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2007年1月 8日 (月)

考古学フォーラム情報BOX182

::: 2007.1.8 :::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会(東三河部会)1月定例会
日 時:平成19年1月11日(木) 19:30〜
場 所:豊川市埋蔵文化財事務所
内 容:
・報 告 19:30〜20:10
「平手町遺跡第3次発掘調査」野澤則幸(名古屋市見晴台考古資料館)
※名古屋市北区平手町遺跡の調査報告。弥生中期〜後期の方形周溝墓群、環壕、区画溝や自然流路が検出され、土器・石器のほか、網代カゴ、骨角器、貝類などが出土しています。
・研究発表 20:10〜20:50
「16世紀初頭の土師器皿に関する一考察」岩山欣司(新城市教育委員会)
※岩山氏による土師器皿発表の第2弾です。みなさまからの忌憚ないご意見をお待ちしています。
問合せ:岩原 剛 gonao773@ybb.ne.jp

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● 第5回三河の山林・山岳寺院検討会
開催日:平成19年1月13日(土)
検討場所:大知波峠廃寺(静岡県湖西市)、石巻山(豊橋市)
集合場所と時間:
・お車の方:AM10:00に石巻山中腹の駐車場へ
 ※集合場所地図:http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi6118902070106001520
・電車の方:AM9:30に豊橋駅西口(新幹線側)のエスカレーターを降りたところに集合してください。
※お願い 電車利用の方は車でお送りしますが、人数に限りがありますので、かならず事前に下記の岩原までメールでその旨をご連絡下さい。
日 程:
9:30 電車の方、豊橋駅西口へ
10:00 石巻山中腹の駐車場に全員集合
10:30 大知波峠廃寺へ
12:00 昼食(各自持参)
13:00 石巻山検討
15:30 石巻山駐車場にて解散
★大知波峠廃寺と石巻山の概要
・大知波峠廃寺
 三河と遠江の国境にあたる弓張山系の尾根近くにあります。池(湧水)を中心に10〜11世紀にかけて堂宇が展開し、中世には活動を終えたと考えられています。湖西市教育委員会の積極的な取組みにより、石積み基壇の礎石建物跡ほかが検出され、国史跡に指定されました。古代末における山林寺院の代表例として、論文などでもたびたび取り上げられています。また、寺跡からは浜名湖方面の大パノラマを楽しむことができます。
・石巻山
信仰の対象として敬われてきた山で、山上と山麓に式内社石巻神社が鎮座します。山頂は巨大な岩塊でできており、ここが修験の聖地として信仰されてきた歴史を持ちます。また山頂からは豊川の下流域を広く望むことができます。石巻神社山上社の奥には奥の院があります。
ご案内:後藤建一さん(湖西市教育委員会)
ゲスト:上原真人さん(京都大学大学院教授)
古代寺院全般に造詣が深く、山林寺院に関するご論考も多々あります。
★その他
・昼食は各自で持参してください。
・豊橋駅から乗車される方は、かならず岩原あてにその旨をメールしてください。
・大知波峠廃寺は下車後徒歩5分ほど、石巻山は頂上まで30分ほどです。
・はじめての方の参加を歓迎しますので、広く声をおかけください。本会のモットーは、「来るものは拒まず、去るものは追わず」です。
問合せ:岩原 剛 gonao773@ybb.ne.jp

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● 南山大学人類学博物館
★ 公開講演会
下記の通り、人類学博物館主催の公開講演会を開催いたします。
どなたでも無料でご参加頂けますので、ぜひご参加ください。
日 時:2007年1月11日(木) 18:00〜19:30
「大昔の濃尾平野をさぐる」
講 師:糸魚川淳二氏(名古屋大学名誉教授)
 濃尾平野はわれわれに豊かな恵みを与えてくれています。どのようにしてできたのでしょうか。その歴史を物語る証拠は地下に隠されています。温泉がでるのはなぜ?東海地震が起こったら?など、身のまわりのことも含めて、そしてまわりの地域とも関連させて、その成り立ちを追ってみたいと思います。
※参加ご希望の方はハガキか電話にて下記までお申込みください。当日参加でも結構です。
会 場:南山大学名古屋キャンパス MB1教室
★ 南山大学人類学博物館オープン・リサーチ・センター事業
シンポジウム『様々な博学連携』
 博物館と学校との連携「博学連携」をテーマにしたシンポジウムを開催いたします。
 学校において「総合的な学習の時間」が導入され、また、博物館側の意識改革とも相俟って、博学連携の機運が高まり、いまや多くの実践例が蓄積されつつあります。
 本シンポジウムでは、そうした実践を通じての成果と問題点を出し合い、今後どのように発展させていくべきか、あるいは、これから実践を始めようとする館にとって、指針となるような情報を提供する場としたいと思います。
「博学連携」は、それを行う博物館の性格や、どのレベルの学校と連携するかによって様々です。今回のシンポジウムでは、3つの異なる組合せをとり上げ、
それぞれの取り組みについて紹介してもらいます。
また、丹青研究所からは、全国の博学連携の事例をご提供、ご紹介いただきます。
日 時:2007年1月13日(土) 13:00〜17:30
会 場:南山大学名古屋キャンパス DB1教室
受付:12:30〜
参加費:無料
基調報告
「大学と美術館との連携」前田ちま子 (名古屋芸術大学)
「大学博物館と高校との連携」黒沢 浩 (南山大学)
「博物館と小中学校との連携」可児光生 (美濃加茂市民ミュージアム)
「博学連携の現状」里見親幸・石川貴敏 (丹青研究所)
討 議 「様々な博学連携」
お問合せ:
南山大学人類学博物館
466-8673 名古屋市昭和区山里町18
 TEL 052-832-3111(内線)445
 ※月曜日〜土曜日 10:00〜16:30

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● 土岐市美濃陶磁歴史館
企画展『織部−近世窯業の黎明−』
 織部は、その大胆な装飾性から日本人のやきもの観を変革したやきものであることは広く知られています。それは歪みや様々な平面形をもつ左右非対称の形、複数の釉薬の使用による鮮やかな色彩、具象的あるいは抽象的な文様等、それまでのやきものにはなかった斬新な意匠を評価されてのことです。また織部は美濃窯のなかでも限られた窯で、茶道具を中心として集中的かつ大量に生産されたことも明らかになってきました。
 今回の企画は、こうした織部の特徴を桃山時代という新しい時代を象徴するものとして捉え評価するとともに、多彩な織部の世界と生産の様相を合わせて展覧します。
期 間:平成18年12月15日(金)〜平成19年2月18日(日)
http://www.city.toki.gifu.jp/wcore/hp/page000000600/hpg000000536.htm


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