« 考古学フォーラム情報BOX192 | トップページ | 考古学フォーラム情報BOX194 »

2007年5月 2日 (水)

考古学フォーラム情報BOX193

::: 2007.5.2:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第5回三河考古談話会記念講演会
内 容:「僕の考古学人生-問題点の回顧-」
講 師:森浩一(同志社大学名誉教授)
 三河地方において考古学の発展と普及を志す三河考古談話会の第5回総会を記念して、同志社大学名誉教授である、森浩一氏による講演会を開催します。近年、「東海学」の提唱などでも著名な先生の、これまでの考古学人生を振り返るお話をうかがいます。
 会員以外のどなたでもご参加いただけます。考古学や古代史に興味のある方、ぜひご来場ください。大歓迎です。
日 時:2007年5月12日(土) 14:30〜16:00
場 所:豊橋駅前文化ホール
 豊橋市駅前大通 開発ビル10階
参加費:無料
問い合わせ先:
三河考古談話会 電話 080−3653−6096
http://a-forum.air-nifty.com/blog/

Photo_22
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 松阪市文化財センター前期展示会
開催日時:平成19年4月28日(土)〜平成19年6月3日(日)
場 所:松阪市文化財センターはにわ館第2展示室
開催趣旨:
 縄文時代は、今から12,000年前から2,400年前まで続いた時代です。この時代の間には、縄文時代前期には間氷期とよばれ気温の上昇により海が内陸まで入り込んだ時代です。温暖化による大きな気候変動があった時代から、縄文時代晩期の寒冷化により大きな植生の変化があり、居住域の変化や生活様式の変化が強いられた時代でもありました。縄文時代の人々は、厳しい環境と共生しながらさまざまな文化や社会を生み出してきたと考えられます。
 市内の縄文時代の遺跡は、現在約100遺跡確認されており。約10,000年続いた縄文時代の各遺跡からのさまざまな出土品を通し地域の歴史を再発見するとともに自然との共生を考える展示会を開催いたします。
展示内容:
1縄文時代て、どんな時代
2イノシシを追いかけて(縄文時代草創期、早期)
3さまざまな縄文土器(縄文時代前期、中期)
4縄文の祈り(縄文時代後期)
5稲作以前(縄文時代晩期)
展示資料:
天保E遺跡(草創期)・鴻ノ木遺跡(早期)、馬ノ瀬遺跡(早期)・新々田遺跡(前期)、新田町遺跡(前期)・針箱遺跡(中期)、蛇亀橋遺跡(中期)、射原垣内遺跡(中期)・王寺広遺跡(中期、後期)、北垣内遺跡(中期)・弥五郎垣内遺跡(後期)、下沖遺跡(後期)、天白遺跡(後期)・蛇亀橋遺跡(晩期)、天保E遺跡(晩期)、茶屋前遺跡(晩期)貝蔵遺跡(晩期)
http://www.city.matsusaka.mie.jp/bunka/shisetsu/haniwakan/kaikan.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 愛知県陶磁資料館
★ 春季特別企画展 『食卓の華-世界に愛された日本の洋食器100年-』
期 間:4月7日(土)〜6月10日(日)開催中 
場 所:愛知県陶磁資料館 本館第1・2・特別展示室
内 容:
 日本の洋食器は、1914年に名古屋で国産初の洋食器揃の完成を機に輸出され、世界中の人々を魅了しました。そこには可憐な花が描かれ、陶工たちの技は様々な場面で賞賛されました。また国内においても一般家庭に普及し、洋食器が身近になりました。本展では、描かれた文様の美しさをご覧いただくと共に、デザインや素地の変遷などを通して日本の洋食器生産の100年にわたる歴史を紹介します。
一般 600円(480円)  高校生・大学生 500円(400円)  中学生以下 無料 
( )は20名以上の団体料金と、リニモ駅での割引チラシご利用で割引となります(下記)。
★ 記念講演会「世界に愛された日本の洋食器100年」
日 時:5月19日(土) 午後1時30分〜午後4時
場 所:本館地下 講堂
講 師:井谷善惠氏(多摩大学非常勤講師)
    森 義人氏(日本陶磁器産業振興協会会長)
 ※事前申込不要・聴講無料
洋食器に詳しい講師を招きお話を伺います。日本の洋食器の歴史などについてわかりやすく解説します。
http://www.pref.aichi.jp/touji/

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ 出版物========
● 愛知県田原市埋蔵文化財調査報告書新刊
★ 田原市埋蔵文化財調査報告書第2集 宮西遺跡発掘調査概要報告書(2007)
A4 版 55p1部1,500円
 平成16年度に調査が行われ、旧石器から縄文時代草創期の石器が大量に出土した遺跡。本報告書では調査の概要と、一部の出土遺物の報告を行っている。また、隆線文土器に付着した炭化物、泥炭の年代測定、泥炭の花粉分析を報告。東海地方における当該期の拠点的な遺跡であることは間違いないが、本書でその一端を窺うことができよう。
カラー図版10P 販売部数は50冊です。お早めにどうぞ
予 告 5 月末ごろ販売
★ 田原市埋蔵文化財調査報告書第1集 国指定史跡吉胡貝塚(I)(2007)
A4 版 178p 1部2,000円
 考古学史上著名な吉胡貝塚の、史跡整備に伴う発掘調査報告書。本報告書では、史跡整備に伴う調査の概要(H15 ~H18)、埋葬人骨、埋葬犬、動物遺体、骨角器を報告している。特にこれまで不明であった吉胡貝塚の埋葬人骨、渥美半島の貝輪生産の実態を理解するうえで重要な報告となる。
問い合わせ先:田原市博物館
 441-3421 愛知県田原市田原町巴江 11-1
 TEL0531-22-1720  FAX0531-23-3770

|

« 考古学フォーラム情報BOX192 | トップページ | 考古学フォーラム情報BOX194 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 考古学フォーラム情報BOX193:

« 考古学フォーラム情報BOX192 | トップページ | 考古学フォーラム情報BOX194 »