考古学フォーラム情報BOX163
::: 2006.6.18 :::
◆ 展示会・講演会・研究会========
● 愛知県埋蔵文化財センター創立20周年記念企画展
平成17年度に創立20周年を迎えた愛知県埋蔵文化財センターの記念事業として、これまで当センターが発掘調査を行った尾張地域の遺跡を中心に、原始時代から近世にかけての集落遺跡と焼きものなどの名品を紹介し、当地域の暮らしと技の移り変わりを概観します。
全国的に著名な「朝日遺跡」(清須市ほか)の発掘調査をもとに、弥生時代の土器や石器、骨角器、金属器、木製品の製作技術につて、最新の調査や研究成果をふまえて展示紹介します。
また展示期間中、土器に触れたり、石器を実際に使ったりして「弥生のモノ作り」を学ぶことのできる体験型学習も実施します。
展示内容:
1)ムラとやきものの移り変わり(第1展示室)
2)弥生'モノ作り 朝日遺跡のハンディクラフト(特別展示室)
3)平成17年度 愛知県埋蔵文化財センター新出土品展(第2展示室)
開催期間:2006年6月24日(土)〜 2006年 9 月24日(日)
開催場所:愛知県陶磁資料館 本館第1・第2展示室、特別展示室
★ 記念講演会・座談会
**事前申込不要・聴講無料
会 場:愛知県陶磁資料館 本館講堂
日 時:2006年7月23日(日)
講演会: 午後2時から午後3時
座談会: 午後3時から午後4時
テーマ:「弥生都市とモノ作り」
・講演会:広瀬和雄氏(国立歴史民俗博物館 教授)
座談会:
司 会 赤塚次郎(愛知県埋蔵文化財センター)
パネリスト
広瀬和雄氏(国立歴史民俗博物館 教授)・蔭山誠一(愛知県埋蔵文化財センター)・宮腰健司(愛知県埋蔵文化財センター)
★ 体験ブログラム
**事前申込必要
会 場:愛知県陶磁資料館 展示説明室
・「石器の使い心地」 2006年7月30日(日)
磨製石斧で木を削り穴を開けます。また石刃で皮を切り石錐で穴をあけて「しおり」を作ります。
* 応募締切: 6月30日(消印有効)
・「パレス壺の製作」 2006年8月13日(日)
パレススタイルの土器を作り、赤く着色します。希望される方は焼成(野焼き)を8月19日に実施する予定です。
*応募締切: 7月13日(消印有効)
・「石器と骨角器の製作」 2006年8月27日(日)
下呂石製の刃器を作り、使った刃器を使って骨角器を制作します。
*応募締切: 7月27日(消印有効)
・・・応募方法
往復はがきに氏名・年齢、住所・電話番号と参加希望コース・希望時間(午前・午後)を記入の上、愛知県陶磁資料館 学芸課へ申込んでください。
・展示解説のみに参加を希望される方は、事前申込不要です。
* 応募にあたってのお願い
・申込は1組あたり1名から3名までとしてください。
(1組あたり完成品1個分の材料と道具を準備し、制作を行います)
・小学生以下の参加希望者には保護者の方が同伴してください。
定 員
・各コース・各時間とも定員30組(応募多数の場合は抽選といたします。)
* 参加料
・保険料(当日徴収)・手袋(軍手)・タオルを持参してください。
・展示解説への参加を希望される方は、観覧料が必要となります。
★ 体験型学習
** 事前申込不要・聴講無料。ただし、観覧料が必要となります。
会 場:愛知県陶磁資料館 特別展示室
日 時:2006年8月1日(火)〜8月31日(木)
午前10時から午後4時:随時
テーマ:「古代の技術に触れる」
展示室内で「弥生'モノ作り」の展示資料を見ながら、土器に文様を描いたり、石器で木を削る体験ができます。
★ シンポジウム
** 事前申込必要・聴講無料
会 場:愛知県陶磁資料館 本館講堂
日 時:2006年9月17日(日)
午前10時から午後4時
テーマ:
「『モノ作り』からみた東海弥生社会の特質」
講 師:
石黒立人(愛知県埋蔵文化財センター)
永井宏幸(愛知県埋蔵文化財センター)
樋上 昇(愛知県埋蔵文化財センター)
川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター)
赤塚次郎(愛知県埋蔵文化財センター)
原田 幹(愛知県教育委員会文化財保護室)
・・・ 応募方法
・ 応募締切:8月17日(消印有効)
・ 往復はがきに参加者全員の氏名・住所・電話番号を記入の上、愛知県陶磁資料館 学芸課へ申込んでください。
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