考古学フォーラム情報BOX179
::: 2006.11.30 :::
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 静岡県考古学会西部例会12月・1月の予定
12月2日(土) 講演『越州青磁の窯跡について』 平野吾郎
1月13日(土) 浜松市・井通遺跡 県埋文:丸杉俊一郎
(仮題)古墳時代の東海と馬具 県教委:大谷宏治
※2月は休会、3月は3月3日(土)に開催する予定です。
場 所:磐田市ふれあい会館 磐田市国府台493−1 電話:0538−32−5025
時 間:14:00〜16:00
会 費:1回200円 予約不要
なお、12月2日の例会後、17時から忘年会を予定しております。会場は磐田市内、予算は一人5〜6千円程度を予定しています。出席される方は、11月29日(水)までに下記連絡先へ申し込んで下さい。
なお、当日は磐田駅南口から13:30に例会会場への送迎車がでます。ご利用の方は合わせて申し付けください。
連絡先:田村隆太郎((県埋文袋井整理事務所)
TEL0538−41−0010 FAX 0538−41−0020
http://www.s-kouko.org/
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● 南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター 弥生部会シンポジウム
「周溝墓研究の東西交流」
周溝墓は弥生時代の墓制の中で、代表的なものの一つと考えられています。そして、従来は、研究の方向性として、周溝墓の型式学的な研究と社会構成史的な研究とに分かれて進められてきました。しかし、この2つの研究方向は決して矛盾するものではありません。むしろ、2つの研究方向の総合化を図ることが考えられるべきでしょう。
さらに、周溝墓の研究が周溝墓の域内だけで行われるのではなく、周溝墓をもたない地域における墓制との比較検討することによって、新たな周溝墓研究が見出せる可能性があります。
本シンポジウムでは、そのような観点から周溝墓研究を見直し、稲作農耕受容後の日本列島社会の動態をしる手がかりを得たいと思います。
日 時:2006年12月16日(土)・17日(日)
場 所:南山大学名古屋キャンパスMB2教室(16日)
南山大学名古屋キャンパスE11教室(17日)
日 程:
・12月16日(土)13:00〜17:30
12:30 受付開始
13:00 開始
関西における周溝墓研究 藤井整(京都府教育委員会)
関東における周溝墓研究 立花実(伊勢原市教育委員会)
★資料紹介 関西の周溝墓 藤井整
中部高地における周溝墓研究 青木一男(千曲市立埴生小学校)
北陸における周溝墓研究 前田清彦(鯖江市教育委員会)
★資料紹介 関東の周溝墓 立花実
東海西部における周溝墓研究 宮腰健司(愛知県埋蔵文化財センター)
・12月17日(日)10:00〜15:30
9:30 受付開始
10:00 開始
東海東部における周溝墓研究 篠原和大(静岡大学)
関東における周溝墓研究の課題 伊丹徹(神奈川県教育委員会)
関西における周溝墓研究の課題 若林邦彦(同志社大学)
討議 司会・進行:石黒立人(愛知県埋蔵文化財センター)、黒沢浩(南山大学)
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● 名古屋東アジア史研究会第二回開催について
日本国内にとどまらず、広く東アジア世界を対象とした内容について、みなで考える会にしたいと思います。具体的には、東アジアをフィールドとした研究の発表、日本国内の研究に対する東アジア史的な視点からの評価、研究情報の交換などを考えています。日ごろ、日本国内からの視点、地方研究という視点から考えがちないろいろな研究について、東アジアからの視点を導入することで、新鮮な視角を得ることができれば、という気持ちです。また、この会に参集していただくことにより、東アジア史的視点をもった、これまでにない研究が生まれれば、とも思っています。ぜひ、ご参集ください。
日 時:2006年12月11日(月) 18時より
場 所:南山大学 第一研究棟4階、エレベーターホール右奥の会議室
内 容:松原隆治氏(星城大学経営学部助教授)
「モンゴル考古学事情—オラーン・オーシグ遺跡を中心にー」
※ なお、当日資料代金として、300円をおねがいいたします。
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