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2010年1月28日 (木)

考古学フォーラム情報BOX316

::: 2010.1.28:::

★ 発掘調査========
● 愛知県埋蔵文化財センター:一色青海遺跡 地元説明会
 愛知県埋蔵文化財センターでは、日光川上流流域下水道浄化センター内の施設拡充にともない、平成21年5月から稲沢市一色青海町に所在する一色青海遺跡の発掘調査をおこなっております。
 弥生時代中期後葉(紀元前1世紀頃)の集落の中心部を発掘し、竪穴住居50棟以上、掘立柱建物5棟以上と、集落の北を画する大溝2条を確認しました。
 なかでも大溝からは、大量の土器とともに、製作途中の鍬や斧柄、竪杵、弓などの木製品のほか、赤彩をほどこしたカゴ、ヒスイ製の勾玉などの珍しい遺物が出土しました。
日 時:平成22年1月30日(土) 午前10時より 1時間程度
場 所:一色青海遺跡発掘調査現場 稲沢市一色青海町地内
主 催:(財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
     電話 0567-67-4163 http://maibun.com
     一色青海詰所 電話 0587-36-1793
 ※ なお、雨天の場合は中止します(小雨決行)。

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■ 出版案内========
● 考古学フォーラムシンポジウム資料集
『東海土器製塩研究』    2000円(600g)
第1部 研究・報告編
 「伊勢湾と三河湾の製塩土器」                立松 彰
 「愛知県における縄文・弥生時代の製塩土器に関する問題点」  贄 元洋
 「製塩遺跡の空間構成についての基礎的研究」       早野浩二
 「東海地方における古代土器製塩覚え書き2009
   −内陸部から出土する製塩土器の意味を考えるために−」  森 泰通
 「三重県における製塩技術の展開について」          新名 強
 「動物性遺物からみた松崎遺跡の検討」            川添和暁 
 「佐久島の遺跡」                  考古学フォーラム
第2部 資料編  
 ■地域各説(岐阜県・静岡県・三重県)
 「岐阜県」                        伊藤 聡
 「静岡県内出土の製塩土器」                鈴木敏則
 「三重県」                         山本達也    
 ■製塩遺跡・製塩土器出土遺跡一覧
 愛知県・岐阜県・静岡県・神奈川県・長野県・和歌山県・三重県
 ■塩関係木簡一覧
 ■土器製塩関連文献目録

《申し込み方法》 送付の場合、代金と送料を郵便振替でお送りください。
  口座番号   00800−6−129056 考古学フォ−ラム 
《送 料》  
  150gまで180円
  250gまで210円
  500gまで290円
  1.0kgまで340円
  2.0kgまで450円
  3.0kgまで590円
  5kgまで600円  
  10kgまで800円   
  10kg以上1000円
              
◆ 問い合わせ先
  考古学フォ−ラム事務局 川添和暁
    e-mail NQC10551@nifty.com

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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2010年1月27日 (水)

考古学フォーラム情報BOX315

::: 2010.1.27:::

★ 発掘調査========
● 豊川市教育委員会:三河国分寺跡南大門跡発掘調査現地説明会
 豊川市教育委員会では、史跡三河国分寺跡整備基本構想の策定に伴い未確認伽藍の位
置・規模の検出を目的とした確認調査を平成19年度より行っています。11月より始めた平成21年度調査では、これまで未確認であった南大門の地山削り出し基壇(南西コーナー付近)や南大門にとりつく築地塀の外溝などが検出されました。
日 時:平成22年1月30日(土) 午前10時から
 ※ 雨天の場合は中止、少雨決行
場 所:三河国分寺跡 南大門跡
 ※ 三河国分寺跡周辺まで来れば案内人がいますので、場所が分かると思います。
問い合わせ先:三河天平の里資料館 _0533-88-5881

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 南山大学人類学博物館オープンリサーチ事業
人類学部会公開研究会「ヨーロッパとパプア・ニューギニアの遭遇」
 人類学博物館オープンリサーチセンターでは、人類学博物館に収蔵・展示されているパプア・ニューギニアの資料に関する研究会をこれまで実施してきた。そこでは、主として資料を中心とした物質文化に関わる研究を行ってきた。しかし、その一方で、そうしたモノ資料が作られ、使われてきた社会の歴史的経緯を明らかにしなければ、モノは非時間的な存在として扱われ、その研究自体も非歴史的な方向性のものとなる危険性を孕んでいる。_ そこで、今回の研究会では、パプア・ニューギニアにおける歴史を主題とし、特にヨーロッパ人との遭遇に焦点を当てて、それによって社会がどのように変容したのかについて考えてみたい。
日 時:2010年1月30日(土)
会 場:南山大学名古屋キャンパス B棟 4階 B47教室
内 容:
12:30 受付開始
13:00 開会
13:05 報告1「パプア・ニューギニア 東セピック州 セピック川上流ワシクク丘陵      クォマ族における伝統的長老支配制からの社会政治システムの流動化とマネー・カルトの到来」 紙村 徹(神戸市看護大学)
13:45 報告2「戦士共同体と多国籍企業」 塩田光喜(アジア経済研究所)
14:25 休憩
14:35 報告3「オセアニア博物館資料の収集時の多様な脈絡」後藤 明(南山大学)
15:15 休憩
15:30 コメント  早川正一(南山大学)・吉田裕彦(天理大学附属天理参考館)
16:00 質疑および意見交換
17:00 終了
※ 参加費無料、申し込み不要です。
http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/index.html

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2010年1月13日 (水)

考古学フォーラム情報BOX314

::: 2010.1.13:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 四日市市立博物館
企画展:「古代朝明の風景 久留倍官衙遺跡展」
期 間:平成21年12月5日〜平成22年1月24日
 四日市市大矢知町で発見された久留倍官衙遺跡は、四日市市では、はじめて国の史跡に指定された遺跡で、古代の行政区画でいうところの伊勢国朝明郡の官衙(役所)ではないかと言われています。_ 今回の企画展では、その久留倍官衙遺跡を紹介するとともに、古代の役所の役割や他国(他府県)の古代の役所の紹介を行い、また、久留倍官衙遺跡が古代の役所として機能していた同時代の朝明郡とその周辺の様相も紹介します。_ 本展覧会を通じて、古代の朝明郡の風景に想いを馳せ、昔の人々の生活に触れる機会として下さい。
★ 講演会 「古代の役所のたてもの」
講 師:島田敏男氏(奈良文化財研究所 文化遺産部 建造物研究室長)
日 時:平成22年1月16日(土)14:00から 1階講座室
定 員:70名(当日先着順・聴講無料)
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/

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● 瀬戸藏ミュージアム:
(財)瀬戸市文化振興財団埋蔵文化財センター企画展
「赤津を掘るII 惣作・鐘場遺跡出土品展」
・蔵特別展示室
 平成14年から平成16年にかけて、埋蔵文化財センターが調査した瀬戸市の赤津地区に所在する惣作・鐘場遺跡から出土した縄文時代から江戸時代にかけての特徴的な遺物を紹介します。
主な展示品:縄文・弥生土器、石器、須恵器、土師器、灰釉陶器、山茶碗、古瀬戸・大窯・連防式登窯製品、木製品等
展示点数 約250点
開催期間:1月16日(土)〜4月11日(日)
http://www.city.seto.aichi.jp/sosiki/setogura/index.html

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2010年1月11日 (月)

考古学フォーラム情報BOX313

::: 2010.1.11:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会東三河部会1月例会
日 時:1月14日(木) 午後7時30分から
場 所:豊川市発掘調査現場事務所
内 容:
<報告> 「平成20年度豊川西部土地区画整理事業地区内発掘調査の概要」 平松弘孝(豊川市教育委員会)
 下六光寺遺跡(8世紀後半〜10世紀代の竪穴建物・掘立柱建物・溝等)、東赤土遺跡(8世紀後半〜9世紀初の竪穴建物・掘立柱建物等)、船山第1号墳くびれ部の試掘調査の概要説明。
 ※ 当初11月例会で行う予定のものでしたが、平松が体調不良で未実施となったためあらためて今回行うものです。

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● 三河考古学談話会 H22年1月西三河定例会
日 時:平成22年1月21日(木)19:00〜
場 所:安城市埋蔵文化財センター
発表者:浅岡 優(西尾市教育委員会)
タイトル:「岡島遺跡出土の絵画・線刻土器〜08年度発掘調査成果から〜」
※ 08年度岡島遺跡発掘調査の調査成果の報告と合わせて、絵画・線刻土器や珍しい完形の台形土器など弥生時代中期後半資料の紹介です。

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● 安城市歴史博物館
特別展「発掘された日本列島2009」
期 間:平成22年1月16日から2月28日
★ 講演会
・「発掘された日本列島2009ココが見どころ」
日 時:平成22年1月16日
講 師:渡辺丈彦氏(文化庁文化財調査官)

・「平城宮第一次大極殿の復原」
日 時:平成22年2月14日
講 師:島田敏男(奈良文化財研究所 建造物研究室長)

http://www.katch.ne.jp/~anjomuse/index.html

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2010年1月 6日 (水)

考古学フォーラム情報BOX312

::: 2010.1.6:::

◆ 発掘調査========
●豊橋市:普門寺旧境内 元々堂址(もともとどうし)確認調査
 現地説明会のおしらせ
 普門寺旧境内は、豊橋市雲谷町に現存する普門寺の背後に展開する、大規模な山岳寺院遺構です。山内には2つの本堂跡のほか、250ヵ所以上の平場、中世墓、経塚などが存在しています。豊橋市教育委員会では現在、本堂跡のひとつである元々堂址の確認調査を行い、平安時代中ごろ(10世紀)から付近が利用されはじめ、平安時代末(12世紀後葉)の大規模な造成によって、現在の姿になったことが判明しました。
 元々堂址の基壇は、岩盤を削り出しただけで盛り土を伴わない特異な構造をとり、5間四方の総柱となる礎石の配列や、背後に石垣を伴うことなどが明らかになりました。また、周辺からは平安時代前期にさかのぼる鏡片や「無養」と墨書された山茶碗、12〜13世紀の瓦など、多くの遺物が出土しています。
日 時:平成22年1月9日(土) 午前10:30〜・午後1:30〜   (1日2回実施)
場 所:豊橋市雲谷町字ナベ山下 普門寺(上記の時間に普門寺「駐車場」集合)
その他:駐車場から30分ほど山を登ります。動きやすい服装、歩きやすい靴でご参加ください
 ※ 雨天の場合は翌日へ順延
問合せ:豊橋市美術博物館 管理文化財グループ 
    TEL0532−51−2879

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2010年1月 2日 (土)

考古学フォーラム情報BOX311

::: 2010.1.2:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 古代の塩づくりと松崎遺跡
日 時:平成22年1月23日(土)10:00 〜 16:00
場 所:東海市立文化センターホール
 愛知県東海市松崎遺跡(市指定文化財)は東海地方を代表する製塩遺跡で、学術的にもとても重要な遺跡です。この松崎遺跡が発見されてから、もうすぐ100年を迎えます。これをいい機会として、東海地方における古代土器製塩の歴史を振り返るとともに、松崎遺跡が果たした役割について考えてみたいと思います。
★ 記念講演 10:00 〜 11:00 「松崎遺跡と古代土器製塩」立松 彰(東海市立平洲記念館・郷土資料館館長)
★ 調査報告 11:00 〜 12:00 「松崎遺跡の最新の調査成果」川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター調査研究主任)
★ 公開座談会 13:00 〜 16:00 「古代の塩づくりと松崎遺跡」
司会 福岡猛志(日本福祉大学名誉教授・日本福祉大学知多半島総合研究所所長)
立松 彰(東海市立平洲記念館・郷土資料館)
贄 元洋(豊橋市美術博物館)
鈴木敏則(浜松市生涯学習課)
森 泰通(豊田市教育委員会)
伊藤 聡(関市教育委員会)
新名 強(斎宮歴史博物館)
永井宏幸(愛知県埋蔵文化財センター)
川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター)
早野浩二(愛知県埋蔵文化財センター)

・お問い合わせ:
東海市立平洲記念館・郷土資料館
TEL・FAX 052-604-4141[月曜日休館]
E-mai heishuu-ki@city.tokai.lg.jp

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