« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月24日 (火)

考古学フォーラム情報BOX192

::: 2007.4.24:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 愛知県清洲貝殻山貝塚資料館
平成19年度第1回企画展示コーナー「古代の編物・織物展」
 日本で布が作られるようになったのは縄文時代からと考えられています。この時代の布は植物の繊維を編んで作られたものでした。弥生時代になると、大陸から原始的な機織りの技術が伝えられ、目の細かな布が織られるようになります。腐食しやすい布は遺跡からみつかることは希ですが、布の痕跡が残る土器や機織などに使われた道具の一部が遺跡から出土しています。_本展示コーナーでは、朝日遺跡をはじめとする愛知県埋蔵文化財調査センターの所蔵資料から、布作りに関わる考古資料を展示し、原始・古代の布作りについて紹介しています。
期 間:平成19年4月25日(水)〜平成19年8月4日(土)
場 所:愛知県清洲貝殻山貝塚資料館・展示室企画展示コーナー
 452-0932 愛知県清須市朝日貝塚1
展示資料:清須市朝日遺跡ほか出土布作り関連の考古資料。圧痕土器・紡錘車・骨角製針・機織り関係の木製品等。
その他: 休館日-毎週日・月・火曜日、祝日  開館時間-午前9時30分〜午後4時
問い合わせ先:
愛知県清州貝殻山貝塚資料館 電話 052−409−1467
愛知県教育委員会生涯学習課文化財保護室 電話 052−954−6783
http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/bunka/asahi/index.html

Photo_19
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 名古屋東アジア史研究会
日 時:5月11日(金)
場 所:南山大学第一研究棟4階、エレベーターホール右奥の会議室
発表者:堀井優
内 容:北朝鮮・高句麗遺跡見てある記

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 南山大学人類学博物館
★ 公開講演会
日 時:5月24日(木)18:00〜19:30
場 所:南山大学B44
内 容:「世界建築紀行 空間と時間への旅」
講 師:松本文夫(東京大学総合研究博物館)
 ※ 参加を希望される方は、事前にハガキもしくは電話にて人類学博物館まで連絡してください。
★ 博物館講座
テーマ:モノにあらわれた世界観
時 間:14:00〜16:00
第1回 6月9日(土)
 「西アフリカの織物 技術・神話・商業から見たはた織り」
   坂井信三(南山大学人文学部教授)
第2回 6月23日(土)
 「青銅器に映された多様なる世界観 内陸アジア・中国・東南アジア」
   西江清高(南山大学人文学部教授)
第3回 7月7日(土)
 「星座、雨、機織り、鳥 アンデス世界における七夕の組み換え」
   加藤隆浩(南山大学外国語学部教授)
第4回 7月21日(土)
 「土偶・人面土器から見た縄文人の心」
   渡辺誠(名古屋大学名誉教授)
定 員:30名
受講料:4000円(学生半額)
申し込み方法:4月16日〜5月31日の期間内に、往復ハガキにて、1「博物館講座受講希望」、2郵便番号、住所、3氏名、4電話番号またはメールアドレスを明記のうえ、人類学博物館にお申し込みください。
 南山大学人類学博物館 466-8673 名古屋市昭和区山里町18 電話:052-832-3111
http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/index.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 松阪市文化財センター
「松阪市内の縄文時代〜縄文土器、ドキ!!」
期 間::平成19年4月28日(土)〜6月3日(日)
会 場:はにわ館第2展示室
http://www.city.matsusaka.mie.jp/bunka/shisetsu/haniwakan/kaikan.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■ 出版物========
● 『写真集 豊橋の文化財』を刊行しました
 豊橋市では、市内にある国・県・市指定の文化財や国登録の文化財など116件を簡単な解説と写真で紹介する「写真集 豊橋の文化財」を刊行しました。この写真集は、東観音寺多宝塔など建造物10件、渡辺崋山筆の四州真景図など絵画25件、赤岩寺所蔵の愛染明王坐像など彫刻20件、魚町能狂言の面と装束など工芸品13件、全久院所蔵の正法眼蔵など書跡・典籍・古文書17件、馬越長火塚古墳など史跡11件、葦毛湿原など天然記念物10件、などなどを文化財の種類毎に掲載しています。特に、障壁画や仏画などの 絵画、仏像や雨乞面といった彫刻など、普段なかなか目に触れることのできない貴重な文化財も写真で見ることができます。
体 裁:A4判20頁 オールカラー 上製本
執筆者:泉田英雄・日比野秀男・印南敏秀・山田邦明・渡辺和敏・中西 正(以上、豊橋市文化財保護審議会委員)・山崎隆之(愛知芸術大学教授)・山本宏務(写真家)ほか
販売価格:1,500円
販売部数:800部
販売日:平成19年3月20日(火)から
販売場所:美術博物館、二川宿本陣資料館、市役所じょうほうひろば(東館地下1階)
問合先:美術博物館(51-2879)

Photo_20

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月19日 (木)

考古学フォーラム情報BOX191

::: 2007.4.19:::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 船来山古墳群赤彩古墳の館春の特別開館
 船来山272号墳の赤彩古墳石室を特別公開します。古墳時代中期末から後期のものとされる古墳で、出土した状況を再現しています。
 また館内では、企画展「本巣のまほろばー法林寺古墳群をはじめとしてー」を行います。旧本巣町域に広がる後期の群集墳。正式な調査は行われていませんが、現在までに伝えられている出土品を展示し、紹介します。
日 時:5月3日(木)から6日(日)9:00〜16:00
場 所:古墳と柿の館(岐阜県本巣市1−1−1)
料 金:大人300円 小人100円
アクセス 国道157号線を北上。「富有柿の里」信号手前を右折。駐車場は「道の駅いとぬき」駐車場、柿センター駐車場をご利用ください。駐車場より東へ歩いて1分(約10m)レンガ造り建物が目印。
問合せ:058−323−7764(本巣市教育委員会社会教育課)shakai-kyouiku@city.motosu.lg.jp
位置図
http://www.gis2.pref.gifu.jp/MyMap2_0/GifuAdvanceMap/Map.jsp?KEY=1058437443568&GKEY=&DIR=200&SRS=2449&CX=-44402.64&CY=-58376.49&SC=2500&UID=3

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● みのかも文化の森美濃加茂市民ミュージアム
「土に残る記憶V−奈良時代へ」
期 間:2007年4月28日(土曜日)〜6月3日(日曜日)
 わたしたちは、土に残された遺跡から、過去の時代を捉え、復元していくことができます。今回の企画展では、奈良時代の様子や人々がどのように暮らしていたかについて考える機会となるよう、岐阜県の資料を中心に紹介します。
 また、学校の学習活動とも連携し、出土品などを手でさわったり、学ぶことのできるコーナーや体験講座、児童生徒が地域の考古学調査をすすめられるような研究方法などを紹介します。
1 ミュージアムフォーラム
「古代寺院の造営と律令制の成立」
日 時:2007年5月6日(日曜日) 14時00分〜15時30分
会 場みのかも文化の森 緑のホール
定 員:120名
講 師:森 郁夫先生(帝塚山大学教授)
参加料:無料
2 森のコンサート
演奏会「古代への道」
 古代遺跡から出土した音具(琴の復元品など)による演奏会です。復元品による音色から新たに作曲されたオリジナル曲の数々やそれらにまつわるお話しもお楽しみください。
日 時:2007年5月20日(日曜日) 14時00分〜15時30分
会 場:みのかも文化の森 エントランスホール
定 員:200名
奏 者:安部 遼先生(古代音楽研究家)
参加料:無料
http://www.forest.minokamo.gifu.jp/

Photo_18

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
● 高浜市やきものの里かわら美術館
「古代オリエントからのメッセージ」
期 間:平成19年4月28日(土)〜6月3日(日)
 この展覧会では、古代オリエント文明について発掘調査資料や美術工芸資料を中心に構成して展示し、身の回りにあって当たり前のものが、実は古代オリエント文明にルーツがあることをわかりやすく紹介するものです。
★講演会「シリアの発掘と古代オリエント博物館」
日 時:平成19年4月28日(土)午後2時〜 
場 所:かわら美術館3階講義室
講 師:脇田重雄氏(古代オリエント博物館研究課長)
★講演会「天平文化の源流−古代オリエントから正倉院へ−」
日 時:平成19年5月20日(日)午後2時〜
場 所:かわら美術館3階講義室
講 師:井口喜晴(当館館長、大正大学教授)
http://www.kawara-museum.takahama.aichi.jp/index.htm

Orient2

Orient3


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »