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2007年11月30日 (金)

考古学フォーラム情報BOX217

::: 2007.11.30:::

★ 発掘調査========
● 東員町:広山B遺跡の現地説明会
 三重県員弁郡東員町の広山B遺跡の発掘調査で、平安時代(10世紀)の建物跡などを確認しました。三重県内では10世紀の遺跡の確認例は少なく、注目されています。
日 時:平成19年12月2日(日)13:30〜
場 所:三重県員弁郡東員町長深
その他:小雨決行です。
連絡先:
 事前 TEL:0595-97-8171 FAX兼用
 説明会当日 TEL:090-8459-5649
http://www.pref.mie.jp/MAIBUN/HP/moyooshi/gensetsu/H19hiro/H19hiro.htm

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 静岡県考古学会 西部例会
日 時:12月8日(土)14:00〜16:00
内 容:
・「掛川市・和田岡丘陵周辺の遺跡の調査」  
・「(仮)遠江の無袖の横穴式石室」田村隆太郎
場 所:磐田市ふれあい会館(静岡県磐田市国府台493-1)
会 費:200円※予約不要
問い合わせ:田村隆太郎(県埋文袋井整理事務所) 
(電話:0538-41-0010  FAX:0538-41-0020)
http://www.s-kouko.org/
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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
NQC10551@nifty.com 宮腰までお送り下さい。
ホームページアドレス  http://a-forum.air-nifty.com/blog/
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2007年11月19日 (月)

考古学フォーラム情報BOX216

::: 2007.11.19:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会西三河定例会のご案内
日 時:平成19年11月22日(木)午後7時〜  ※年間計画の15日から変更しましたご注意ください
場 所:豊田市旧図書館(豊田市郷土資料館北向)1F
テーマ:「丸根遺跡について」
内 容:丸根遺跡は、野見遺跡として知られ、昭和27年に豊田市最初の発掘調査がなされた遺跡です。平成元年に圃場整備に伴い発掘調査が実施され、今年度末に報告書として刊行されます。
 成果としては、縄文時代前半(元刈谷式後半〜桜井式期)の竪穴住居跡1軒と、甕棺3基が出土しております。これに伴って、土器・石器・土製品・石製品も出土しています。これら資料の概略を説明するとともに、実際に遺物を見学していただき様々ご教示いただければと思っております。
発 表:長田友也(豊田市遺跡調査会)

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● 三河の山林・山岳寺院検討会2007検討会のお知らせ
 今回は三河を離れ、松井一明さん(袋井市教育委員会)のご案内で、静岡県の山林・山岳寺院を見学します。
 今回は、行程の都合で遺物見学はありませんが、近年、山寺調査で注目される静岡県だけに、新たな知見を得ることができるでしょう。
日 時:平成19年12月15日(土)
集合場所:
 車の方 静岡県磐田市(旧豊田町) アミューズ豊田 北駐車場 午前9:30集合 
  ※アミューズ豊田http://www.city.iwata.shizuoka.jp/guide/320.html
 電車の方 東海道本線 豊田町駅北口 午前9:15集合
  ※東海道線上り9:01浜松駅発(三島行き)→9:09豊田町駅着
内 容:磐田市岩室廃寺-袋井市油山寺-島田市智満寺-時間があればその他
・岩室廃寺:
 山中に塔跡(心礎)、平場、岩、礎石建物跡、中世墓などが広域に分布しますが、その全容は明らかにされていません。遠江国分寺系の平瓦をはじめ、須恵器、灰釉陶器、山茶碗が採集されています。なお、塔跡は主要伽藍と考えられる付近のほかに、やや離れた山の尾根上に2基確認されています。
・油山寺(ゆさんじ):
 奈良時代に創建されたと伝えられ、境内からは遠江国分寺系瓦が採集されています。尾根上に本堂や三重塔など主要伽藍が並び、尾根下の谷沿いに坊院跡と考えられる平場があります。建物は掛川城二ノ丸門だった山門、三重塔が重要文化財に指定されています。
・智満寺(ちまんじ):
 千葉山智満寺。奈良時代の創建と伝えられ、平安中期以降、修験の霊場として栄えました。100カ所ほどの塔頭が存在したと伝わりますが、現地では充分な確認が行われていません。現存する建造物群は国・県指定文化財です。このほか、中世の庭園遺構が現存しています。 
・その他
 電車利用の方は、岩原までメールにてご一報下さい。
 岩原 剛 gonao773@ybb.ne.jp 

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● 島田市:地方自治法施行60周年記念事業文化財を活かしたまちづくりシンポジウム
「風林火山の世界をたずねて」-武田流築城術の傑作 諏訪原城-
 今回のシンポジウムでは、国指定史跡諏訪原城跡の歴史や特徴を、分かりやすく解説します。また、諏訪原城を活かしたまちづくりについてのパネルディスカッションも行います。
と き:平成19年12月9日(日) 午後1時20分〜
ところ:島田市金谷公民館「みんくる」2階 大会議室
 ※ホワイエでは、発掘調査の写真パネル展示も行います。(12月9日〜13日)
シンポジウムの内容:
・記念講演 小和田哲男(静岡大学教授)「勘助流築城術に見る諏訪原城」
・基調講演 三浦正幸(広島大学大学院教授)「日本の城のお手本となった諏訪原城」
・パネルディスカッション 「山城を活かしたまちづくり-その事例-」
 コーディネーター 加藤理文、パネリスト 小和田哲男、三浦正幸、中井均、松田宏ほか
参加費:無料  
定 員:300人
申込み:住所・氏名・年齢と「諏訪原城跡シンポジウム」参加希望と明記の上、往復はがきかEメールで博物館文化財係までお申し込みください。
締め切り:11月30日(金)必着
427-0037 島田市河原一丁目5−50  島田市博物館 文化財係
http://www.city.shimada.shizuoka.jp/hakubutu/hakubutukanannai/hakubutu-moyooi/haku-bun-suwagarajyosinpo.jsp

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● 豊田市郷土資料館
「縄文の工芸美-田中順三氏寄贈資料から-」
 平成10年、埼玉県飯能市在住の詩人田中順三氏より当館へ、280点の考古資料が寄贈されました。このコレクションには縄文土器の優品が数多く存在しており、出土地が明らかなものが多い点でも大変貴重なものとして知られています。
期 間:平成19年11月17日(土)〜平成20年1月14日(祝)
http://www.toyota-rekihaku.com/

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● 瀬戸市美術館
「窯跡出土の近代陶磁-瀬戸・美濃窯の近代1-」
期 間:平成19年12月1日(土)〜平成20年2月3日(日)
★記念講演会
日 時:平成19年12月8日(土) 午後1時30分〜3時
場 所:瀬戸市文化センター31会議室
内 容:「日本陶芸とやきもの-美術・工芸・工業-」
講 師:外舘和子(美術史家、茨城県つくば美術館主任学芸員)

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● 本多静雄のまなざしー新たな美を見出したエンジニア
・愛知県陶磁資料館
生誕110年記念企画展「幻の壺−本多静雄コレクションの古陶磁−」
 本多静雄氏(1898−1999)は愛知県上郷村(現・豊田市)出身で実業家として活躍した一方、日本有数の陶磁研究家・収集家としても知られています。本展では本多氏から当館へ寄贈された猿投・瀬戸や渥美・常滑、陶邑を中心とする古陶磁コレクションを紹介します。なお、豊田市民芸館・豊田市中央図書館・瀬戸蔵ミュージアムでは、同氏寄贈の民芸品、各種史料や近代印判染付を紹介する関連企画展を同時期に開催し、同氏ゆかりの4館によって本多コレクションの世界を概観します。
期 間:2007年12月1日(土)〜2008年2月11日(月)
場 所:本館 第1・第2展示室
http://www.pref.aichi.jp/touji/
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・豊田市民芸館
「本多静雄コレクションの民芸品」
期 間:平成19年12月8日(土)〜平成20年2月24日(日)
http://www.mingeikan.toyota.aichi.jp/kikaku/index.html
・瀬戸蔵ミュージアム
「本多静雄コレクションの印判染付」
期 間:平成19年12月15日(土)〜平成20年3月9日(日)
・豊田市中央図書館
「本多静雄と本多秋五-陶芸と文学の世界-」
期 間:平成19年12月15日(土)〜平成20年1月31日(木)
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● 愛知県陶磁資料館
秋季特別企画展「煎茶陶芸の美と伝統−人間国宝 三代 山田常山への道−」
同時開催「煎茶陶芸の今」展
日 時:2007年11月25日(日)まで開催(休館日:月曜日)、9時半〜16時半
内 容:日本における煎茶文化は、江戸時代に伝わり今日に至っています。本展は、急須の祖形ともいえる中国・宜興窯の作品から、歴史的な展開に沿って日本各地で焼かれた急須を始めとする煎茶具を紹介すると共に、愛知県唯一の人間国宝であった故三代山田常山に至る急須作りの歴史をたどるものです。 
 また、現在の常滑をはじめとして、日本各地で取り組まれている煎茶器制作を全国的な視野から再認識するために、現代の陶磁器煎茶具を紹介する「煎茶陶芸の今」展を同時開催いたします。
くわしくはこちら http://www.pref.aichi.jp/touji/

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2007年11月 7日 (水)

考古学フォーラム情報BOX215

::: 2007.11.7:::

★ 発掘調査========
● 稲沢市:愛知県埋蔵文化財センター
「塔の越遺跡現地説明会」
日 時:2007年11月10日(土) 午後2時から(1時間程度)
場 所:稲沢市長野3丁目 塔の越遺跡発掘調査現場
内 容: 
 塔の越遺跡は濃尾平野のほぼ中央に位置し、大江川(旧・三宅川)をはさんで、尾張国府推定地の東に接しています。
今回の調査では、尾張国府に先行する7世紀後半(飛鳥時代後期)の掘立柱建物を中心とする建物群を検出しました。中でも一辺が1mを超える方形の柱穴が並ぶ柱列が見つかったことは、尾張国府成立の前段階を考える上で重要な手掛かりと言えます。
また、塔の越遺跡から東に接する長野北浦遺跡にかけては4世紀前半(古墳時代前期)に属す一辺25mの大型方墳も見つかっており、この地区が国府成立以前から尾張の中心地の一つであったことをうかがわせます。
交通手段: 
JR稲沢駅西出口より徒歩15分。
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
その他: 
午後2時から 40分程度、調査員が説明を行い、その後質問などにお答えします。
資料は当日配布します。雨天の場合は中止します(小雨決行)。
http://www.maibun.com/mt/

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● 小牧市:小牧市教育委員会
「岩屋古墳発掘調査現地説明会」
日 時:平成19年11月11日(日) 
    午前10時30分〜、午後1時30分〜(30分程度)2回開催
場 所:小牧市大字岩崎地内 岩屋古墳発掘調査現場
    ※現地には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
調査概要:
 調査面積約230平方メートル。岩屋古墳は、岩崎山東麓に所在する横穴式石室をもつ古墳です。後世の撹乱により規模は不明ですが、残存する盛土の状況から15〜20m程度であると考えられます。
 石室の残存状況はあまりよくありませんが、石室の大きさに対して使用されている石材が巨大であること、面取りした玄門石を丁寧に配置しているものの、奥壁は一枚岩を使用していないなどの特徴が見られます。
交通機関:名鉄小牧線 味岡駅下車 徒歩約10分
     こまき巡回バス「いわさき授産所東」下車徒歩約3分 
問い合わせ先:小牧市教育委員会文化振興課文化財係 0568−76−1189
当日の問い合わせ:岩屋古墳現地説明会会場 090−4113−3404

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 田原市吉胡貝塚史跡公園(吉胡貝塚資料館)開苑のお知らせ
シェルマよしご 11月20日(火)いよいよOPEN!
〜縄文の丘で、縄文の心を知る〜
貝塚の成り立ち、縄文人のくらし、発掘の歴史・・・
吉胡貝塚の秘密が満載の施設がいよいよ誕生します。
開園記念催事(要予約)などイベントもりだくさんです。
みなさまのご来館をお待ちしております。
http://www.city.tahara.aichi.jp/section/kyoiku/bunkazai/bunkazai-osirase.htm

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Yoshigoomote

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2007年11月 5日 (月)

考古学フォーラム情報BOX214

::: 2007.11.5:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 春日井市教育委員会 平成19年度文化財特別展
「春日井の食文化」−遺跡に遺された「食」にまつわる文化・技術・祈り−
  第15回春日井シンポジウム「日本の食文化に歴史を読む」の関連企画として開催するもので、「食」にまつわる考古遺物と民具・家電製品を比較して展示することで、古代と現代の生活様式を比較し、変化の著しい現代のライフスタイルを見つめなおす一つのきっかけを提供することを目的としています。
会 期:2007年11月7日(水)から2007年11月18日(日)
時 間:午前9時〜午後5時(最終日のみ午後4時まで)
休館日:11月12日(月)
観覧料:無料
主な展示品:松河戸遺跡出土品<遠賀川系・条痕文系土器、木製品、石器、木の実など>、神領縄境遺跡出土品<H−50窯式期の竪穴住居出土一括資料☆初公開☆>、春日井市及び北名古屋市(旧師勝町)所蔵の民具、家電製品など
会 場:文化フォーラム春日井・文芸館 1階ギャラリー(春日井市役所南東、春日井市鳥居松町5−44)
http://www2.lib.city.kasugai.aichi.jp/zaidan/access/index.html                      
問い合わせ:春日井市教育委員会文化財課 TEL(0568)33−1113 e-mail:bunkazai@city.kasugai.lg.jp

Photo
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● 2007年内陸遺跡研究会のご案内
 今回は、出土遺物のカウントや組成などから地域の特徴を見出していく際の、方法や問題点などについて、近世陶磁器におけるカウントや組成、生産地における消費の面から、また、静岡や茅野市の事例から特に中世における出土遺物のカウントや組成から、地域性がどのような形で現されるのか、またどのように表していくのかを4名の方から発表いただくとともに、参加者の方とともに討論をしていければと考えております。
 それとともに、研究会当日は会場であります土岐市埋蔵文化財センターのご好意により、土岐市内の出土遺物の見学、前日には岐阜市教育委員会のご好意により、信長館跡の発掘調査状況や出土遺物の見学をさせ頂くことになりました。
テーマ:「遺物のカウントと組成から地域の特徴を考える」
開催日:平成19年11月24日(土)・25日(日)
会 場:財団法人土岐市埋蔵文化財センター2階大会議室(美濃陶磁歴史館隣)
509-5142岐阜県土岐市和泉町久尻1263 Tel.0572-55-1245
 ※一日目は見学会のため、現地集合。
参加費:1,000円程度
 当日参加も歓迎いたしますが、できる限り、参加申し込みをお願いします。ただし、見学会は事前に申し込みが必要です。研究会・見学会に参加される方は、事前に下記連絡先までに以下の用件を書き添えて手紙・もしくはFAX、E-mailでご連絡下さい。
1 お名前・郵便番号・住所・e-mail・所属
2 11月24日見学会参加の有無
 ※現場の都合上、人数が多い場合は先着順等とさせていただく場合がございます。また、見学会のみの参加を希望される方はご遠慮頂く場合もございますので、その方はまずご連絡を下さい。
3 11月24日の懇親会参加の有無(会費5,000円程度)
4 11月25日の研究会の参加の有無
日 程:
・11月24日(土)14時〜
14:00:岐阜市・信長館跡(岐阜城ロープウェイの麓付近)
岐阜市信長館跡現地見学および出土遺物の見学
18:00:岐阜市内において懇親会
・11月25日(日)9時30分〜
9:30 受付・遺物見学
9:45 趣旨説明
9:50 「近世陶磁器のカウント方法と組成からみた地域性」森本伊知郎(椙山女学園大学)
10:40 「生産地における地域性(東濃地方を中心として)」中嶌 茂(土岐市埋蔵文化財センター)
11:30 「東海地域(静岡)の地域性とカウント方法(仮称)」塚本和弘(菊川市役所)
12:20 − 昼食休憩及び遺物見学 −
13:30 「出土遺物品と出土量から見る遺跡の性格−諏訪の発掘事例から−」柳川英司(茅野市教育委員会)
14:10 − 討 議 −
15:40 閉会の挨拶・事務連絡
※多少前後する可能性がございますので、その際はご了承下さい。
※なお、研究会会場の隣の美濃陶磁歴史館においては、企画展『茶碗』を開催されておりますので合わせてご覧下さい。開催期間:平成19年10月4日(木)から12月9日(日)
連絡先: 
602-8688京都市上京区堀川通寺之内上る
裏千家センター内 (財)今日庵 茶道資料館 降矢まで
Tel.075-431-6474 fax.075-431-3060
e-mail:majinahi@hotmail.com

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● 第8回関西縄文文化研究会研究集会開催ご案内
「関西の突帯文土器」
 本地方における突帯文土器研究は、いわゆる「滋賀里編年」の提示以後、1980年代に長原式が設定され、伊勢湾沿岸では、突帯文・条痕文をめぐるシンポジュウムが活発に行われて、大綱が形成されたかにみえました。しかし、その後の資料の増加により、新型式の提唱、「滋賀里編年」の細分化、讃良郡条里遺跡の土器を初めとする突帯文土器の終末と弥生土器との関係検討の活発化、大阪湾を中心とした編年と他地域の土器群との併行関係など、編年の根本的な再整理が必要な段階にあるといえます。また、AMS法による実年代の遡及の問題も提示されています。
 こうした現状に対して、本会ではまず個々の地域での基礎資料の実態を今一度より多くの目で見て、共通認識を形成し、それぞれの課題を設定して、本年も毎月の例会で資料見学と検討会を積み重ねてまいりました。2日目午後の討論では、各発表者の問題提起と各地域間の様相を踏まえて、活発な議論を展開し、「凸帯文土器の地域編年」・「広域編年の確立」・「終末と弥生土器との関係」といった課題に迫りたいと考えています。
 また、本会は1998年に第1回研究集会の世話人会を立ち上げて以来、本年で無事10周年を迎えることができました。それを記念いたしまして、本年のテーマであります突帯文土器の研究をはじめ、近畿地方の縄文時代研究をリードしてこられた泉拓良先生に記念講演をお願いいたしました。さらに「関西」という範囲に留まらない広い視野から縄文時代を考えたいという本会の思いを込めて、大韓民国慶煕大学校の金壮錫先生には、韓半島における最新の研究についてご講演をいただきます。
 つきましては、本年の研究集会を下記のような内容で開催いたします。皆さん、ぜひご参加下さいますよう、お願い申し上げます。
日 程:2007年12月15日(土)10時〜17時、16日(日)9時30分〜15時
会 場:皇學館大学 伊勢学舎 4号館 3階 431教室ほか
    (516-8555 三重県伊勢市神田久志本町1704番地、別紙案内図参照)
参加費:無  料(資料代5000円程度、懇親会5,000円程度、いずれも希望者のみ)定 員:200名(先着順受付・※申し込み締め切り11月30日)
プログラム:(敬称略)
・第1日目 12/15(土)10:00〜17:00 司会 酒井巳紀子(三重県埋蔵文化財センター)
  9:00 受付開始
 10:00 開会の辞   大下 明(本会世話人代表・雲雀丘学園中高等学校)
 10:05 開催地挨拶  岡田 登(皇學館大学)      
 10:10〜11:20 記念講演1  「土地利用の葛藤と農耕社会への転換速度」 金 壮錫(慶煕大学校・通訳つき)
 11:20〜11:30 休  憩
 11:30〜12:20 記念講演2  「凸帯文土器研究1976-2001」 泉 拓良(京都大学)
 12:20〜13:30  昼食・ポスターセッション・書籍販売
 13:30〜14:00 総  論   「近畿地方の凸帯文土器研究の課題」 中村健二(財団法人滋賀県文化財保護協会)
 14:00〜14:20 事例報告1  「突帯文土器出現期の様相−「鬼塚式」をめぐって−」 菅原章太(東大阪市教育委員会)
 14:20〜14:40 事例報告2   「近畿最古の弥生土器と突帯文土器 −讃良郡条里遺跡の調査から−」 中尾智行(財団法人大阪府文化財センター)
 14:40〜15:00 地域的検討1 「兵庫県の突帯文土器」 深井明比古(兵庫県教育委員会)
 15:00〜15:30  休 憩・ポスターセッション・書籍販売  
 15:30〜15:50 地域的検討2 「突帯文期の大阪府地域」 和田大作(財団法人大阪府文化財センター)
 15:50〜16:10 地域的検討3 「『瀬戸タイプ』試論」 立岡和人(紀の川市教育委員会)
 16:10〜16:30 地域的検討4  「滋賀県における凸帯文期の様相」 小島孝修(財団法人滋賀県文化財保護協会)
 16:30〜16:50 地域的検討5 「三重県における突帯文期の諸相」 奥 義次(日本考古学協会員)
 16:50〜17:00 諸 連 絡
 18:30〜20:30 懇 親 会(パールピアホテル)

・2日目 12/16(日)9:30〜15:00 司会 田部剛士(鈴鹿市考古博物館)
  9:30〜 9:50 地域的検討6 「伊勢湾周辺からみた突帯紋系土器様式の終焉」   永井宏幸(愛知県埋蔵文化財センター)
  9:50〜10:10 東からの視点 「関西地方出土所謂「東日本系土器」の再検討」 中沢道彦(長野県企画局)
 10:10〜10:30 西からの視点 「逆「く」字形浅鉢の展開から見た刻目突帯文土器期(仮)」 宮地聡一郎(九州国立博物館・福岡県アジア文化交流センター)
 10:30〜10:50 休 憩・ポスターセッション・書籍販売  
 10:50〜11:20 「前期弥生土器から見た晩期後半縄文土器の終末(仮)」 豆谷和之(田原本町教育委員会)
 11:20〜11:40 「韓半島の突帯文土器(仮)」 千 羨幸(立命館大学大学院)
 11:40〜12:00 「稲作導入期に関する韓日の解釈の相違(仮)」 李 基星(立命館大学大学院)
 12:00〜13:00 昼  食・ポスターセッション・書籍販売
 13:00〜14:50 討  論(含・質疑応答・コメント)        
     コーディネーター 大野 薫(財団法人大阪府文化財センター)・小_ 学(三重県埋蔵文化財センター)
 14:50〜14:55 諸連絡
 14:55〜15:00 閉会の辞 田村陽一(三重県埋蔵文化財センター) 

・ポスターセッション:希望者(事前にお申込みください)
 昨年に引き続き、会場にて縄文時代の遺跡・遺構・遺物・研究に関するポスターセッションを行います。
・お問い合わせ先・参加申し込み・ポスターセッションの申込み:
  別紙申込み用紙にてFAXもしくはe-mailで下記に11月30日までにお願いします。
  宛先:三重県埋蔵文化財センター  田村陽一(関西縄文文化研究会三重県世話人)あて
 FAX:0596−52−7035(三重県埋蔵文化財センター)
  e-mail: tamury01@pref.mie.jp
・記入方法:参加者氏名・ 所 属・連絡先・参加日(15・16日)を、昼食弁当(1000円)希望日(15・16日)を、懇親会は参加・不参加をそれぞれ記入して下さい。
連絡先には、電話番号・FAX番号・メールアドレスのいずれかをご記入下さい。
・駐車場について
 駐車場の利用は可能です。ただし、事前に台数などを把握したいので、参加申し込み時にその旨希望をお書きください。

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▽ 考古学フォーラム情報BOXに掲載する、東海地方(三重・岐阜・愛知・静岡)の考古学に関する情報を募集しております。展示会・講演会・研究会・出版物・発掘調査・現地説明会の情報など、
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