博物館とナショナリズム」
 南山大学オープン・リサーチ・センター歴史部会では、これまで歴史表象、異文化表象をめぐる諸問題を扱ってきた。こうした議論は、一方でそれを表象する側がどのような立ち位置をとるのか、という問題に関わってくる。つまり博物館という主体がどのような性格を持つのかが問題となる。
 そうした観点から、日本の歴史をみると、それがナショナリズムと密接に関わる場合が多いことに気づく。これは日本だけでなく、アジアの、あるいは欧米の博物館においても多かれ少なかれ看取されるものである。
 そこで、歴史部会の総括的シンポジウムとして博物館がナショナリズムとどのように関わっているのかという問題を取り上げ、議論することにした。この問題は今日的課題でもある。博物館の将来を考えるときに避けては通れない問題といえよう。
日 時:2010年11月13日(土) 10:00〜17:00(9:30受付開始) _会 場:南山大学名古屋キャンパス B棟 B45教室
内 容:
全体進行:濱田琢司(南山大学)
10:00 主旨説明  黒沢 浩(南山大学) _
第1セッション
司会進行:永井英治(南山大学)
10:05 発表1 「『王権』とコレクション」 上島 享(京都府立大学)  
10:55 発表2 「文化財とナショナリズム」 高木博志(京都大学)
11:45 質疑応答
12:00 昼休み_
第2セッション 
司会進行:松田京子(南山大学)
13:00 発表3 「博物館という装置・制度の成立とナショナリズム」 吉田憲司(国立民族学博物館)
13:50 発表4 「地域博物館とナショナリズム」 福田珠己(大阪府立大学)
14:40 質疑応答
14:55 休憩 
15:10 全体討論とまとめ 司会:濱田琢司・黒沢 浩 
17:00 終了
※ 参加費無料、申し込み不要です。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
★ 博物館部会・南山学会合同シンポジウム「新・人類学博物館への提言」
 現在、南山大学人類学博物館のリニューアル計画が進行していることは、ご存知のことと思います。今回、南山学会シンポジウムを開催するにあたり、人類学博物館のリニューアルに合わせ、これからの大学における大学博物館の重要性について考える場とすることにいたしました。特に、人類学博物館では現在、オープン・リサーチ・センターによる研究プロジェクトをすすめており、本シンポジウムはその研究成果を踏まえて、今後の人類学博物館のあり方について、様々な提言をしていきたいと思います。なお、シンポジウムに先立ち、国立西洋美術館長の青柳正規先生をお招きし、博物館における教育と研究に関する基調講演をいただくことになっています。
日 時:2010年11月24日(水)  13:30〜18:00 (13:00受付開始) _
会 場:南山大学名古屋キャンパス B棟 B11教室
内 容:_      
総合司会:川崎 勝(南山大学)
13:30 開会挨拶   ミカエル・カルマノ(南山大学長・南山学会会長)
13:35 趣旨説明  大塚達朗(南山学会常任理事)
13:40 基調講演 「博物館、大学博物館、デジタル・ミュージアム」 青柳正規(国立西洋美術館長)
14:40 休憩
14:45 報告1 「南山大学人類学博物館の歩み」 永井英治(南山大学)
15:05 報告2 「博物館施設の危機管理」 森田 稔(九州国立博物館)
15:25 報告3 「新しい大学博物館像に求められる教育普及、広報、地域連携とボランティア育成」 小池富雄(徳川美術館)
15:45 休憩
15:50 報告4 「博物館資料の収蔵から展示まで〜マリンガーコレクションを例として〜」 河合 剛(名古屋市博物館)
16:10 報告5 「博物館の意識空間と心理〜〜照明環境実験より」 アッセマ庸代(南山大学)
16:30 報告6 「大学博物館としての人類学博物館」 黒沢 浩(南山大学)
16:50 休憩
16:55 討議_
17:55 閉会挨拶  青木 清(南山大学副学長・人類学博物館長)__
※ 参加費無料、申し込み不要です。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学
に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現
地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月 2日 (火)

考古学フォーラム情報BOX349

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第25回名古屋東アジア史研究会
日 時:2010年11月12日(金)18時30分より
場 所:南山大学第一研究棟4階 エレベーターホール右奥の会議室
発表者:伊藤秋男
内 容:「慶州チョクセム遺跡出土馬甲の復元をめぐって〜韓国研究者の復元案をただす〜」
 最近注目を集めた慶州チョクセムC-10号出土馬甲について、これまでの復元案の疑問点をただし、真の復元案に迫ります。
※ なお、当日資料代金として、200円をお願いします。
問い合わせ先:
 名古屋市緑区平手北二丁目901
  名古屋市立鳴海東部小学校 木村光一 052-876-0320

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 第1回考古学セミナー「論文の書き方」
 考古学セミナーの会場が決まりましたのでお知らせします。開催場所である豊橋市職員会館の住所を書いておきますので、ネットの地図で確認してください。追加申し込みを受け付けますので、申し込みを忘れた方は贄まで連絡してください。
 なお、終了後懇親会を開催します。懇親会のみの参加でも結構ですので、ご連絡をよろしくお願いします。
 セミナー出席の条件として、東海大学考古学研究室のHPにある、北條芳隆教授の「論文の読み方」を読んできてください。
名 称:第1回考古学セミナー「論文の書き方」
日 時:平成22年11月13日(土)午後2時から5時
場 所:豊橋市職員会館3階301会議室 440-0806 豊橋市八町通二丁目16
問い合わせ:贄 元洋

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 名古屋市立大学:シンポジウム・公開講座
人間文化研究所開設6周年記念講演会「博物館と大学がつくりだす魅力あるまち−市博物館と市立大学の新しい取り組み−」
日 時:11月27日(土)13時30分〜17時_
会 場:名古屋市立大学 滝子キャンパス(山の畑キャンパス) 201教室__基調講演
演 題:「市民共生の博物館を目指して−九州国立博物館—」
講 師:三輪嘉六九州国立博物館館長
テーマ:「市博物館と市立大学と地域連携で魅力あるまちづくりをめざして」
パネリスト:三輪嘉六氏・水谷栄太郎氏(名古屋市博物館副館長)・山田明(名市大大学院人間文化研究科教授)・坂本喜樹氏(瑞穂通商店街青年部役員)
司会:阪井芳貴人間文化研究所長
参加費:無料
http://www.hum.nagoya-cu.ac.jp/~institute/index.html
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 名古屋開府400年記念
「金鯱のみた夢〜考古学からみた名古屋城と城下町〜」
主 催:考古学から名古屋開府400年を語る会・名古屋市博物館
 2010年の今年、尾張の中心が清須から名古屋に移り、現在の名古屋の基礎が出来上がって400年目になります。これまで名古屋城、城下町などで数多くの発掘調査が行われ、地下に眠る江戸時代の名古屋が徐々に明らかになっています。今回の発表会は考古学を中心に、文献史学や歴史地理学の分野から、総合的に名古屋城と城下町を開明しようとするものです。
 第1部では、これまで実施してきた発掘調査の成果を基に「殿様」、「家臣」、「城下の人々」の生活を紹介していきます。第2部では、考古学、文献、絵図、地形などから江戸時代の名古屋を掘り下げて見ていく共に、「もう一つの名古屋」として江戸尾張藩邸の発掘調査の成果を紹介します。
期 日:平成22年12月18日(土)〜19日(日) 
会 場:名古屋市博物館 地下館講堂
参加費:無料(ただし、資料代として500円程度を予定)
定 員:230名(当日受付 先着順・定員を越えると入場できません)
交 通:地下鉄桜通線「桜山」下車(4番出口から南へ徒歩5分)
 博物館には有料駐車場(普通車:1回300円)がありますが、台数に限りがありますので、ご来場は公共交通機関をご利用ください。
日 程:
・12月18日(土) 10:00〜16:30  (9:30受付開始)
第1部 地下に眠る名古屋の歴史 
趣旨説明 〜清須から名古屋へ〜      梅本博志 (愛知県教育委員会)
 殿さまのみた名古屋城 その壱  本丸御殿 市澤泰峰 (名古屋市見晴台考古資料館)
            その弐  御屋形 鈴木正貴 (愛知県埋蔵文化財センター)
            その参  石 垣 木村有作 (名古屋城総合整備事務所)
 家臣のみた名古屋城       三の丸 佐藤公保 (愛知県教育委員会)
 町人のみた名古屋        城下町 纐纈 茂 (名古屋市見晴台考古資料館)
第2部 名古屋を語る
 出土陶磁器からみた名古屋城下町       森本伊知郎(椙山女学園大学)

・12月19日(日) 10:00〜16:00  (9:30受付開始)
続 第2部 名古屋を語る
名古屋城下のライフライン          岡村弘子 (名古屋市博物館)
名古屋城下町の都市プラン         山村亜希 (愛知県立大学)
江戸遺跡の中の尾張・名古屋(仮題)     内野 正 (東京都埋蔵文化財セン
ター)
 発表者による座談会 「名古屋を語る」 

※ 問い合わせ先:事務局 佐藤公保 090−2136−7508 または、kimikimi-s
ato@au2.mopera.ne.jp
この会は「名古屋開府400年 パートナーシップ事業」実施支援事業の「文化・教養」部
門に採択されています。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学
に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現
地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »