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2008年8月21日 (木)

考古学フォーラム情報BOX245

::: 2008.8.21:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 田原市博物館企画展 「渥美半島の歴史 考古—発見の歴史」
会期:2008年7月11日(金)〜9月28日(日) 
 おすすめは、石田茂作先生がデザインした伊良湖東大寺瓦窯跡発掘記念の暖簾(考古資料ではないですが)、大本貝塚出土の魚類が描かれた寄道式高坏破片、大アラコ古窯の「藤原顕長」銘入壺片です。展示スペースは狭いですが、ぜひご覧下さい。
 あわせて、赤羽根文化会館文化ホールの展示室にも渥美窯製品、宮西遺跡の旧石器〜縄文草創期の土層剥取パネルが展示してあります。
http://www.taharamuseum.gr.jp/

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● 岐阜市歴史博物館
歴史博物館特集展示「信長居館跡の発掘調査から」  
期 間:8月7日(木)〜9月7日(日)
 岐阜城主の館は金華山の西のふもとにあったといわれ、特に「千畳敷」とよばれる場所については、江戸時代の文献でも「信長公をはじめ城主ここに常に居す。」と伝えられていました。昭和59年から3次にわたって行われた岐阜公園における発掘調査は、この伝承がほぼ確実なものであることを示し、現在教育委員会が範囲を広げて進めている調査でも、新たな成果があがっています。この遺跡の豊かな歴史を出土品その他の貴重な資料により御紹介します。
主な展示品:
・平成19・20年度の発掘調査の主な出土品
・陶磁器・金銅製品など第1〜3次発掘調査の主な出土品
・イエズス会士書簡集(館の記述を含む16世紀の刊行物)
http://www.city.gifu.lg.jp/c/40120525/40120525.html

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● 岐阜県陶磁資料館
「秘蔵の華 桃山陶展」
 この度の展覧会は、8月1日から開催されます国際陶磁器フェスティバル美濃'08協賛事業として個人の秘蔵品を中心に桃山時代から江戸時代前期に美濃で焼かれた瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部の様々な茶道具を90点取り上げ、その魅力を紹介します。
会 期:平成20年7月29日(火)〜平成20年10月5日(日)
http://toujiki.net/

Photo
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●第16回春日井シンポジウム
テーマ「東海を足元から探る〜東海・東山学のおさらい」
日 時:平成20年11月8日(土曜日)午後1時から午後5時
  11月9日(日曜日)午前9時40分から午後4時30分
会 場:春日井市民会館
参加料:3,000円(2日間・資料集代含む)
<参加申し込み方法>
 郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・参加希望日、内容をご記入のうえ、参加申し込みハガキ、郵便ハガキ、ファックス、Eメールでお申込みください。
 受付期間:8月1日(金曜日)から10月24日(金曜日)。ただし、定員1,100人に達し次第締め切ります。
 ご夫婦・親子等でお申し込みの方は、1枚のハガキ(用紙)に連名でお申込みください。なお、この場合は資料の必要部数を明記してください。
※専用ハガキで参加申し込みの方
 必要事項をご記入の上、50円切手を貼ってお申込み下さい。
※郵便ハガキ・ファックスで参加申し込みの方
 「第16回春日井シンポジウム参加希望」と明記し、1.郵便番号、2.住所、3.氏名(ふりがな)、4.電話番号、5.参加希望内容・希望日(「シンポジウム(8・9日)」、「交流レセプション」、「宿泊パック利用」)、6.学校名(学生の方のみ)をご記入のうえ、下記の宛先までお申込みください。
 宛 先 486-0913 春日井市柏原町1-97-1
    春日井市教育委員会文化財課 春日井シンポジウム係
 ファックス 0568-34-6484
※インターネット(Eメール)で参加申し込みの方
 「第16回春日井シンポジウム参加希望」と明記し、1.郵便番号、2.住所、3.氏名(ふりがな)、4.電話番号、5.参加希望内容・希望日(「シンポジウム(8・9日)」、「交流レセプション」、「宿泊パック利用」)、6.学校名(学生の方のみをご記入のうえ、下記のアドレスまでお申込みください。
 Eメールアドレス bunkazai@city.kasugai.lg.jp
お問合せ先:春日井市教育委員会 文化財課 春日井シンポジウム係
電話0568−33−1113、ファックス0568−34−6485
内 容:
1部 「東海の生活と信仰」 
11月8日(土曜日)
午後1時 開会挨拶 春日井市長 伊藤太
午後1時5分 講演「美濃・飛騨のサエノカミ信仰」日本民具学会 脇田雅彦氏
午後1時45分 講演「古代美濃・飛騨の生活と信仰」岐阜大学教授 早川万年氏
午後2時35分 講演「考古学から探る"伊勢神宮の成立と発展"」三重県教育委員会 穂積裕昌氏
午後3時15分 講演「津島神社の信仰」日本福祉大学教授 福岡猛志氏
午後4時5分 まとめの討論
福岡氏(司会)、三重大学名誉教授八賀晋氏(助言)、脇田氏・早川氏・穂積氏
午後5時 第1部終了
午後6時〜午後7時30分
関連企画「交流レセプション」ホテルプラザ勝川
第2部 「東海・東山学を旅する」
11月9日(日曜日)
午前9時40分 講演「弥生のなかの<東海学>を考える」橿原考古学研究所 寺沢薫氏
午前10時40分 講演「本居宣長と東海」京都教育大学名誉教授 和田萃氏
午前11時40分 昼休憩(80分)
午後1時 講演「東海とその周辺域のアマ文化−環境対応と民俗展開をさぐる−」近畿大学名誉教授 野本寛一氏
午後2時10分 講演「東海学のおさらい−歴史探検家松浦武四郎のこと、ほか−」考古学者 森浩一氏
午後3時15分 座談会
森氏(座長)、野本氏・和田氏・寺沢氏
午後4時30分 閉会
誌上参加
「天武天皇と白鳳寺院−尾張元興寺と勝川廃寺と飛騨国寺院−」三重大学名誉教授 八賀晋氏
「三河湾のクジラ漁」知多古文化研究会 山下勝年氏
「朝日文左衛門の伊勢参り」春日井市教育委員会 大下武
★ 関連企画 文化財特別展「春日井の古代史事始」
日 時:平成20年11月5日(水曜日)〜16日(日曜日)9:00〜17:00
(10日(月曜日)は休館、16日(日曜日)は16:00まで)
会 場:文化フォーラム春日井・ギャラリー_入場料 無料
http://www.city.kasugai.lg.jp/bunka/event/bunkazai_event/16sinpo.html

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2008年8月 7日 (木)

考古学フォーラム情報BOX244

::: 2008.8.7:::

★ 発掘調査========
● 田原市:宮西遺跡現地説明会
日 時:平成20年8月9日(土) 午後1時(小雨開催) 
場 所:宮西遺跡発掘調査現場
    愛知県田原市大久保町宮西地内
 南部市民館南500mほどの畑中です。テントが建っています。9日の説明会当日は発掘現場付近に案内人がいます。
地図:http://a-forum.air-nifty.com/blog/

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内 容:宮西遺跡は旧石器時代の終わりから縄文時代の初め頃(今から約16000年〜12000年前)の遺跡で、調査区からは狩りに使う道具の石の槍(やり)や弓矢の先につける鏃(やじり)、またこれらを作る時にできる石のかけらの剥片(はくへん)が多数出土しています。このような古い時代で、どのように石の道具を作る工程がわかる遺跡は全国的にもまだまだ少なく、当時の遺物(いぶつ)が広い範囲にわたって採集されています。

問い合わせ:田原市役所 教育部 文化振興課 文化財係 0531-23-3635 (当日は不在)

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