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2010年2月15日 (月)

考古学フォーラム情報BOX319

::: 2010.2.15:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
●考古学と空間情報—東アジアの墳丘墓・遺跡を事例としたGISの応用(1)
日 時:2010年2月19日(金) 13:00−17:00
場 所:南山大学名古屋キャンパスB棟B47教室
スケジュール:
12:30 受付開始
13:00 開会 趣旨説明  西江清高(南山大学人文学部教授)
13:10 報告1: 洛陽墳墓群の空間分析 
茶谷満(鳥取県埋蔵文化財センター文化財主事)
14:10 報告2: 空間情報考古学の試み—ミクロからマクロまで— 
新納泉(岡山大学大学院社会文化科学研究科教授)
15:10 休憩
15:30 コメント 渡部展也(中部大学人文学部准教授)
16:00 質疑応答・意見交換
17:00 終了

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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2010年2月11日 (木)

考古学フォーラム情報BOX318

::: 2010.2.12:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 勢濃尾研究会9周年記念大会 東海西部の縄文時代貯蔵穴
要 旨:
 「貯蔵」は、農耕社会のみならず狩猟社会においても、社会構造の複雑化・階層化を招く要因として注目されています。日本における貯蔵穴研究は戦前に始まり、70年代以降、各地で調査事例が増加すると共に、立地・形態・規模などの時期・地域差について研究がなされ、問題意識も深化してきました。
 当地域では、70〜80年代に見晴台遺跡・下前津遺跡・朝日遺跡などが知られていましたが、近年、名古屋市白川公園遺跡・豊田市寺部遺跡08B地区で数十基が「群在」する状況が確認されるに至っています。
 本年の大会では、増加しつつある当地域の事例と、他地域の事例について比較検討を行い、貯蔵穴の調査論・貯蔵穴利用の実態・貯蔵穴と集落といったテーマについて議論します。
日 時:平成22年3月6日(土)10:00−16:40
場 所:豊田市産業文化センター 大会議室 471-0034 豊田市小坂本町1-25
※ 参加申し込みの必要はありません
スケジュール:
  9:30 受付開始 資料検討会(寺部遺跡08A・08B地区/白川公園遺跡 等)
 11:00 開会・趣旨説明
 11:10 発表1 纐纈 茂 (名古屋市見晴台考古資料館)「白川公園遺跡の調査とその周辺」
 11:50 昼食(※会場内は飲食禁止です)
 12:50 発表2 鷺坂有吾(株式会社二友組) 「寺部遺跡08B地区の調査」
 13:30 発表3 武川夏樹(栃木県教育委員会文化財課)「関東における貯蔵穴研究」
 14:20 発表4 坂口 隆 (株式会社二友組)「縄文時代の貯蔵適応(仮)」
 15:10 休憩
15:30 討 論・コメント
 16:40 閉会 退室
 17:00 懇親会(名鉄豊田市駅周辺)
 
連絡先:高橋健太郎 携帯 090−6585−8890
    E‐mail kentaro813@hotmail.com

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● 静岡清水平野の弥生時代中期土器見学会のご案内
日 時:平成22年3月6日(土)10時30分から17時頃
場 所:静岡市駿河区登呂五丁目5−21
    登呂遺跡体験学習サポート施設(登呂遺跡内東名高架下)
資 料:
1. 静岡市所有資料
   有東遺跡( 16次ほか)、下野遺跡、駿府城内遺跡
2. 静岡県教育委員会所有資料(借用予定)
   有東遺跡4次、川合遺跡、瀬名遺跡
その他:できましたら夜に市内で情報交分換会(懇親会)を開きたいと思います。
※ 現地への行き方
車の場合-東名静岡ICから東へ約1km、登呂遺跡の駐車場へ駐車してください。
電車の場合-静岡駅南口バス22番のりば 登呂遺跡行き「登呂遺跡」下車、または石田街道線大谷行き(「登呂遺跡入口」または「登呂南」下車)
約10分間隔で運行、駅から各停留所まで約 12分
登呂博物館は建て替え中で、登呂遺跡は再整備工事中ですが、居住域復元部分は一部を除いはて見学できます。

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2010年2月 1日 (月)

考古学フォーラム情報BOX317

::: 2010.2.1:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 考古学研究会東海例会<第14回例会>
テーマ「東海における古墳時代祭祀・信仰の諸問題」
趣 旨:
 物質資料を扱う考古学からカミや祭祀、信仰といった人間の心に内在する問題にアプローチすることは難しく、「祭祀」をめぐる考古学的事象の解釈は研究者間でも意見が分かれることが多い。しかし、研究をより有意にするには、様々な機会を捉えて議論しあい、個々の解釈に至った過程を検証しあって、問題点をより明確化していく手続きが求められる。
さて、東海には、文献からその成立にヤマト王権との関係が説かれる伊勢や熱田などの古社や、特徴ある祭祀遺跡が存在する。今回の例会では、古墳時代における信仰や祭祀の問題を考えるために、東海の代表的な古墳時代祭祀遺跡や古社、古墳などを手掛りに、「カミ」の性格や祭祀と葬送の関係性、あるいは古社の成立背景など祭祀を取り巻く様々な問題を顕在化させて、今後の祭祀研究に寄与しうるための方法論を吟味していきたい。
期 日:平成22年2月6日(土)12時45分〜17時45分
場 所:津市栗真町屋町1577 三重大学人文学部 共通教育一号館4階419番教室(共通教育一号館正面玄関を入って直ぐのエレベーターを利用可)
報告内容:
12:45〜13:00   開会と趣旨説明 山中章(三重大学)
13:00〜13:40  「東海東部における古墳時代祭祀の諸様相」(田村隆太郎)  
13:40〜14:20  「伊勢をめぐるふたつの信仰〜アザカとイセ〜」(穂積裕昌)
14:30〜15:10  「「古墳」と石製祭器からみた儀礼行為」(中井正幸)
15:10〜15:50  「住まう神と古代地域プロジェクト−愛知・新風土記の再構築をめざして覚書2010−」赤塚次郎
16:00〜17:30   座談会(各県発表者と竹内英昭)    
17:30〜17:45   次回案内と閉会
18:00〜      懇親会(三重大学内 パセオで会費4000円)

問い合わせ先:三重大学人文学部 考古学研究室
        E-mail:yaa@human.mie-u.ac.jp
        電話059−231-9148


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● 豊橋市多り畑遺跡と三河の押形文土器検討会
日 時:平成22年3月7日(日)13時〜
場 所:愛知県埋文センター 東屋敷遺跡詰所
    豊橋市石巻本町字東屋敷地内(箟矢神社の東隣)
 ※ Yahoo、Google、カーナビ等で御確認ください。
 ※ 駐車スペースはございますが、できるだけ乗り合わせてお越しください。
※ 参加希望者が多く、会場の容量を越える場合は豊橋市埋蔵文化財収蔵庫(豊橋市野依町)に会場を変更します。
開催趣旨: 
 近年、東三河を中心に縄文早期前半・押型文土器期の発掘事例が増加し、これまで不明であった当該期の様相が徐々に明らかになりつつあります。今年度に愛知県埋文センターによって発掘調査が行われた豊橋市の多り畑遺跡もその一つです。多り畑遺跡では黄島式終末あるいは高山寺式初頭の押型文土器と住居址等が見つかりました。これは豊川市の天井平遺跡に近い内容です。
 そこで、多り畑遺跡と天井平遺跡の出土遺物と遺構、遺跡の立地を比較し、東三河における押型文土器後半期の遺物と遺跡のあり方(当時の生活の有様)の比較検討を行います。特に、多り畑・天井平両遺跡の編年上の位置付けに注目したいと思います。その上で、押型文土器前半期の周辺の遺跡との比較を通して、後半期との違いの有無を検討したいと思います。
 当日は多り畑遺跡、天井平遺跡出土資料のほか、豊橋市眼鏡下池北遺跡等の資料が揃う予定です。資料を持ち寄られた方には、遺跡の概要説明を手短にお願いいたします。この検討会を期に、三河地域における縄文早期押文土器期の研究に弾みがつけば幸いです。
内 容(予定):
 1.資料の概要説明
   豊橋市多り畑遺跡、豊川市天井平遺跡
    ※ 他に、豊橋市眼鏡下池北遺跡、田原市雁合遺跡などを予定(調整中)
 2.資料の検討(案)
   ・多り畑遺跡と天井平遺跡から出土した押形文土器の編年上の位置付けと、これらが東三河で出現する意義について。
   ・押型文土器前半期と後半期との比較検討
   ・遺跡の立地や遺構、出土遺物に違いはあるか?
   ・食糧獲得戦略に違いはみられるか?
  特論
   ・愛知県内の縄文早期初頭を考える(旧足助町の資料を中心に)

その他:参加は自由ですが、会場の容量の関係で事前申し込み制とします。必要事項(氏名、所属、携帯電話の番号、メールアドレス)をご記入の上、3月1日必着で豊橋市美術博物館・村上昇宛にメールでお申し込み下さい。会場の調整のためですので、ご協力ください。人数の関係で会場が変更になる場合は、お知らせいただきましたメールアドレス宛にお知らせします。

呼びかけ人:豊橋市美術博物館 村上 昇
  電話(職場) 0532−51−2879
    (携帯) 070−5652−2547
 e-mail murakami-noboru@city.toyohashi.lg.jp

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