« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

2009年12月31日 (木)

考古学フォーラム情報BOX310

::: 2009.12.31:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第20回名古屋東アジア史研究会
日 時:2010年1月8日(金)18時30分より
場 所:南山大学第一研究棟4階 エレベーターホール右奥の会議室
発表者:木村光一
内 容:「最近の韓国考古学」
 韓国考古学のめざましい進展状況について、いくつかのトピックをもとにお話します。
問い合わせ先:
 名古屋市天白区御前場町351
  名古屋市立しまだ小学校 木村光一 052-802-2821

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 岐阜県博物館
「長良川のあるくらし〜遺跡は語る〜」
 本展覧会では、長良川流域にある遺跡でこれまでに行われた発掘調査結果をもとに、人々のくらしと川とのかかわりについて紹介します。長良川上流域に見られる独自の縄文文化、長良川が東海と北陸をつなぐ重要な回廊となっていたことをうかがわせる各時代の土器、清らかな水に対する思いがうかがわれる祭りの跡などを紹介します。
期 間:平成22年1月5日(火)から平成22年2月14日(日)まで
http://www.museum.pref.gifu.jp/index.php

92_10


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●三河山寺研究会ミニシンポI「三遠の山寺」
〜三河考古学談話会研究集会〜
 古代末〜中世の山寺(山林寺院・山岳寺院とも称される)は、山林修行と教学を旨とする純粋な宗教空間であると同時に、権門と結んで寺院大衆を擁し、土地を領有した在地権力者でもあった。空白の古代〜中世史を語る上で、山寺の存在は三河では欠くことができない。
 近年、全国的に山寺跡を評価しようとする動きがある。そのなかで、三河は核となる寺院跡、物的資料(仏像、考古遺物など)に恵まれ、また東西三河で様相が大きく異なるなど、領域内での存在形態がひとつのモデルケースとなりうる地域である。今回のミニシンポは三河、さらに隣接する遠江における山寺研究の現状と課題に触れ、今後の研究に向けた足がかりとするものである。
日 時:平成22年1月30日(土) 午前10時20分から
会 場:コミュニティサテライトオフィス(岡崎市) 大講義室
 ※ 岡崎ショッピングセンタービル[松坂屋岡崎店]6F (岡崎市康生通西3−15−4)
内 容:
 10:00〜10:20 受 付
・山寺研究の現状と課題
 10:20〜10:35 「山寺調査の視点」 藤岡英礼((財)栗東市文化体育振興事業団)
 10:35〜11:05 「西三河の山寺」 荒井信貴(岡崎市美術博物館) 
 11:05〜11:35 「東三河の山寺」 岩原 剛(豊橋市教育委員会)
 11:35〜12:05 「三遠国境の山寺」 石川明弘(日本考古学協会)
 12:05〜12:35 「遠江と駿河の山寺」 松井一明(袋井市教育委員会)
 12:35〜13:30 昼食
・調査事例報告
 13:30〜13:55 「普門寺旧境内」 村上昇・菊池直哉(豊橋市教育委員会)
 14:55〜14:20 「堂ヶ谷廃寺・経塚」 井鍋誉之(静岡県埋蔵文化財調査研究所)
 14:20〜14:30 休憩
・記念講演 
 14:30〜15:30 「山寺調査の意義」 講師 時枝 務(立正大学准教授)
 15:30〜15:40 休憩
・討論 15:40〜16:40  

 17:30〜      懇親会(名鉄「東岡崎駅」付近を予定)

問合せ:
 三河山寺研究会 事務局(岩原 剛) gonao773@oasis.ocn.ne.Jp

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月15日 (火)

考古学フォーラム情報BOX309

::: 2009.12.15:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 南山大学人類学博物館オープンリサーチ事業
★ 縄文部会公開研究会「保美貝塚出土資料の再整理から縄文晩期研究を展望する 」
 南山大学人類学博物館には、かつて本学教員らによって調査された保美貝塚の出土資料が所蔵されている。
 オープンリサーチ縄文部会では1965年夏に発掘され 1966年3月に概報が刊行された分の資料を再整理してきた。2010年に報告書を刊行する前に、その成果の一部を公開研究会にて発表し、ご意見を頂戴し、本報告刊行に資するものとしたい。
日 時:2009年12月19日(土)11:00〜16:30(10:30受付開始)
会 場:南山大学名古屋キャンパス B棟 4階 B44教室
内 容:
11:00 発表1「保美貝塚の安行3a式と大洞B式—晩期編年の要諦として—」 大塚達朗(南山大学)
12:00 昼休み
13:00 発表2「保美型深鉢土器と精製壺形土器について」松本泰典(豊橋市美術博物館) 13:50 発表3「石器・骨角器の新所見」川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター)
14:40 発表4「石剣・石刀の新所見」長田友也(南山大学)
15:30 質疑応答
 司会:佐野 元(瀬戸市埋蔵文化財センター)
 コメンテーター:坂口 隆(二友組)、豆谷和之(田原本町教育委員会)
 ※ 参加費無料、申し込み不要です。

★ 博物館部会シンポジウム「小さな博物館 It's a Small Museum」
 これまで人類学博物館オープンリサーチセンターでは、博物館の展示及び収蔵技術に関する研究を行い、それをテーマとして研究会・シンポジウムを開催して、幅広い議論を展開してきた。そこで取り上げられたのは、LEDなどの照明器具や、調湿材などの最先端の技術であった。だが、実際の博物館建設、運営の場においては、そうした最新技術だけが使われるわけではない。予算的制約をはじめとする様々な条件の中で、博物館が培ってきた様々なノウハウがある。
 本シンポジウムではその点に注目し、展示・収蔵・運営に関する「博物館の経験」について考えてみたい。こうしたノウハウは、当然予算面をはじめ、運用規模も相対的に小さなものになることが予想される。タイトルを「小さな博物館 It's a small museum」とした所以である。
日 時:2010年1月9日(土)10:30〜17:00(10:00受付開始)
会 場:南山大学名古屋キャンパス B棟 2階 B22教室
内 容:
10:00 受付開始
10:30 開会 「主旨説明」 黒沢 浩(南山大学)
10:40 基調講演 「小さな博物館づくり」 里見親幸(丹青研究所)
11:20 報告1 「展示(仮題)」 川合 剛(名古屋市博物館)
12:00 昼休み
13:00 報告2 「環境(仮題)」 アッセマ庸代(南山大学)
13:40 報告3 「広報と普及(仮題)」 小池富雄(徳川美術館)
14:20 休憩
14:30 報告4 「収蔵(仮題)」 小林宜文(丹青研究所)
15:10 休憩_15:30 意見交換   司会:黒沢 浩
17:00 終了
 ※ 参加費無料、申し込み不要です。

★ 歴史部会公開研究会「G.グロート神父の縄文文化研究とそのコレクション〜調査資料が収集された背景を探る〜」
 人類学博物館に収蔵・展示されているG.グロート神父や日本考古学研究所の調査資料は、博物館の主要なコレクションの一つとなっており、オープンリサーチセンターでも調査研究が進められてきた。今回の研究会では、これらの調査資料が収集された背景を明らかにするために、ケンブリッジ大学に提出されたグロート神父の博士論文の調査成果などから、外国人研究者であるグロート神父の縄文文化研究にスポットをあててみたい。
 なお、歴史部会が2009年8月に実施したイギリスでの資料調査や博物館見学の概要などについても、この機会に報告する。
日 時:2010年1月23日(土)13:00〜16:40(12:30受付開始)
会 場:南山大学名古屋キャンパス B棟 4階 B44教室
内 容:
12:30 受付開始
13:00 報告1「大英博物館に本ギャラリーの構成—「異文化」としての「日本文化」—」 永井英治(南山大学人文学部
13:30 報告2「人類学博物館のコレクションについて」 領塚正浩(市川考古博物館)
14:00 研究発表1「G.グロート神父と縄文文化研究」 矢野健一(立命館大学文学部)
15:00 休憩_15:10 研究発表2「G.グロート神父の博士論文と縄文時代観」 領塚正浩
16:10 質疑応答    司会:領塚正浩
16:40 終了    
 ※ 参加費無料、申し込み不要です。
http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/index.html

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月14日 (月)

考古学フォーラム情報BOX308

::: 2009.12.14:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学研究会 西三河定例会
日 時:12月17日(木)19:00〜
場 所:安城市埋蔵文化財センター
発 表:金子 智 氏(高浜市やきものの里かわら美術館)
    「三州瓦の成立と展開(試論)」
連絡先:高橋健太郎 kentaro813@hotmail.com

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 土岐市美濃陶磁歴史館 
企画展『織部−黒茶碗の世界−』
 桃山時代の美濃では、千利休の侘び茶の思想を形にした楽茶碗と同様の黒茶碗・瀬戸黒が作られ始めます。美濃の黒茶碗はやがて歪みを持つ織部黒、さらに文様を加えた黒織部とその姿を変えていきます。特に黒織部は、奇抜で傾いた意匠でもって見るものを驚かす破格なスタイルの黒茶碗といえます。無を連想させるような瀬戸黒からメッセージ性の強い黒織部と変わっていく様子からは、茶人の美意識の変化が垣間見えてきます。_今回の展示では、桃山時代の茶の湯の流行とともに変化していく美濃の黒茶碗の様相を展覧します。
会 場:土岐市美濃陶磁歴史館 第2展示室
期 間:_平成21年12月10日(木曜日)〜平成22年2月21日(日曜日)
http://www.city.toki.gifu.jp/wcore/hp/page000005100/hpg000005099.htm

Kurotyawannosekai_2

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 6日 (日)

考古学フォーラム情報BOX307

::: 2009.12.6:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 浜松市博物館:
テーマ展「和鏡の魅惑」
会 場:浜松市博物館特別展示室(浜松市中区蜆塚四丁目22−1)
期 間:平成21年12月5日(土)〜平成22年1月24日(日)
 和鏡は、平安時代後期に、中国から舶載された唐鏡をもとに日本独自の文様を取り入れて成立した鏡です。鎌倉時代には細密な図案の描き込まれた鏡が作られ、南北朝時代・室町時代を経て、室町時代末期には柄鏡が登場します。
 今回は、平安時代から江戸時代を中心に和鏡の持つ美と、和鏡にまつわる文化史を中心に展示していきます。
展示品:
浜松市美術館所蔵品(本多コレクション)
磐田市教育委員会所蔵品(渡辺コレクション)
堂ヶ谷遺跡経塚出土遺物(経筒・外容器・和鏡・刀)ほか約250点を展示
★ 講演会 
「和鏡について—県内の伝世鏡・出土鏡について—」
日 時:12月20日(日)午後2時から
講 師:静岡産業大学非常勤講師 植松勇介
★ 講 座 「堂ヶ谷遺跡−和鏡を出土した山林寺院と経塚」
日 時:1月17日(日)午後2時から
講 師:静岡県埋蔵文化財調査研究所調査研究員 井鍋誉之 
★ 関連事業 鋳物で和鏡をつくろう
日 時:1月9日(土)〜11日(月)
   毎日午前9時と午後1時30分 各回5名
   小中学生とその親
   参加費 500円  
   12月19日(土)午前9時から受付開始
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamahaku/

Photo

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »