::: 2008.7.8:::
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会 西三河部会 7月定例会
日 時:7月17日(木) 午後7時〜
場 所:安城市埋蔵文化財センター
内 容:
「発掘調査民間委託の諸問題」 進 行 豊田市教育委員会 森 泰通
最近、市町村においても発掘調査の民間委託が多くなってきました。しかし、積算・仕様の内容や管理監督の方法、変更契約の考え方など、よるべきスタンダードがなく、どこも「これでいいのか?」と不安を抱えながら四苦八苦していることと思います。
当日は、県教委・県埋文・業者関係者も参加していただける予定です。同じ悩みを持つ方や、今後民間委託がありそうな方など、広くご参加ください。(西三河以外の方も大歓迎)
森 泰通 irom@d9.dion.ne.jp
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● 三河考古学談話会 東三河部会 7月定例会
日 時:平成20年7月19日(土) 13:00〜
場 所:豊川市埋蔵文化財事務所
内 容:
東三河の押型文土器資料見学会(東三河における最近の押型文期の調査事例の報告と遺物の観察)
日 程:
13:00〜13:15 天井平遺跡(豊川市)の調査及び資料の説明(前田清彦氏:豊川市教育委員会)
13:15〜13:30 雁合遺跡(田原市)の調査及び資料の説明(増山禎之氏:田原市教育委員会)
13:30〜13:45 眼鏡下池北遺跡(豊橋市)の調査及び資料の説明(岩原剛氏:豊橋市美術博物館)
13:45〜15:00 資料観察
15:00〜15:30 意見交換
※今回の定例会の開催日時につきましては通常開催日の第2木曜日の19:30〜ではありませんので、御注意ください。
連絡先 平松 hiramatsu@ccnet-ai.ne.jp
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● 名古屋市博物館
特別展「尾張名古屋は地下で待つ 城下町大発掘」
期 間:平成20年7月19日(土)〜8月24日(日)
江戸時代的な生活様式は少なくとも先の大戦頃までは色濃く残っていました。しかし名古屋のような大都会では、空襲や都市計画により住環境が変わり、電気、ガス、家電製品の普及により、旧来の生活様式は一掃されてしまいました。幕末からわずか140年ほどしか経ていないにもかかわらず、何に使われたのか、どう使ったのか分からない出土品(生活用具)の多さに唖然とさせられます。
今回の展覧会では、発掘によって出土したさまざまな生活用具を紹介するとともに、調査の積み重ねによって明らかになった地域の歴史を物語的に語ってみたいと考えています。
展示は大きく三つの主題に分かれます。前半(I・II)では発掘品を種類別にカタログのように紹介し、江戸時代の生活をわかりやすく再現します。つまり「もの」からのアプローチで、当時の人々の営みを理解するための基礎知識を得ていただく展示です。後半(III)では、博物館で行う遺跡発掘説明会というコンセプトで、写真・パネルや絵図を多用して、主要遺跡の調査成果と、この30年の江戸考古学の知見を紹介します。変化に富んだ出土品や、各種地図やパネルなどをとおして、城下町名古屋へのゆたかなイメージをふくらませていただけるものと確信しています。
★ 講演会・展示説明会:
いずれも午後2時から(1時30分開場)1階展示説明室にて。当日先着100名。聴講無料
7月20日(日)「尾張名古屋は地下で待つ(総説)」当館学芸員
7月27日(日)「三の丸御屋形遺跡の発掘」 愛知県埋蔵文化財センター調査研究専門員 鈴木正貴氏
8月3日(日)「幅下遺跡の発掘」 見晴台考古資料館学芸員 水野裕之氏
8月10日(日)「近世の高級食塩」 愛知県埋蔵文化財センター調査研究専門員 松田訓氏
8月17日(日)「本丸御殿の発掘」 名古屋城管理事務所学芸員 木村有作氏
★ 遺跡見学会
7月25日(金) 白川公園遺跡
発掘中の中世から近世の遺構について、発掘を担当している名古屋市見晴台考古資料館学芸員の説明をうけます。
時間 13:30開場
14:00から現地説明(約1時間)
集合場所 白川公園・名古屋市科学館北側(中区栄2丁目)
どなたでも自由にご参加いただけます。ただし13:30以前はご遠慮ください
http://www.museum.city.nagoya.jp/index.html

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● 鈴鹿市考古博物館
「この絵 なんの絵 器になる絵」
会 期:平成20年7月19日(土)〜9月7日(日)
この展示では、絵が描かれた考古資料をご紹介します。
★ 講演会
「絵画土器が語るもの」
日 時:7月19日(土)午後2時〜
講 師:原田 恵理子 さん(三重県埋蔵文化財センター)
※聴講は無料です。
http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/museum/

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● 愛知県陶磁資料館
開館30周年記念企画展
「中国古代の建築とくらしー茂木計一郎コレクションー」
期 間:2008年6月7日(土)〜8月17日(日)
場 所:本館 第1・2展示室
東京藝術大学名誉教授・茂木計一郎氏が収集した中国古代建築明器は美術的・学術的な評価が高い、著名なコレクションです。
本展では、同コレクションが陶磁資料館に寄贈されたことを記念し、その全容を紹介します。
http://www.pref.aichi.jp/touji/

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