考古学フォーラム情報BOX336
::: 2010.7.8:::
★ 発掘調査========
● 愛知県埋蔵文化財センター:東屋敷遺跡地元説明会
当センターでは平成20年度から3ヶ年にわたって東三河環状線建設工事に伴い、東屋敷遺跡の発掘調査を進めてまいりました。これまでの調査では弥生時代末から古墳時代前期の竪穴建物跡などをはじめ、多くの弥生時代から江戸時代までの遺構や遺物が発見されています。なお、今年度の調査は、調査範囲が狭いことなど、遺跡の状態を見ていただくにはあまり良い状態ではありませんが、写真パネルや出土遺物を用いてこれまでの3ヶ年の成果を中心に報告する予定です。
日 時:平成22年7月10日(土)午前10時〜午前11時 雨天中止(小雨決行)
場 所:東屋敷遺跡発掘調査現場(豊橋市石巻町間場地内:箆矢神社の隣)
交通手段:駐車場はほとんどありません。公共の交通機関をご利用ください。
豊橋駅からの場合:駅前5番乗り場で豊鉄バス豊橋和田辻線に乗車、石巻登山口バス停下車後、徒歩約10分。
その他:参加は無料です。足元が悪いので動きやすい服装や履物でご参加下さい。
問い合わせ先:愛知県埋蔵文化財センター調査課 (担当:鈴木(正)・永井(邦))
鈴木080-1571-4982、永井080-1571-4990
http://www.maibun.com/top/
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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 南山大学人類学博物館オープン・リサーチ・センター事業 シンポジウム
情報部会シンポジウム「博物館資料の文化資源化」
人類学博物館オープン・リサーチ・センターでは、「博物館資料の文化資源化」の活動の一環として、資料の電子化に取り組んできた。その目標を実現するために、博物館情報の標準化についての動向を調査し、それに基づいてデータベース設計・構築を行った。さらにはGISにもとづくシステム構築を計画している。 日本における博物館情報を巡る状況は、少しずつではあるものの、ようやく動き始めたところだといっていいだろう。例えば、GISを利用したシステムづくりが盛んになっていること、あるいは、アーカイブズという側面からのアプローチも議論に上るようになってきていること、などがその例である。 本シンポジウムは、これらの新しい動きも含めて、より広い観点から博物館情報を理解する機会となることを目指しており、博物館資料構造化モデル、国内博物館資料情報記述の標準化、博物館情報展示に於けるGISの応用、文化遺産データベース、デジタル・アーカイブなどが具体的なテーマとして検討される。
日 時:2010年7月24日(土) 10:30〜17:00(10:00受付開始)
会 場:南山大学名古屋キャンパス B棟 B22号教室
内 容:
10:00 受付開始
10:30 開会 「趣旨説明」 鈴木志元(南山大学人文学部)
10:40 報告1「南山大学人類学博物館の資料デジタル化」 河野浩之(南山大学情報理工学部)
11:20 報告2「博物館資料構造化モデル」 村田良二(東京国立博物館情報管理室)
12:00 昼休み
13:00 報告3「国内博物館資料情報記述の標準化」 北岡タマ子(お茶の水大学)
13:40 報告4「博物館情報展示に於けるGISの応用」 渡部展也(中部大学人文学部)
14:20 休憩?14:30 報告5「デジタルアーカイブと博物館情報」 研谷紀夫(東京大学情報学環)
15:10 報告6「文化遺産オンラインの紹介」 丸川雄三(国立情報学研究所)
15:50 休憩
16:00 パネルディスカッション・総括 司会:八重樫純樹(静岡大学情報学部)
17:00 閉会 「閉会挨拶」 黒沢 浩(南山大学人文学部)
http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/index.html
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