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2008年7月29日 (火)

考古学フォーラム情報BOX243

::: 2008.7.29:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 松阪市文化財センター はにわ館
「人物埴輪の世紀〜常光坊谷4号墳とはにわたち」
期 間:平成20年7月12日(土)〜平成20年8月31日(日)
 5世紀の後半段階になると中小の古墳が各水系に造営がなされるようになり、中小円墳には人物埴輪や動物埴輪の樹立がおこなわれます。中でも伊勢湾西岸域の人物埴輪を樹立する古墳として最古段階に位置づけられる埴輪群が常光谷4号墳等で確認され。こうした人物埴輪を古墳に巡らす埴輪群像の姿から、中小古墳がどのような祭祀が行われていたかを検証します。
展示資料:
大阪府藤井寺市 蕃上山古墳出土資料
群馬県高崎市 保渡田八幡塚古墳出土埴輪
群馬県太田市 塚廻り4号墳出土埴輪
三重県松阪市 常光坊谷4号墳出土埴輪
三重県松阪市 中ノ庄1号墳出土埴輪
http://www.city.matsusaka.mie.jp/bunka/shisetsu/haniwakan/kaikan.html

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■ 出 版========
●「なごやの古代遺跡を歩く」
著 者: 服部哲也 木村有作 纐纈茂
定 価:1680円
発 行:風媒社 2008年7月刊
 東海一大きな古墳から、名古屋最古の遺物まで——。名古屋市内を中心にした9の「遺跡散策コース」と、身近な遺跡を体感できる「都市公園に重なる遺跡」を紹介。推理と想像を楽しみながら名古屋の遺跡をたどり、古代人のこころと暮らしに迫る。
★丸善名古屋栄店で購入いただければ、「桂九雀の考古学落語会」へ参加できるというイベントも開催中です。
案内のチラシは http://a-forum.air-nifty.com/blog/

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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2008年7月23日 (水)

考古学フォーラム情報BOX242

::: 2008.7.23:::

★ 発掘調査========
● 名古屋市教育委員会:
「大久手古墳群」発掘調査現地説明会
日 時:平成20年7月26日(土) 午前11時より
場 所:「歴史の里」計画地内
     名古屋市守山区上志段味字大久手下地内
内 容:東大久手古墳・西大久手古墳の調査。円筒埴輪列・形象埴輪出土。
問い合わせ:名古屋市見晴台考古資料館
      052−823−3200

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 浜松市楽器博物館
特別展「敦煌莫高窟壁画からの復元楽器」
期 間:2008年7月6日(日)〜8月31日(日)
 砂漠の大画廊ともよばれる世界遺産の中国敦煌莫高窟。石窟内部に描かれた壁画には6000点にも及ぶ古代の楽器が登場する。その壁画から1990年代初めに敦煌研究院が実用楽器として復元した35種60点の楽器を紹介。奈良東大寺正倉院収蔵楽器の復元品や中国古代遺跡から発掘された楽器の模型も紹介。
★ 講座「甦る古代中国の音」
日 時:2008年8月9日(土) 14:00
講 師:明木茂夫(中京大学教授)
http://www.gakkihaku.jp/index.html

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2008年7月22日 (火)

考古学フォーラム情報BOX241

::: 2008.7.22:::

★ 発掘調査========
● 岐阜県教育文化財団文化財保護センター:広畑野口遺跡現地説明会
日 時:平成20年7月26日(土) 
場 所:広畑野口遺跡発掘調査現場
    各務原市蘇原青雲町地内
内 容:古代の掘立柱建物跡を発見しました。
問い合わせ:広畑野口遺跡発掘調査現場事務所 谷村、三島
      058−383−0072
http://www.g-kyoubun.or.jp/maibun/

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◆ 展示会・講演会・研究会========
●一宮市博物館
企画展「土と炎の芸術〜世界の土器〜」
開催日時:7月5日(土)〜8月3日(日)
 愛知県陶磁資料館の収蔵資料の中から日本、東南アジア・南アジア・西アジア・中国・南アメリカなどの土器を展示し、日本の縄文〜古墳時代の土器と比します。
http://www.icm-jp.com/index.shtml

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● 豊明市平成20年度文化財展
「沓掛城」 
この文化財では、「沓掛城」に関係する資料や出土品を集め、展示します。
期 間:7月23日(水)〜27日(日)
時 間:午前9時〜4時
場 所:南部公民館大会議室(豊明市前後町善江1737 パルネス2号館4階)
その他:入場無料、駐車場無し
問い合わせ先:豊明市教育委員会生涯学習課 0562−92−8317

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2008年7月16日 (水)

考古学フォーラム情報BOX240

::: 2008.7.16:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第11回考古学研究会東海例会
「東海地方における縄文時代後・晩期の諸相」
 東海地方の縄文時代後・晩期には、西部の三河湾周辺部などに多くの貝塚が形成されますが、東部ではそのような様相は見られません。本例会では古くから知られる東部の清水天王山遺跡に一つの焦点を当て、貝塚の有無にとどまらない東西の生業の比較や黒曜石の流通の分析などをとおして、それぞれの地域がどのような生業を志向したのか、また相互にどのような関係をもったのかなどを検討していきたいと思います。
日 時:8月3日(日)13:00〜17:00
内 容:
・「清水天王山遺跡について」
  新井正樹(静岡市役所)
・「東海地方における縄文時代後期〜晩期の貝塚について−西部からみた東部の様相−」
  岩瀬彰利(豊橋市教育委員会)
・「黒曜石製石器製作の終焉と採掘活動」
  池谷信之(沼津市教育委員会)
討論
会 場:静岡大学静岡キャンパス共通教育B棟301教室
資料代:500〜1000円
問い合わせ:静岡大学人文学部考古学研究室
(静岡県静岡市駿河区大谷836 e-mail:jsksino@ipc.shizuoka.ac.jp)

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● 第25回全国城郭研究者セミナー
「中世後期の方形城館と地域」
開催日:8月2日(土)〜4日(月)
場 所:三重大学医学部臨床第二講義室
(三重県津市栗真町屋町1577)
参加費:3000円(レジュメ代他)
 ※懇親会費6000円程度、昼食・弁当代(一食 1000円(お茶つき))
問い合わせ:伊勢中世史研究会・竹田憲治(e-mail:takeda@ztv.ne.jp)
日 程:
・8月2日(土)
10:00〜11:00 不明城郭の調査における空中写真の有用性 報告者:伊藤徳也
11:10〜12:10 越後国奥山荘政所条遺跡群—江上館跡を中心にして— 報告者:水澤幸一
13:10〜14:10 北部九州の方形城館—筑前の事例を中心に— 報告者:岡寺良 
14:30〜14:50 主旨説明
14:50〜16:00 東国における館・その虚像と原像 報告者:松岡進
16:00〜17:10 西日本の平地居館と土塁・堀 報告者:山上雅弘 
18:00 懇親会 三重大学 生協
・8月3日(日)
9:30〜10:40 畿内近国における方形館と単郭山城 報告者:福島克彦 
10:50〜12:00 伊勢国鈴鹿郡域における方形城館〜分布と連続性をめぐって〜 報告者:亀山隆 
13:10〜14:20 伊賀の中世城館と地域〜分布の再検討〜 報告者:笠井賢治
14:40〜16:30 シンポジウム
・8月4日(月)
 小野城跡の見学会

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● 静岡市文化財展
 平成17〜19年度に行われた発掘調査の出土遺物や、市内民俗行事の記録などを公開します。
・静岡市民ギャラリー(葵区追手町、市役所本館1階)
  会 期:2008年7月31日(木)から8月4日(月)まで
・静岡市埋蔵文化財センター
  会 期:2008年8月17日(日)から年9月21日(日)まで
http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunkazai/bunkazai_maizou_gyouji_gyouji.htm#kyukanjyouhou

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2008年7月 8日 (火)

考古学フォーラム情報BOX239

::: 2008.7.8:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会 西三河部会 7月定例会
日 時:7月17日(木) 午後7時〜
場 所:安城市埋蔵文化財センター
内 容:  
「発掘調査民間委託の諸問題」 進 行  豊田市教育委員会 森 泰通
 最近、市町村においても発掘調査の民間委託が多くなってきました。しかし、積算・仕様の内容や管理監督の方法、変更契約の考え方など、よるべきスタンダードがなく、どこも「これでいいのか?」と不安を抱えながら四苦八苦していることと思います。
 当日は、県教委・県埋文・業者関係者も参加していただける予定です。同じ悩みを持つ方や、今後民間委託がありそうな方など、広くご参加ください。(西三河以外の方も大歓迎)
森 泰通 irom@d9.dion.ne.jp

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● 三河考古学談話会 東三河部会 7月定例会
日 時:平成20年7月19日(土) 13:00〜
場 所:豊川市埋蔵文化財事務所
内 容:
東三河の押型文土器資料見学会(東三河における最近の押型文期の調査事例の報告と遺物の観察)
日 程:
13:00〜13:15 天井平遺跡(豊川市)の調査及び資料の説明(前田清彦氏:豊川市教育委員会)
13:15〜13:30 雁合遺跡(田原市)の調査及び資料の説明(増山禎之氏:田原市教育委員会)
13:30〜13:45 眼鏡下池北遺跡(豊橋市)の調査及び資料の説明(岩原剛氏:豊橋市美術博物館)
13:45〜15:00 資料観察
15:00〜15:30 意見交換
※今回の定例会の開催日時につきましては通常開催日の第2木曜日の19:30〜ではありませんので、御注意ください。

連絡先 平松 hiramatsu@ccnet-ai.ne.jp

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● 名古屋市博物館
特別展「尾張名古屋は地下で待つ 城下町大発掘」
期 間:平成20年7月19日(土)〜8月24日(日)
 江戸時代的な生活様式は少なくとも先の大戦頃までは色濃く残っていました。しかし名古屋のような大都会では、空襲や都市計画により住環境が変わり、電気、ガス、家電製品の普及により、旧来の生活様式は一掃されてしまいました。幕末からわずか140年ほどしか経ていないにもかかわらず、何に使われたのか、どう使ったのか分からない出土品(生活用具)の多さに唖然とさせられます。
 今回の展覧会では、発掘によって出土したさまざまな生活用具を紹介するとともに、調査の積み重ねによって明らかになった地域の歴史を物語的に語ってみたいと考えています。
 展示は大きく三つの主題に分かれます。前半(I・II)では発掘品を種類別にカタログのように紹介し、江戸時代の生活をわかりやすく再現します。つまり「もの」からのアプローチで、当時の人々の営みを理解するための基礎知識を得ていただく展示です。後半(III)では、博物館で行う遺跡発掘説明会というコンセプトで、写真・パネルや絵図を多用して、主要遺跡の調査成果と、この30年の江戸考古学の知見を紹介します。変化に富んだ出土品や、各種地図やパネルなどをとおして、城下町名古屋へのゆたかなイメージをふくらませていただけるものと確信しています。
★ 講演会・展示説明会:
いずれも午後2時から(1時30分開場)1階展示説明室にて。当日先着100名。聴講無料
7月20日(日)「尾張名古屋は地下で待つ(総説)」当館学芸員
7月27日(日)「三の丸御屋形遺跡の発掘」 愛知県埋蔵文化財センター調査研究専門員 鈴木正貴氏
8月3日(日)「幅下遺跡の発掘」 見晴台考古資料館学芸員 水野裕之氏
8月10日(日)「近世の高級食塩」 愛知県埋蔵文化財センター調査研究専門員 松田訓氏
8月17日(日)「本丸御殿の発掘」 名古屋城管理事務所学芸員 木村有作氏
★ 遺跡見学会
7月25日(金) 白川公園遺跡
発掘中の中世から近世の遺構について、発掘を担当している名古屋市見晴台考古資料館学芸員の説明をうけます。
時間 13:30開場
   14:00から現地説明(約1時間)
集合場所 白川公園・名古屋市科学館北側(中区栄2丁目)
どなたでも自由にご参加いただけます。ただし13:30以前はご遠慮ください
http://www.museum.city.nagoya.jp/index.html

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● 鈴鹿市考古博物館
「この絵 なんの絵 器になる絵」
会 期:平成20年7月19日(土)〜9月7日(日)
この展示では、絵が描かれた考古資料をご紹介します。
★ 講演会
「絵画土器が語るもの」
日 時:7月19日(土)午後2時〜
講 師:原田 恵理子 さん(三重県埋蔵文化財センター)
※聴講は無料です。
http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/museum/

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● 愛知県陶磁資料館
開館30周年記念企画展
「中国古代の建築とくらしー茂木計一郎コレクションー」
期 間:2008年6月7日(土)〜8月17日(日)
場 所:本館 第1・2展示室
 東京藝術大学名誉教授・茂木計一郎氏が収集した中国古代建築明器は美術的・学術的な評価が高い、著名なコレクションです。
 本展では、同コレクションが陶磁資料館に寄贈されたことを記念し、その全容を紹介します。
http://www.pref.aichi.jp/touji/

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