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2007年1月23日 (火)

考古学フォーラム情報BOX184

::: 2007.1.23 :::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 第8回考古学研究会東海例会
「弥生農耕と沖積低地の地形変化」
 第6回東海例会に引き続き「弥生農耕」をテーマといたします。第6回は水田稲作農耕の展開過程に主眼がおかれていたのに対して、今回は沖積低地の地形変化と弥生農耕との関係、弥生農耕のなかでの畠作がはたした役割に焦点をあてていきます。そして、地理学の研究者と議論をすることによって東海地域の弥生農耕の実態を考究しようとするものです。
日 時:2月3日(土)12:45〜17:30
会 場:名古屋大学文学研究科237講義室(愛知県名古屋市千種区不老町)
定 員:100名
資料代:実費(500〜1000円)
問い合わせ:静岡大学人文学部 篠原和大
     (E-mail:jsksino@ipc.shizuoka.ac.jp)
日 程: 
司会進行 奥野絵美(名古屋大学大学院)
12:45〜12:50 開会挨拶 山中 章(三重大学)
12:50〜13:00 趣旨説明 山本直人(名古屋大学)
13:00〜13:45 発表1「東海地域における沖積低地の地形変化」
       海津正倫(名古屋大学)
13:45〜14:30 発表2「尾張における田畑の景観と開発」
       溝口常俊(名古屋大学)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:10 発表3「濃尾平野における弥生農耕」
       樋上 昇(愛知県埋蔵文化財センター)
15:10〜15:40 発表4「伊勢地域における弥生農耕」
       穂積裕昌(三重県埋蔵文化財センター)
15:40〜16:10 発表5「静岡・清水平野における弥生農耕」
       篠原和大(静岡大学)
16:10〜16:20 休憩
16:20〜17:20 討論  
       司会者:山本直人(名古屋大学)
       赤塚次郎(愛知県埋蔵文化財センター)
17:20〜17:30 閉会挨拶・次回開催案内
       中井正幸(大垣市教育委員会)
17:40〜19:30 懇親会

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● 第4回木曽川学シンポジウム
「木曽川流域の歴史と文化〜人と物の交流〜」
日 時:平成19年2月3日(土)13:00〜16:30
会 場:各務原市産業文化センター1階 あすかホール(定員400名)
内 容:
13:10〜14:10 講演「木曽川川並絵図の世界〜流域を考える歴史資料として〜」茨城大学教育学部教授 小野寺淳
14:10〜14:40 講演「木曽川と伊勢湾をめぐる中世」三重県教育委員会文化財保護室主査 伊藤裕偉
14:40〜15:10 講演「古代美濃における塩の生産と流通」豊田市教育委員会文化財課係長 森泰通
15:10〜15:25 休憩
15:25〜16:25 パネルディスカッション「木曽川をめぐる人と物の交流」
 コーディネーター  岐阜大学教育学部教授 早川万年
問い合わせ先:木曽川学研究協議会事務局 058−383−1042

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● 静岡県考古学会プレシンポジウム
「大廓様式の再検討」の開催
 平成19年5月12日13日開催予定の静岡県考古学会シンポジウム「大廓様式の再検討」に先立ち、プレシンポジウムを開催いたします。多くの方のご参加をいただき、活発な議論をお願いいたします。
日 時:2月10日(土)10:00〜
会 場:韮山農村環境改善センター 大研修室
(静岡県伊豆の国市四日町210  電話:055-949-5251(代表))
問い合わせ:伊豆の国市役所 韮山文化財調査室(電話:055-949-6831)
※ 事前申込み不要。
日 程:
10:00〜 大廓様式の再検討 渡井英誉         
10:30〜 静清平野の土器様相 菊田宗
11:00〜 東駿河・伊豆の土器様相 山田康雄
11:30〜 他様式の受容について 岩本貴
12:00〜 昼食
13:00〜 駿河地域の装飾壷の変遷 篠原和大
13:30〜 大廓壺の編年について 岩口しのぶ
14:00〜 意見交換
※当日会場において、土器見学スペースを確保しております。土器資料の持ち込みも歓迎いたします。
http://www.s-kouko.org/

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● 蒲原城展記念講演会
日 時:2月24日(土)13:00〜16:00
講 師:関口宏行(静岡中世城郭研究会)・池谷初恵(静岡県考古学会)
場 所:静岡市埋蔵文化財センター展示ホール
(静岡県静岡市清水区横砂東町33-2)
定 員:50名(先着)
問い合わせ:静岡市埋蔵文化財センター(電話:054-367-9436)
http://www.city.shizuoka.jp/deps/kenko/bunkazai/maizou/index.html

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● 四日市市立博物館
企画展Ⅲ「シルクロード −天と地の交わるところ」
期 間:2007年1月27日(土)〜3月11日(日)
内 容:東洋と西洋を結ぶ道、シルクロード。ここから生まれた文化と芸術を多面的に紹介します。
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/index.html

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● 高浜市やきものの里かわら美術館
館蔵古瓦展−古代から中世へ−
期 間:平成19年2月22日(木)〜4月22日(日)
http://www.kawara-museum.takahama.aichi.jp/index.htm

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2007年1月17日 (水)

考古学フォーラム情報BOX183

::: 2007.1.17 :::

★ 発掘調査========
● 小牧市:上御園遺跡発掘調査現地説明会
 今回の調査では小牧山城城下町の町割を区画する溝、掘立柱建物、井戸などが確認され、当時の町屋の規模が判明しました。公開する現場は、最後に調査を行った約800平米分ですが、ここでは2期分の掘立柱建物4棟、柵列3列、井戸5基が確認されています。
日 時:平成19年1月13日(土) 午後2時から(1時間程度)
 ※ 13日に中止した場合、翌14日(日)午後2時に順延します。
場 所:上御園遺跡発掘調査現場(小牧市掘の内五丁目地内)
問い合わせ:小牧市教育委員会文化振興課文化財係 0568−76−1189
当日の問い合わせ: 090−4113-3404

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 岐阜県恵那市岩村城と城下町の見学会
 やや交通の便に難があるため二日間で計画しましたが、どちらか一日でも結構です。関心のある方はぜひご参加くださいますようご案内します。
 参加を希望する方は、三宅(M-GOJI01@enat.org)までご連絡ください。なお、宿舎を確保する必要があるため、宿泊を希望される方は1月20日ごろまでにご連絡ください(※末尾に連絡用のフォームを用意しましたのでご利用ください)。
趣 旨:
 岩村城は、岐阜県の東部に位置する、岩村藩2万石(後に3万石)の山城です。戦国期に国人遠山氏によって築かれ、織豊期には遠山氏から秋山虎繁、河尻秀隆、団忠正、森?、田丸直昌とめまぐるしく城主が変わりました。
 現在の城郭および城下町は、関ヶ原合戦後に入封した大給松平氏によって整備されたものと推定されます。その形態は良好に残されており、商人町は重要伝統的建造物群保存地区になっています。地元では河尻秀隆による城下町整備の伝承もあり、城下町の原型が天正3年〜10年の河尻氏時代にさかのぼる可能性も否定できません。山城も各所で織豊期以前に遡る遺構を観察することができます。
 東海地方の小領主の居城と城下町として興味深い事例ですが、学術的には商人町の部分が重伝建地区選定に伴って建築学的な調査が行われているほかはほとんど手付かずの状態です。この機会に多くの方に見ていただき、ご意見をいただき
たいと存じます。
日 程:
2007年2月10日(土)
 12:15 岩村駅集合 ※昼食は事前に済ませておいてください
 12:15〜15:30 城下町踏査
 15:30〜17:00 検討会(岩村振興事務所(旧岩村町役場))
  ※岩村城及び城下町絵図数点を実見の予定
  ※一部は岩村歴史資料館に展示されているので、資料館を見学後会場に移動
   します
 17:00〜17:30 恵那駅前に移動 引き続き懇親会
11日(日)
 09:00〜09:30 恵那駅前に集合後、車で岩村歴史資料館前へ移動
 09:00〜11:30 岩村城踏査
 12:00 岩村駅で解散
(オプション)
 12:00〜 昼食後、希望者のみで車で周辺の史跡見学
  ※コースは次の二つのうちどちらか一つを考えていますが、参加者の希望や
   都合により適宜変更します。
    案1)明知城→小里城(瑞浪市)→妻木城(土岐市)→JR土岐市駅解散
        ※ただし、時間の関係で、見学は山麓の居館及び城下町のみ
    案2)苗木城および城下町→JR中津川駅解散
宿 泊:申し込まれた方には、こちらで手配し後ほど連絡します
懇親会:1日目終了後JR恵那駅前で行います

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● 静岡市埋蔵文化財センター
企画展13「蒲原城跡展」
蒲原城について展示し、その時代性と性格について検証する。
期 間:平成19年1月7日(日)〜平成19年3月18日(日)
http://www.city.shizuoka.jp/deps/kenko/bunkazai/maizou/index.html

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● 田原市博物館
平常展「田原の歴史 里帰り川地遺跡出土品展」
 このたび、平成5年度におこなわれた愛知県埋蔵文化財センター調査の出土資料が田原市に譲渡されたことを記念して展示するものです。
期 間:平成18年12月14日(木)〜平成19年2月4日(日)
http://www.taharamuseum.gr.jp/

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● 鈴鹿市考古博物館
企画展「赤く塗られた土器」
 この展示では、伊勢湾沿岸で出土した「赤い土器」を展示します。
期 間:1月13日(土)〜3月11日(日)
★ 講演会「伊勢湾と赤い土器」
日 時:2月11日(日)午後2時から
講 師:赤塚 次郎 先生(愛知県埋蔵文化財センター)
http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/museum/

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2007年1月 8日 (月)

考古学フォーラム情報BOX182

::: 2007.1.8 :::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会(東三河部会)1月定例会
日 時:平成19年1月11日(木) 19:30〜
場 所:豊川市埋蔵文化財事務所
内 容:
・報 告 19:30〜20:10
「平手町遺跡第3次発掘調査」野澤則幸(名古屋市見晴台考古資料館)
※名古屋市北区平手町遺跡の調査報告。弥生中期〜後期の方形周溝墓群、環壕、区画溝や自然流路が検出され、土器・石器のほか、網代カゴ、骨角器、貝類などが出土しています。
・研究発表 20:10〜20:50
「16世紀初頭の土師器皿に関する一考察」岩山欣司(新城市教育委員会)
※岩山氏による土師器皿発表の第2弾です。みなさまからの忌憚ないご意見をお待ちしています。
問合せ:岩原 剛 gonao773@ybb.ne.jp

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● 第5回三河の山林・山岳寺院検討会
開催日:平成19年1月13日(土)
検討場所:大知波峠廃寺(静岡県湖西市)、石巻山(豊橋市)
集合場所と時間:
・お車の方:AM10:00に石巻山中腹の駐車場へ
 ※集合場所地図:http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi6118902070106001520
・電車の方:AM9:30に豊橋駅西口(新幹線側)のエスカレーターを降りたところに集合してください。
※お願い 電車利用の方は車でお送りしますが、人数に限りがありますので、かならず事前に下記の岩原までメールでその旨をご連絡下さい。
日 程:
9:30 電車の方、豊橋駅西口へ
10:00 石巻山中腹の駐車場に全員集合
10:30 大知波峠廃寺へ
12:00 昼食(各自持参)
13:00 石巻山検討
15:30 石巻山駐車場にて解散
★大知波峠廃寺と石巻山の概要
・大知波峠廃寺
 三河と遠江の国境にあたる弓張山系の尾根近くにあります。池(湧水)を中心に10〜11世紀にかけて堂宇が展開し、中世には活動を終えたと考えられています。湖西市教育委員会の積極的な取組みにより、石積み基壇の礎石建物跡ほかが検出され、国史跡に指定されました。古代末における山林寺院の代表例として、論文などでもたびたび取り上げられています。また、寺跡からは浜名湖方面の大パノラマを楽しむことができます。
・石巻山
信仰の対象として敬われてきた山で、山上と山麓に式内社石巻神社が鎮座します。山頂は巨大な岩塊でできており、ここが修験の聖地として信仰されてきた歴史を持ちます。また山頂からは豊川の下流域を広く望むことができます。石巻神社山上社の奥には奥の院があります。
ご案内:後藤建一さん(湖西市教育委員会)
ゲスト:上原真人さん(京都大学大学院教授)
古代寺院全般に造詣が深く、山林寺院に関するご論考も多々あります。
★その他
・昼食は各自で持参してください。
・豊橋駅から乗車される方は、かならず岩原あてにその旨をメールしてください。
・大知波峠廃寺は下車後徒歩5分ほど、石巻山は頂上まで30分ほどです。
・はじめての方の参加を歓迎しますので、広く声をおかけください。本会のモットーは、「来るものは拒まず、去るものは追わず」です。
問合せ:岩原 剛 gonao773@ybb.ne.jp

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● 南山大学人類学博物館
★ 公開講演会
下記の通り、人類学博物館主催の公開講演会を開催いたします。
どなたでも無料でご参加頂けますので、ぜひご参加ください。
日 時:2007年1月11日(木) 18:00〜19:30
「大昔の濃尾平野をさぐる」
講 師:糸魚川淳二氏(名古屋大学名誉教授)
 濃尾平野はわれわれに豊かな恵みを与えてくれています。どのようにしてできたのでしょうか。その歴史を物語る証拠は地下に隠されています。温泉がでるのはなぜ?東海地震が起こったら?など、身のまわりのことも含めて、そしてまわりの地域とも関連させて、その成り立ちを追ってみたいと思います。
※参加ご希望の方はハガキか電話にて下記までお申込みください。当日参加でも結構です。
会 場:南山大学名古屋キャンパス MB1教室
★ 南山大学人類学博物館オープン・リサーチ・センター事業
シンポジウム『様々な博学連携』
 博物館と学校との連携「博学連携」をテーマにしたシンポジウムを開催いたします。
 学校において「総合的な学習の時間」が導入され、また、博物館側の意識改革とも相俟って、博学連携の機運が高まり、いまや多くの実践例が蓄積されつつあります。
 本シンポジウムでは、そうした実践を通じての成果と問題点を出し合い、今後どのように発展させていくべきか、あるいは、これから実践を始めようとする館にとって、指針となるような情報を提供する場としたいと思います。
「博学連携」は、それを行う博物館の性格や、どのレベルの学校と連携するかによって様々です。今回のシンポジウムでは、3つの異なる組合せをとり上げ、
それぞれの取り組みについて紹介してもらいます。
また、丹青研究所からは、全国の博学連携の事例をご提供、ご紹介いただきます。
日 時:2007年1月13日(土) 13:00〜17:30
会 場:南山大学名古屋キャンパス DB1教室
受付:12:30〜
参加費:無料
基調報告
「大学と美術館との連携」前田ちま子 (名古屋芸術大学)
「大学博物館と高校との連携」黒沢 浩 (南山大学)
「博物館と小中学校との連携」可児光生 (美濃加茂市民ミュージアム)
「博学連携の現状」里見親幸・石川貴敏 (丹青研究所)
討 議 「様々な博学連携」
お問合せ:
南山大学人類学博物館
466-8673 名古屋市昭和区山里町18
 TEL 052-832-3111(内線)445
 ※月曜日〜土曜日 10:00〜16:30

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● 土岐市美濃陶磁歴史館
企画展『織部−近世窯業の黎明−』
 織部は、その大胆な装飾性から日本人のやきもの観を変革したやきものであることは広く知られています。それは歪みや様々な平面形をもつ左右非対称の形、複数の釉薬の使用による鮮やかな色彩、具象的あるいは抽象的な文様等、それまでのやきものにはなかった斬新な意匠を評価されてのことです。また織部は美濃窯のなかでも限られた窯で、茶道具を中心として集中的かつ大量に生産されたことも明らかになってきました。
 今回の企画は、こうした織部の特徴を桃山時代という新しい時代を象徴するものとして捉え評価するとともに、多彩な織部の世界と生産の様相を合わせて展覧します。
期 間:平成18年12月15日(金)〜平成19年2月18日(日)
http://www.city.toki.gifu.jp/wcore/hp/page000000600/hpg000000536.htm


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