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2006年9月26日 (火)

考古学フォーラム情報BOX172

::: 2006.9.26 :::

◆ 展示会・講演会・研究会========
● 静岡県考古学会・西部例会
日 時:10月7日(土)
内 容:
・「磐田市・岩室中世墓」木村弘之
・「東日本の初期農耕を考える」佐藤由紀男
場 所:磐田市ふれあい会館 
(静岡県磐田市国府台493-1 電話:0538-32-5025)
問い合わせ:安藤 寛(電話:090-1565-3521)
      田村隆太郎(電話:0538-41-0010・県埋文袋井整理事務所)
http://www.s-kouko.org/

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●第14回春日井シンポジウム
「海人たちの世界—東海の海の役割—」
11月11日(土)13:00〜16:30
「東海の河川の水人たち」兼康保明氏(滋賀民俗学会理事)
「東海最大の大西貝謎-牟呂貝塚群形成の背景—」岩瀬彰利氏(豊橋市美術博物館)
「伊勢・志摩・熊野と海人の考古学」穂積裕昌氏(三重県埋蔵文化財センター)
「日本文化にとっての海人」森浩一氏(考古学者)
11月12日(土)10:00〜16:45
「尾張海人の実像を甚目氏に探る」八賀晋氏(三重大学名誉教授)
「文献から推理する知多・三河の海人像」福岡猛志氏(日本福祉大学教授)
「熊野の捕鯨と志摩の海女」野村史隆氏(鳥羽市教育委員会)
「大王と海部」和田萃氏(京都教育大学教授)
※ 8月1日〜10月31日まで事前申し込み必要
★ 文化財特別展
「春日井の古墳」
期 間:11月8日(水)〜11月19日(日)
会 場:春日井市文芸館・ギャラリー(文化フォーラム春日井)
http://www.city.kasugai.aichi.jp/kyoikuiinkai/bunkazai/gui-h1_1.html

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● 可児郷土歴史館
「岐阜県の縄文土器」
期 間:9月30日(土)〜11月26日(日)
★ 記念講演会
・ 「炉畑遺跡出土の縄文土器型式について」西村勝広氏(各務原市埋蔵文化財調査センター)
日 時:10月14日(土) 午後1時30分〜
場 所:久々利公民館(可児郷土歴史館隣)
・ 「縄文人のくらしを見直す」吉田英敏氏(日本考古学協会会員)
日 時:11月11日(土) 午後1時30分〜
場 所:久々利公民館(可児郷土歴史館隣)
http://www.city.kani.gifu.jp/gakushuu/bunsin/rekisikan1/top.htm

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● 静岡市立登呂博物館
第34回特別展「登呂ムラの出現」−静岡・清水平野の中の登呂遺跡−
期 間:平成18年10月1日(日)〜11月30日(木)
内 容:
 静岡市内の遺跡の発掘調査が進み、あわせて登呂遺跡の再発掘調査が実施される中で、改めて登呂の集落はどのように出現し、またどんなムラであったのかを見直し、その実像に迫る。
場 所:博物館2階 特別展示室
http://www.city.shizuoka.jp/deps/kyouiku/torohaku/index.htm

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● 静岡市埋蔵文化財センター
企画展12「片山廃寺跡展」
期 間:平成18年10月1日(日)〜平成18年12月17日(日)
国史跡片山廃寺跡の出土遺物を展示し、その時代性や性格について検証する。
http://www.city.shizuoka.jp/deps/kenko/bunkazai/maizou/index.html

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● 鈴鹿市考古博物館
特別展「不思議な石の道具たち」
期 間:平成18年10月7日(土)〜12月10日(日)
 縄文時代の石器には使用目的が不明な石棒・石冠などがあり、祭祀儀礼に用いられた心の道具だと考えられています。
 鈴鹿市内の平田遺跡から出土した石刀を中心に不思議な石の道具を紹介し、縄文人の精神世界を思い描きます。
★ 講演会「心の石器を探る」
日 時:10月8日(日)午後2時から
講 師:奥 義次 先生(三重県埋蔵文化財センター)
http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/museum/

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2006年9月13日 (水)

考古学フォーラム情報BOX171

::: 2006.9.13 :::

★ 発掘調査========
●犬山市:東之宮古墳現地説明会
日 時:9月18日(日曜日) 午前11時から、午後は2時からの2回。
場 所:東之宮古墳(白山平山頂)
http://ukigami.com/

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● シンポジウム「二俣城と北遠の城」
 新市の博物館群をめぐる巡回展「はままつの城」の開催に伴い、天竜・二俣城と北遠の城郭群のこれまでの調査研究成果と、今後の整備・活用を考えるシンポジウムを開催します。
開催日時:9月23日(土) 午後1時30分〜午後4時30分<開場:午後1時>
 13:30〜14:10 <講演> 織豊期城郭研究会 加藤理文
 14:10〜14:50 <講演> 浜松市立高等学校教諭 坪井俊三
 休憩
 15:00〜16:30 シンポジウム
  パネリスト:
  織豊期城郭研究会 加藤理文
  株式会社フジヤマ 環境文化部部長 柴田 稔
  静岡中世城郭調査研究会事務局長 関口 宏行
  浜松市立高等学校教諭 坪井俊三
開催場所:天竜壬生ホール(浜松市二俣町二俣20−2)
定 員:400人(うち、200名は当日先着)
(現在200名について、博物館にて事前受付中)
お問合せ・お申し込み:浜松市博物館 〒432-8018 浜松市蜆塚四丁目22番1号
  TEL 053-456-2208  FAX0 53-456-2275

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● 静岡県立美術館
「世界遺産 ナスカ展」
期 間:2006年9月12日(火)〜10月30日(月)
南米の神秘に迫る! バーチャルシアターで地上絵を体感!!
 本展覧会では、この地上絵をつくったナスカの人々の驚くべき文化の謎に迫ります。
最先端の科学情報とともに展示する1300年前のナスカ人の子供のミイラをはじめ、本展のために修復をした刺繍付きの大型マント、ナスカ人の暮らしぶりを伝える彩色土器など約200点の多彩な考古遺物をご覧いただきます。また会場では、ナスカの地上絵とそれが刻印された乾いた砂漠の大地を、最先端CGで再現し、体感型バーチャルシアターで上映いたします。ハイクオリティの映像で再現された地上絵と、彼らが残した遺物から、ナスカ人の想像力と世界観に触れてみてください。
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/topj.html

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● 岐阜県ミュージアムひだ
特別展 「縄文人って なかなかすごい!!〜わくわく徳山縄文ワールド〜」
期 間:2006年9月16日(土)〜10月22日(日)
徳山ダム建設に伴う発掘調査の成果を紹介します。揖斐川町徳山地区で発掘された縄文時代の出土資料のうち、約700点を展示します。徳山の縄文時代の遺物をまとめてみることができるはじめての展示となります。飛騨の縄文土器なども展示しています。
会 場:岐阜県ミュージアムひだ 企画展示室

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2006年9月 6日 (水)

考古学フォーラム情報BOX170

::: 2006.9.6 :::

★ 発掘調査========
● 高山市:野内遺跡現地説明会
日 時:平成18年9月9日(土) 午前10時30分〜正午 (小雨決行)
場 所:高山市上切町地内  高山市三枝小学校の西約1㎞
交通手段:
・主要地方道73号高山清見線から北へ約0.5㎞。駐車場は現場東側駐車場を利用
・JR高山駅から高山市福祉バス「のらまいかー」北線右回り
 「上切町上」下車徒歩約5分
※ 現場周辺の駐車スペースには限りがありますので、お車でお越しの場合はなるべく乗り合わせにてお願い致します。
見どころ:
・ナスビ形鍬、曲物底板などの多彩な木製品が出土!(弥生〜古墳時代の水田跡)
・曲物、下駄、馬形代などの木製品が出土!(奈良〜平安時代の水田跡)
・県内屈指、飛騨地方では最大規模の木製品出土遺跡
・古墳時代初頭の竪穴住居跡1軒を発見
問い合わせ先:
財団法人岐阜県教育文化財団文化財保護センター 飛騨出張所TEL(0577)72-4784
当日は、野内遺跡現場事務所 TEL(0577)35−9530へ

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● 豊川市:下六光寺遺跡現地説明会のお知らせ
 豊川市教育委員会では、平成18年1月から9月末の予定で下六光寺遺跡の発掘調査を実施しています(豊川西部土地区画整理事業に伴う事前調査、調査面積3300平米)。
 本遺跡は、平成15年度から継続的に調査を行っており、弥生時代後期〜古墳時代初頭の集落遺跡であることが分かっています。この時期の竪穴住居跡が今回の調査で24棟、過去の調査分を含めると67棟確認されています。
 この時期以外には、奈良時代の掘立柱建物跡が過去の調査分を含めて8棟、竪穴住居跡が3棟確認されており、近在する三河国府、三河国分二寺などの官衙・寺院との関係が注目されます。
 また、平安時代中頃の土坑墓が1基確認され、灰釉陶器などの副葬品と一緒に皇朝十二銭の一つ「貞観永宝」(※初鋳870年)が2点出土しました。これは県内では初めての出土例となります。
 このほか、縄文早期と推定される煙道付炉穴4基や落し穴状遺構5基、旧石器も多数出土しており、旧石器時代から律令期にかけての多種多様な遺構・遺物が確認されています。
日 時:平成18年9月9日(土)午前10時から11時まで
場 所:下六光寺遺跡発掘調査現場(豊川市八幡町下六光寺地内)
 ※名鉄国府駅徒歩15分、電車で来られる方は国府駅東口から誘導員の指示で来ると現場に着きます。
 車の方は、三河国分寺跡を目指して来ると、付近から誘導員が立っています。
・問合せ:豊川市教育委員会生涯学習課 担当:林・前田 電話0533−93−0153

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◆ 展示会・講演会・研究会========
● 三河考古学談話会東三河部会 9月定例会
日 時:9月14日(木) 午後7時30分から
場 所:豊川市埋蔵文化財事務所
内 容:
調査報告 「田原市二ツ坂古窯跡の発掘調査の概要」増山禎之(田原市教育委員会)
※ポイント:計6基の窯が発見され、12世紀中葉の窯、2基は碗・甕の併焼、13世紀の窯、4基は茶碗、甕専用窯で、渥美窯の全盛期の生産構造を明らかにする調査事例となりました。
研究発表「三河国府の再検討」林 弘之(豊川市教育委員会)
※ポイント:三河国府の最新の調査成果をふまえ、過去の調査成果も再検討しながら、実態に迫ってみます。中間報告とさせていただきますが、その成果を三河考古にまとめたいと考えています。
その他
 ・「三河の山林山岳寺院検討会」の活動計画について
 ・発掘調査、展示、研究会案内など

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◆ ◆ お知らせ========
● 豊田市職員採用のお知らせ
豊田市では、埋蔵文化財担当者職員の社会人採用を行います。
受験資格は以下の通りです。
※昭和46年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた人
※学芸員資格を有する人
※発掘調査・整理作業の経験が、平成18年8月末時点で5年以上ある人
  常勤として2月以上継続して従事した期間が該当。複数の場合は通算可。
  アルバイトでも「常勤」ならば可。
  大学在学中でも2月以上連続して関わった調査・整理は通算可。
  (あとで先生などの証明が必要)
 9月前半には、全国の関係機関へ募集要項が届く予定です。詳しくは9月6日以降の豊田市HPでご確認ください。ただし、あくまでも行政職としての採用なので、文化財行政全般の雑務や人事異動も1回は覚悟が必要。発掘べったりを望む人にはあまりおすすめできません。求めているのは、行政の枠組みの中でその利点を活かして「文化財は自分が引っ張る」という気概・やる気のある人材です。
 申込受付期間が9月27日と短いため、皆さんの周知をお願いします。

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