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2008年9月29日 (月)

考古学フォーラム情報BOX247

::: 2008.9.29:::

★ 発掘調査========
● 岐阜県教育文化財団文化財保護センター:三枝城跡発掘調査現地説明会
 調査区尾根上に曲輪を確認、曲輪の南・北・東を取りまく帯曲輪を確認
 川原石(飛礫)の集積を発見、古瀬戸縁釉小皿や灯明皿(土師器皿)が出土
日 時:平成20年10月4日(土) 午後1時30分〜午後3時<小雨決行>
場 所: 三枝城跡発掘調査現場(高山市上切町地内)
問い合わせ:飛騨出張所三枝城跡発掘調査現場事務所 (担当:相馬、野村、稲垣)
      電話 0577−57−8030

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◆ 展示会・講演会・研究会========
●名古屋市見晴台考古資料館
企画展「なごやの埴輪」
期 間:2008年9月18日(木)〜11月24日(月)
 西大久手古墳で七月に発見された巫女の人物埴輪をはじめ、鶏形や水鳥形、円筒など名古屋市内、春日井市、尾張旭市の39ヶ所で出土した約120点の埴輪を展示。

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●鈴鹿市考古博物館
「弥生人のスローライフ〜おコメ生活はじめました〜」
期 間:2008年10月4日(土)〜12月7日(日)
★講演会
「弥生人の暮らしぶり」関西外語大学教授 佐古和枝氏
2008年10月12日(日)午後2時〜
★講演会
「スローフードのみなもと〜弥生の食事を再現する〜」三重中京大学短期大学部准教授 鈴木舞子氏
2008年11月22日(土)午後2時〜
★連続講座
第1回 2008年10月5日(日)午後2時〜
「祈り」鈴鹿市考古博物館 伊藤洋氏
第2回 2008年10月26日(日)午後2時〜
「石器がある生活」愛知県教育委員会 原田幹氏
第3回 2008年11月9日(日)午後2時〜
「上箕田遺跡発見物語」昭和35年上箕田遺跡第一発見者 杉本主税氏
第4回 2008年11月30日(日)午後2時〜
「ここまでわかった三重の弥生時代」三重県教育委員会 穂積裕昌氏
http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/museum/

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●南山大学人類学博物館
特別展「G.グロート神父と日本考古学研究所」
期 間:10月 1日(水)〜11月22日(土)
なお、期間中11月9日(日)は特別開館します。
会 場:南山大学人類学博物館 第二展示室
観 覧:無料
協 力:市立市川考古博物館・神言修道会日本管区
 昭和6(1931)年、一人のオランダ人宣教師が来日した。彼の名前はG・グロート(Gerard J. Groot)。終戦直後の千葉県市川市に日本考古学研究所を設立した人物である。
 グロート神父は神言修道会(神言会)に所属し、布教活動の一方で赴任地付近の遺跡を発掘するなど、積極的な研究活動をおこなっていた。昭和21(1946)年9月、神言修道会を母体とする「日本考古学研究所」を設立し、学界中央の研究者をスタッフに迎えて自ら所長に就任した。
 研究所では、茨城県の花輪台貝塚や中妻貝塚、千葉県の二ツ木(向台)貝塚・姥山貝塚・中沢貝塚などの発掘調査や、機関誌『日本考古学』の創刊など、活発な研究活動をおこなったが、昭和27(1952)年にグロート神父が神言修道会のオランダ管区に移籍することになり、姥山貝塚の報告書の出版を最後に帰国の途についた。
 後任の所長には、J・マーリンガー(Johannes Maringar)神父が就任したが、昭和33(1958)年に神父がスイスのアントロポス研究所に赴任する際、研究所が閉鎖されることになったため、同じ神言修道会が経営する南山学園にこれらの収蔵資料の大半が移管された。
 本年は、考古学研究所から収蔵資料が移管されて50年という節目の年にあたり、この機会に市立市川考古博物館の全面的な協力を得て、グロート神父や日本考古学研究所の活動を学内外に広く紹介することにした次第である。
http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/index.html

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● 静岡県立美術館
文化財展「発掘された静岡の文化交流」
会期:2008年10月8日(水)〜19日(日)
静岡と日本各地、東アジアとの交流の足跡を発掘された遺構や遺物からのぞいてみます。

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● 土岐市美濃陶磁歴史館
「遠州時代の美濃-新しい流行への対応-」
期 間:2008年10月2日(木)〜12月7日(日)
http://www.city.toki.lg.jp/wcore/hp/page000000600/hpg000000536.htm

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ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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2008年9月 4日 (木)

考古学フォーラム情報BOX246

::: 2008.9.4:::

★ 発掘調査========
● 西尾市教育委員会:岡島遺跡発掘調査現地説明会
 西尾市教育委員会では、平成20年6月より岡島遺跡の発掘調査を行っております。
 岡島遺跡は西尾市を代表する弥生時代の遺跡で、これまでに行われた発掘調査でも多くの成果をあげているところですが、今回の発掘調査におきましても、弥生時代中期末の竪穴住居や溝などの遺構が見つかっており、多くの弥生土器が出土しております。
 発掘調査は11月頃まで続く予定ですが、現在までの調査成果をご覧いただく説明会を開催することとなりました。
日 時:平成20年9月6日(土)午前10時から(雨天時は遺物展示のみ)
場 所:岡島遺跡発掘調査地点(江原町西柄/江原町東交差点南東角)
問い合わせ:西尾市教育委員会文化振興課 鈴木
      電話 0563_56_2459

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会 東三河部会9月例会
日 時:9月11日(木) 午後7時30分から
場 所:豊川市発掘調査現場事務所
内 容:
<報告> 「平成19年度牛川地区発掘調査の概要」 岩原剛(豊橋市美術博物館)
西側遺跡(地下式抗)、西側北遺跡(前期方墳)、東側遺跡(古墳〜奈良時代の集落遺跡)、眼鏡下池北遺跡(縄文時代早期)の調査について紹介
<発表> 「瓦からみた三河国府の様相 〜三河国府跡確認調査出土資料をもとに〜」 平松弘孝(豊川市教育委員会)
 13次にわたる三河国府跡確認調査で出土した軒瓦、丸・平瓦の分類別出土データ等を分析し、三河国府の様相について若干の提言を行いたいと思います。

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● 三河考古学談話会 西三河部会9月定例会のご案内
日 時:9月18日(木) 午後7時〜
場 所:岡崎市美術博物館
内 容:「岡崎市文化財保護条例制定50周年記念展文化財—守り、伝える」 の見学
 特別展の見学に先立って荒井信貴氏(岡崎市美術博物館)、伊藤久美子氏(岡崎市郷土館)の両氏による文化財の保存と修理についての解説があります。
そ の 他:入館は恩賜池側の駐車場に面した1階の職員通用口よりお入りください
     なお、遅れて出席される方は、美術博物館(0564-28-5002)にお電話をお願いします。館内は携帯電話は圏外です。

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● 第12回名古屋東アジア史研究会
日 時:2008年9月12日(金)18時30分より
場 所:南山大学第一研究棟4階 エレベーターホール右奥の会議室
発表者:田中城久氏
内 容:山茶碗研究2008-愛知郡東郷町後山古窯からみえるもの」
問い合わせ先:
 名古屋市天白区御前場町351
  名古屋市立しまだ小学校 木村光一 052-802-2821

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