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2007年2月23日 (金)

考古学フォーラム情報BOX187

::: 2007.2.23:::

★ 発掘調査========
● 名古屋市中区:名古屋城三ノ丸遺跡(愛知県埋蔵文化財センター)
 当日は、那古野城(なごやじょう・近世の名古屋城に先行する戦国時代の城郭)時期の薬研掘の溝・近世の武家屋敷に伴う溝群、近代の防空壕および近世武士の生活を彩った遺物、旧陸軍第3師団関連の遺物を中心にご覧いただけます。
日 時:3月3日(土)11:00〜※小雨決行。
場 所:愛知県名古屋市中区三の丸1丁目7番
問い合わせ:愛知県埋蔵文化財センター 電話:0567-67-4163・調査課
http://www.maibun.com/

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 静岡県考古学会 3月西部例会
日 時:3月3日(土)14:00〜16:00 
内 容:
・「浜松市・北神宮寺遺跡の調査」冨永里菜
・「馬具の分布からみた東海古墳時代社会」大谷宏治
場 所:磐田市ふれあい会館 
(静岡県磐田市国府台493-1 電話:0538-32-5025)
会 費:200円(予約不要)
問い合わせ:田村隆太郎(県埋文袋井整理事務所)
     (電話:0538-41-0010  FAX:0538-41-0020)
http://www.s-kouko.org/

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●「籠川流域の遺跡群−猿投遺跡調査会寄贈資料を中心に−」
会 期:平成19年2月24日(土)〜4月1日(日)
場 所:豊田市郷土資料館企画展示室
入場料:無料
内 容:
 豊田市が市内在住の大橋勤氏より寄贈を受けた、猿投町誌編集委員会・猿投遺跡調査会による昭和40・50年代の調査資料を一挙初公開します。
 長年公開が待ち望まれていた伊保遺跡の大量のタタキ甕はもちろんのこと、各時期のキーとなる重要な遺物が多く含まれています。
主な内容は以下の通り。
 水汲遺跡(縄文前期〜後期の豊富な土器群)
 伊保遺跡(古墳早期の大量のタタキ甕、淡輪系円筒埴輪)
 井上1号墳(5世紀前半の直刀・槍・鉾・鉄鏃などの一括資料と埴輪)
 上向ィ田古窯(6世紀中葉の須恵器と埴輪/家・盾・鳥・動物の耳などの形象破片あり)
 下り松古窯(伊保白鳳寺と同笵瓦を焼成/8世紀初頭)
 来姓古窯(H72〜百大寺の灰釉陶器/緑釉陶器と素地含む)
★ 2本の講演会を準備しています。会場が狭いので先着50人。
 3月4日(日) 「猿投遺跡調査会の発掘調査と大橋先生の思い出」
           清水正明氏(愛知県文化財保護指導委員)
 3月24日(土) 「三世紀の群像、謎の伊保遺跡を語る」
            赤塚次郎氏(愛知県埋蔵文化財センター)
いずれも午後2時〜3時/入場無料
問い合わせ:
豊田市郷土資料館 0565-32-6561
http://www.toyota-rekihaku.com/

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● 名古屋東アジア史研究会第3回開催について
 伊藤秋男先生(南山大学名誉教授)の呼びかけに応じて、装いも新たに上記の会を再開し、第3回を迎えました。
 日本国内にとどまらず、広く東アジア世界を対象とした内容について、みなで考える会にしたいと思います。具体的には、東アジアをフィールドとした研究の発表、日本国内の研究に対する東アジア史的な視点からの評価、研究情報の交換などを考えています。日ごろ、日本国内からの視点、地方研究という視点から考えがちないろいろな研究について、東アジアからの視点を導入することで、新鮮な視角を得ることができれば、という気持ちです。また、この会に参集していただくことにより、東アジア史的視点をもった、これまでにない研究が生まれれば、とも思っています。
第3回内容:
日 時:2007年3月12日(月)   18時より
場 所:南山大学 第一研究棟4階、エレベーターホール右奥の会議室
内 容:伊藤秋男氏(南山大学名誉教授)
  「中国吉林省老河深遺跡をめぐる諸問題」
 ※なお、当日資料代金として、300円をおねがいいたします。

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● 第73回京都縄文文化研究会(卒論・修論発表会)のお知らせ
日 時:2006年3月3日(土) 13〜17時
会 場:立命館大学衣笠校舎 清心館3階533号教室 
(京都市バス:立命館大学前停・衣笠校前停より徒歩)
会 費:資料代として500円頂きますので、ご了承下さい。
発表者 当日、発表の順番は前後する可能性があります。
松本吉弘氏(京都大学):「中部・北陸地方におけるケツ状耳飾の型式と色調の相関関係について」
奥村香子氏(京都大学):「北陸地方における鍋屋町系土器群の系統性と地域性」
渡邊貴代氏(京都女子大学):「敲石研究の新視点—石器製作用敲石の認定基準について—」
稲畑航平氏(京都大学大学院):「土器と耳飾からみた縄文時代前期社会」
上峯篤史氏(同志社大学大学院):「近畿地方における縄文・弥生時代石器群の技術論的研究—剥片剥離技術の検討を中心に—」
連絡先:立命館大学文学部学芸員課程資料展示室
℡:075-465-1111(内線3365)(発送者:村上 昇)

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