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2009年8月31日 (月)

考古学フォーラム情報BOX292

::: 2009.8.31:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 豊田市堂外戸遺跡の古墳時代土器見学会
 平成16年から19年にかけて約18,000平方メートルの発掘調査を行った豊田市堂外戸遺跡ではそれぞれ100棟前後の竪穴建物・掘立柱建物が見つかりました。特に4〜6世紀の密度が高く、大溝・独立棟持柱付建物や1辺9mの大型竪穴建物など注目すべき成果があがっています。
 今年度末には報告書を刊行する予定ですが、下記日程で古墳前期〜6世紀、特に古墳中期の土器を中心とした土器見学会を催し皆さんのご意見をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
日 時:平成21年9月5日(土)午後1時〜4時
場 所:保見文化財倉庫(豊田市東保見町山洞/旧保見浄化センター)
    駐車場有り/愛知環状鉄道保見駅から徒歩15分
問い合わせ:豊田市郷土資料館森(電話0565-32-6561)

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●第18回名古屋東アジア史研究会
日 時:2009年9月11日(金)18時30分より
場 所:南山大学第一研究棟4階 エレベーターホール右奥の会議室
発表者:東山勝也
内 容:「邪馬台国と大和政権」
問い合わせ先:
 名古屋市天白区御前場町351
  名古屋市立しまだ小学校 木村光一 052-802-2821

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● 海津市歴史民俗資料館
特別展「備えの考古学 〜文化財から学ぶ防災〜」
期 間:平成21年9月1日(火)〜10月18日(日) 
場 所:海津市歴史民俗資料館 1階特別展示室
 伊勢湾台風襲来から50年が経った本年、そして来るべき大地震への備えとして、文化財を通して改めて防災について考えます。そしてそこから学びとるもの、次世代へ伝えなければならないものは何かをさぐります。
http://www.city.kaizu.lg.jp/syogaigaikusyu/rekimin/rekimin.jsp

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
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2009年8月18日 (火)

考古学フォーラム情報BOX291

::: 2009.8.18:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会 西三河8月定例会
 さて今月は、岡崎市 伊藤久美子さんが手掛けられた岡崎市美術博物館テーマ展「おかざきの考古学〜身近な遺跡をたずねてみよう〜」を見学させていただきます。
日 時:8月20日(木)午後7時〜
場 所:岡崎市美術博物館
※時間までに美術博物館通用口(恩賜池側の入り口)から入館してください。
遅れる方は、伊藤さん(6時頃までは郷土館0564-23-1039)または美術博物館0564-28-5002へ連絡いただけると助かります。
連絡先:高橋健太郎(豊田市教育委員会)kentaro813@hotmail.com

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● 勢濃尾研究会 平成21年度 第3回定例会
日 時:平成21年9月18日(土) 13:00〜16:30
場 所:名古屋市公会堂 第4集会室 JR中央線鶴舞駅下車 鶴舞公園内 徒歩5分
※資料代・会場費として500円頂戴します。 
研究会終了後、17:00より懇親会(JR金山駅OR鶴舞駅周辺)
※懇親会のみの参加も最高です。
テーマ:『縄文時代の石器研究』
長澤 有史 氏(愛知学院大学大学院文学研究科歴史学専攻考古学コース 博士後期課程)
「神子柴系石器群の学史的理解について」
要旨 本発表はいわゆる「神子柴系石器群」の学史を振り返り、この石器群がどのように考察されていったのか、検討する。具体的には研究史を大きく3つの時期に区切り、研究内容や方法論、各研究者の着眼点について検討し、これらの研究成果について発表者の意見を明らかにし、今後の発表者の研究展開とその課題について言及する。
平井義敏 氏(三好町教育委員会)
「東海地方におけるいわゆる鋸歯鏃の一様相」
要旨 いわゆる鋸歯鏃は、石鏃の縁辺に鋸歯状の加工を施した石鏃である。関西縄文研究会による縄文時代後・晩期の石器集成によると、後期前半に側縁が直線的な凹基無茎鏃を中心にみられ、兵庫県から岐阜県までの広い範囲に分布しているとまとめられている。しかし、愛知県内では晩期前半を中心とする豊田市丸根遺跡や西尾市枯木宮貝塚などにも、鋸歯状の加工を施した石鏃が散見されるなど、後期以降も鋸歯状の加工が行なわれている。今回の発表では、東海地方における縄文時代後期から晩期の石鏃を対象とし、その形態や石材と鋸歯縁の関係について再検討を行ない、鋸歯鏃が石鏃の「型式」として成り立つのかどうかを検討する一つの試論としたい。
遺跡紹介:
小栗康寛(田原市教育委員会)「愛知県田原市平野貝塚の調査−縄文前期を中心に−」
 平野貝塚は愛知県田原市石神町に位置し、縄文時代前期後半の大麦田式期に相当する。遺跡の周辺は半径200mに亘って貝が分布している。縄文時代前期の包含層はその貝層下の黒褐色土層に包蔵されている。遺構は住居址と考えられるものや土坑が確認された。遺物は石鏃を中心に石錐、石匙、磨製石斧、石匙、スクレイパー、刃器、磨石類などが出土している。田原市では縄文時代前期前半の鉾ノ木式期に相当する青津前田遺跡も調査されており、あわせて渥美半島の石器組成や石材組成を検討する。

コーディネーター 平井義敏 氏(三好町教育委員会)
司会 神取龍生 氏(幸田町役場)

連絡先:高橋健太郎(豊田市教育委員会)kentaro813@hotmail.com

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● 田原市企画展「初公開 宮西遺跡出土品 〜田原市のはじまり〜」を開催しています。
期 間:9月23日(水)まで。
場 所:吉胡貝塚資料館(0531−22−8060)
開 館:毎週月曜日。休日の場合はその翌日 
     午前9時から午後5時まで。入館料大人200円、小中生100円。
 平成16年度に田原市教育委員会が調査した資料です(愛知学院大学調査分はありません)。展示スペースは狭いですが、ほれぼれする尖頭器、有舌尖頭器が勢ぞろい。年代測定を行った隆線文土器も展示しています。本展示は、吉胡貝塚資料館で受け入れた博物館実習の一環として行われています。その成果をごらんいただき、ご指導いただきますとありがたいです。
http://www.yoshigo.gr.jp/information/2009info/miyanishi/index.html

 なお、展示できなかった資料も8月22日(土)、午前9時〜12時限定で公開します。希望者は受付でお申し付けください。なお、使用目的しだいでは写真撮影の制限、保存ケース越しで、触れることはできませんので、あらかじめご了解ください。

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2009年8月 7日 (金)

考古学フォーラム情報BOX290

::: 2009.8.7:::

★ 発掘調査========
● 岡崎市現地説明会:
岡崎市では市道建設に伴う発掘調査を6月から実施しています。
この度、現地説明会を開催しますので興味のある方はご参加ください。
遺跡名:丸山城跡(遺跡範囲・名称の変更を検討中)
日 程:8月9日(日)
時 間:9:30〜13:00まで現場を開放
場 所:岡崎市丸山町地内
説 明:10:00と11:00の2回、担当者が調査成果を説明します
内 容:丸山地区は古墳時代の経ヶ峰1号墳・神明宮1号墳・村上古墳・亀山古墳群、古代の丸山廃寺跡・ハサマ遺跡、中世の丸山城跡・丸山東城跡等、西三河地域で有力な遺跡が密集する地区です。しかし、古墳と同時期の集落跡はこれまで未確認でした。今回の調査地は周知の埋蔵文化財包蔵地である丸山城跡に近接し、中世期の遺構がメインとなる予想でしたが、実際には弥生〜古墳時代にかけての住居跡が発見され、古墳時代の集落域がこの場所に存在する可能性が高まりました。中世の遺構もいくつか確認していますが、現説では弥生〜古墳時代の住居跡の説明がメインになろうかと思います。ぜひ現説に来ていただき、ご意見等をいただければと思っています。

その他:現場近くに駐車できる場所がありません。大平市民センター駐車場を臨時開放しますので、こちらに駐車して徒歩にて現場までお越し下さい(徒歩10分程度)。

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 豊川市桜ヶ丘ミュージアム:
開館15周年記念特別展
「三河に興りし牧野一族‐戦国から幕末への軌跡‐」
 戦国動乱期の東三河において勢力を持った牧野一族は、今川氏・松平氏(後の徳川氏)のはざまにあって牧野城・瀬木城・今橋城(後の吉田城)・牛久保城などを築きながら勢力を広げて戦国の世を生き抜き、やがて徳川の家臣となります。3代牛久保城主牧野康成(やすなり)は数々の戦功をあげ、天正18年(1590)家康の関東移封に伴い、三河牛久保を離れて上州大胡2万石の譜代大名となりました。
 この展覧会は、牧野氏ゆかりの史料を通して、戦国動乱期から幕末に至るまでの牧野一族の軌跡をたどるとともに、その功績について知っていただくために企画するものです。
 目玉的史料としては、長岡藩牧野家墓所出土品(長岡市立科学博物館蔵)があるほか、藩主着用の甲冑や藩主直筆書画が多く展示されます。
 当日券(500円)よりお得な特別展の前売り券(300円)は、8月11日(火)より当館にて販売いたします。また、会期中何度も鑑賞できるフリーパス券(600円)も同日より販売いたします。
会 期:平成21年年9月26日(土)〜11月8日(日)
★ 講演会
1. 記念講演会
10月3日(土)
「戦国・牧野一族とその時代」
14時〜15時30分
講師 小和田哲男氏(静岡大学名誉教授)
豊川市文化会館中ホール(450名定員)
2. 講演会
10月17日(土)
「越後長岡藩・牧野氏の藩政確立と展開−文教政策を中心として」
10時〜12時
土田隆夫氏(長岡日独協会顧問)
豊川市桜ヶ丘ミュージアム会議室(60名定員)
3. 講演会
10月24日(土)
「牧野一族が築いた三河の城」
10時〜12時
講師:当館学芸員
豊川市桜ヶ丘ミュージアム会議室(60名定員)
講演会参加の申込方法:
・往復はがきに、ご希望の講座番号、講座名、郵便番号、住所、氏名、性別、年齢、電話番号をご記入の上、8/1(土)〜9/20(日)(必着)の間に下記へ郵送してください。
・全ての講座を同時に申し込むこともできますが、その場合はご希望の講座番号、講座名を全て記入してください。(はがき1通につき1名有効)
・なお、各講座とも応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。受講の可否については、9月下旬に返信はがきにてお知らせします。

申込み及び問合せ先:442-0064 愛知県豊川市桜ケ丘町79-2「牧野一族展講演会」係 電話(0533)85-3775

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2009年8月 5日 (水)

考古学フォーラム情報BOX289

::: 2009.8.5:::

★ 発掘調査========
● 春日井市教育委員会:
高御堂古墳発掘調査現地説明会
日 時:平成21年8月8日(土) 午前10時30分〜正午、午後1時30分〜3時
  (雨天の場合は翌8月9日(日)に延期します。)
場 所:高御堂古墳発掘調査現場
  (高御堂公園用地内 春日井市堀ノ内町5丁目、「堀ノ内町表」交差点すぐ南)
交通機関:※駐車場には限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
1 シティバス地域連絡線 堀ノ内町バス停から徒歩1分
2 JR中央線 神領駅から徒歩15分
3 ゆとりーとライン 上島バス停から徒歩30分
主な調査成果:
 前方後方墳(4世紀代)の後方部墳頂で竪穴式石槨を検出。
春日井市HP:
http://www.city.kasugai.lg.jp/bunka/bunkazai/sinaihakkutsu/013597.html
連絡先:
春日井市教育委員会文化財課  TEL 0568-33-1113、FAX 0568-34-6484、E-mail:bunkazai@city.kasugai.lg.jp
現地説明会当日は080-3391-7942へ

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◆ 展示会・講演会・研究会========
●豊川市御津文化会館(ハートフルホール)企画展「弥生の美脚」
 豊川市桜ヶ丘ミュージアムでは、例年夏季に博物館実習生を受け入れておりますが、今年はその実習に絡めて考古で小企画展をつくってみました。
 タイトルは「弥生の美脚」。もちろん脚部を有する高杯などの弥生土器を扱うものですので、誤解なきようお願いします。
 何分実習が主体ですので、資料調達も市内で済む範囲ですが、実習生には結構いい反応がみられます。実習は8月1日に終了し、翌2日から一般公開していますので、ご高覧下されば幸いです。豊川市郷中遺跡・山ノ奥遺跡からの土器が中心です。
会 期:8月2日〜9月27日(月曜休館)
会 場:豊川市御津文化会館(ハートフルホール) 展示室
入館料:無料
駐車場:隣の体育館駐車場をご利用ください。
問い合わせ:豊川市桜ヶ丘ミュージアム 0533−85−3775 担当:須川

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● 豊田市堂外戸遺跡の古墳時代土器見学会のお知らせ
 平成16年から19年にかけて約18,000平方メートルの発掘調査を行った豊田市堂外戸遺跡ではそれぞれ100棟前後の竪穴建物・掘立柱建物が見つかりました。
 特に4〜6世紀の密度が高く、大溝・独立棟持柱付建物や1辺9mの大型竪穴建物など注目すべき成果があがっています。
 今年度末には報告書を刊行する予定ですが、下記日程で古墳中期の土器を中心とした土器見学会を催し皆さんのご意見をいただきたいと思います。
 詳細については再度ご連絡しますが、可能であれば是非日程を確保していただければ幸いです。
日 時:平成21年9月5日(土)
場 所:保見文化財倉庫(豊田市東保見町山洞/旧保見浄化センター)
    駐車場有り/愛知環状鉄道保見駅から徒歩15分
問い合わせ:豊田市郷土資料館森(電話0565-32-6561)

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2009年8月 2日 (日)

考古学フォーラム情報BOX288

::: 2009.8.2:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 名古屋・栄中日文化センター
特別講座「名古屋城本丸御殿を飾った幻の石—尾張藩士の画家・内藤東甫と五色メノウ」
 美濃や尾張地方から産出される緑色の土岐石で、石器、勾玉や腕輪などの古墳埋葬品は作られたのか?考古学用語の碧玉は土岐石を含めると3種類?土岐石とはそもそも何であるのか?以上、考古学的見地から眺めた土岐石の諸問題の検討。そして江戸時代、博物学的志向をもった尾張藩士・内藤東甫による著作『張州雑志』に記された「五色メノウ(土岐石)は尾張藩の御止め石で、徳川綱吉に献上された」という史実についての紹介と検証。現在でも名古屋市内で発見される土岐石、資料やスライドなどによって様々な角度からその実体に迫ります。
講 師:古橋尚(陶芸家、郷土史研究)、佐野好石(土岐石愛好会会長)
開講日:9月19日(土)15:30〜17:30
会 費:2520円
会 場:中日文化センター(中日ビル)
http://www.taijikimura.com/web/info.html#furuhashi

★ ノリタケギャラリー栄:
「名古屋城本丸御殿を飾った幻の石—尾張藩士の画家・内藤東甫と五色メノウ展」
会 期:平成21年9月22日(火曜日)〜9月27日(日曜日)
時 間:10時〜18時(最終日は16時まで)
会 場:ノリタケギャラリー栄(愛知県芸術文化センター前)
※入場は無料です。 
<展示資料(予定)>
○古代の歴史に現れた土岐石の資料、○内藤東甫と張州雑志についての解説、○内藤東甫の書画、○東甫関連尾張藩士の書画、○古文書・将軍綱吉公御成之節御拝領御献上覧(元禄十三年)、○張州雑志に描かれた愛知県産鉱物の図と実物標本の比較(玉石、瑪瑙、五色瑪瑙、浮石、黒石英、白石英、イワキ、兎余糧など)、○土岐石(約10点)○土岐石によるアクセサリーなど

問合せ:
 講座申し込みは、中日文化センター(Tel 0120−53−8164)
 講座と展覧会の内容についての問合せは、
古橋尚<フルハシタカシ>( E-mail: sotoyama@pd6.so-net.ne.jp )

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● 多治見市文化財保護センター
企画展「かさはらの大窯 −笠原 妙土窯・滝呂日影1号窯−」
 妙土窯や滝呂日影1号窯は、多治見において大窯が本格化する段階の代表的な窯です。比較的近い距離に位置するこれらのふたつの窯は、ともに緑釉陶器を焼成したことで知られていますが、後の「織部釉」と同じ銅緑釉を掛けた陶器は、美濃焼の歴史の中でも重要な存在です。今回の企画展ではこれらの資料をはじめ、多治見市内のほかの大窯製品も併せて展示します。
展示期間:平成21年7月21日(火)〜12月28日(月)
場所:多治見市文化財保護センター内 展示室
時間:午前9時〜午後5時
※土・日・祝日休館 
http://www.city.tajimi.gifu.jp/bunkazai/index.html

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